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2006.11.22

16-3 テーマパークのような住宅街(横浜市瀬谷区)

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2004年春に放映された、阿部寛さん主演のテレビドラマ「アットホーム・ダッド」のロケ地として使われた住宅街です。放映が分譲開始の時期と重なり、ドラマ自体もヒットしたので、ディヴェロッパーにとってはとてもよいプロモーションになったのではないでしょうか。
この大規模開発では、街並みが南欧風のテイストで統一されています。そして高層の集合住宅棟が敷地の外側をぐるりと取り囲んでおり、外界の醜い風景は一切目に入らないようになっています。スケール・メリットを生かした共用施設なども充実しており、まるでテーマ・パークの中にいるようです。上品な趣味とは言えないかもしれませんが、こんな環境の中で暮らしていれば毎日幸せな気分でいられそうな気がします。
ただ、問題だと思うのは、通勤・通学などで、この環境から外に出なければならない時です。たとえばここが全体的に景観が美しく整備されたニュータウンの中の一地区の開発であれば、周囲の景観との間にそれほどギャップを感じずに済むのかもしれませんが、この街は工場・倉庫群という、どちらかというと住宅地としては好ましくない環境の中に立地しています。街から一歩外に出るたび、夢の世界から憂鬱な現実に引き戻されてしまいそうな気がして、他人事ながら心配です。

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