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2006.11.20

16-1 多摩川沿いの住宅街(東京都調布市)

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突き当たりに見える、草に覆われた低い堤防(サイクリング・ロードになっている)を越えてしまえば、そこは広々として陽当たりのよい多摩川の河原です。そんな恵まれた立地環境を考慮してか、この住宅地からは、どこにでも見られる建て売りの住宅開発より、ちょっとだけ頑張ってみました、という姿勢が感じられます。
まず、建ち並ぶ住宅は、外壁がどれも明るい色合いで、全体の形や壁面の位置にも統一感が見られます(同じディヴェロッパー、同じハウスメーカーが造っていればある意味当然ですが)。そして、道路と敷地の境界に高い塀は設けられておらず、最近流行のオープン外構になっていて、手入れされた植栽が美しく、各戸の庭やテラスが垣間見えて開放感があります。通りの右側に沿って、敷地の幅数十センチ程が舗装されていて、歩道として使えるような配慮もされています。
住宅地の中の道路は基本的に普通のアスファルト舗装ですが、画面いちばん手前に見られるように、所々にブロックで舗装された帯のようなものが敷かれています(画像はクリックすると拡大します)。これは「イメージ・ハンプ」と呼ばれ、ドライヴァーに注意を促し、走行速度を抑えるための工夫です。
また、「超」がつくような高級住宅地開発やニュータウンのように、電柱・電線が完全に地中化されているわけではありませんが、それらを片側に寄せてなるべく目立たないように配置するなど、多少の配慮は感じられます(実は、こうした風景を撮影する際、電柱・電線を目立たないようにするのには、いつも結構苦労しています)。
100%の環境を造ろうとすると、とんでもないコストがかかってしまう現状の中、この住宅地ではなるべくコストを抑えながら、少しでもよい環境を造ろうと努力している様子が感じられるので、高く評価したいと思います。

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