15-7 ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)
パリで最も集客力があると言われる、美術館、映画館、図書館などで構成される複合文化施設で、伝統的な街並みに刃向かうような挑戦的な外観が特徴的です。建物についてはいずれご紹介する機会があるかと思いますが、今回はその前の池のある広場を取り上げています。
池の中に何体かのアートがご覧になれると思いますが、手前にある毒々しいまでに真っ赤な唇をはじめ、美しいと言うよりはグロテスクな作品が目立ちます。しかも、それらは回転しながら水を噴き上げていて、グロテスクさをより際だたせています。
(画像はクリックすると拡大します)
こういう毒を持った、不気味な作品でもパブリック・アートとして社会的に受け入れられてしまうところが、フランスという国の文化の懐の深さなのかな、などと思ってしまいました。
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