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2006年11月

2006.11.30

16-9 パリ郊外の住宅街(フランス・ポワッシー)

169_1ポワッシーは、パリ都心部から直通の郊外電車、"RER"(エール・ウー・エール)の終点にあたる街です。ここには、ちょっとでも建築を勉強したことがある人なら誰でも知っている超有名建築家ル・コルビジェの、超有名住宅建築「サヴォア邸」があり、この風景はそこから駅までの帰り道にあたります。別に計画的に造られた住宅地でも、特別高級な邸宅街というわけでもなく、昔からある普通の市街地だと思うのですが、どこかいい感じだったので、撮ってしまったショットです。
まず、緑が豊かです。日本だったら通りと敷地の間に高い塀を張り巡らしてしまいがちですが、ここでは塀はなるべく低く抑え、ある程度の高さ以上の部分は生け垣としているので、圧迫感がなく、風景としても美しいです。電線・電柱は・・・地中化はされてないようですが、あまり目立たないですね。それから、馬車が発達していたヨーロッパの都市では細い道でも両側に歩道が設けられているのですが、ここでもその伝統はちゃんと生かされています。車いすが通れる幅かどうかはちょっと微妙ですが・・・。歩道や塀、住宅の外壁など、全体的な色合いもフランスらしく上品なクリーム色でまとまっています。
街の中から何気ない風景を部分的に切り取っても、ちゃんと魅力的に見える都市というのはうらやましいです。日本の都市も、何十年かかるかわかりませんが、いつかはそうなってほしいものです・・・。

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2006.11.29

16-8 南カリフォルニアの住宅街(米国・オーシャンサイド)

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オーシャンサイドという街は、ロサンゼルスとサンディエゴという、南カリフォルニアの2大都市の間に位置しています(2006年6月・5-3参照)。このショットは、私がかつてホームステイに行った際、少しお世話になった方が住んでいた住宅街のものです。
外国の住宅街を紹介しようとして困るのは、広域的に見たその都市の位置づけ、または都市の中でのその地区の位置づけに関する情報が得られないことです。ただ、この住宅街に関しては「ああ、あそこはお金持ちの人が住む所ね」と地元の人が言っていたらしい、ということは小耳に挟みました。
そもそも、私が米国にホームステイに行きたい、と思うようになったのは、子供の頃から見てきた、スピルバーグ作品をはじめとするハリウッド映画に出てくる郊外住宅地の環境に憧れ、是非そこで暮らしてみたかったからです。ここではそんな長年の夢が叶い、とても幸福な時間を過ごすことができました。
個人的な話はともかく、私がここやビヴァリーヒルズのような米国の郊外住宅地で最も魅力的だと思う点は、建物と街路との間に美しく芝の張られた前庭が設けられていて、街がとても開放的に感じられる点です。こうした空間は、高級住宅街「チバリーヒルズ」などでは導入されていますが、国土が狭く地価の高い日本ではなかなか真似できないことです。さらにここでは、所々に植えられたパームツリーや、オレンジ色の屋根瓦とクリーム色の外壁で統一された住宅群が、温暖な南カリフォルニアらしさを醸し出していて、とても気に入りました。

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2006.11.28

16-7 山の上の「庭園住宅」(神奈川県逗子市)

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「庭園住宅」は私が考えたコピーではなく、実際に住宅地に付いている名称の一部です。
ここは、湘南という保養地として古い歴史を持つ地域の、相模湾や富士山の眺めに恵まれた山の上にある、超高級邸宅街です。一つひとつの住宅が大きいことは画像からも窺えることでしょう。住み込みのお手伝いさん専用の部屋なんかもあるんでしょうか? 住宅はどれも思い思いのデザインで建っていて、車寄せに高級外車が2台停まっているような家もあり、ここは日本のビヴァリーヒルズか?、という感じです。かといって、バブルの徒花として知られる「チバリーヒルズ」のようなけばけばしさはなく、風景としてしっかり地に足がついているのは、湘南という土地柄と、時間の蓄積によるものなのでしょう。豊かな緑の茂り具合や、歩道のタイルの隙間からわずかに生える草にも、歴史の重みが感じられます。
大企業の重役のような方々が、ここから毎朝グリーン車で都心へ通勤しているのでしょうか? それとも黒塗りの社用車でしょうか? そもそも通勤なんてしないのでしょうか?  ここにお住まいの方々のライフスタイルは、下層社会に生きる私には想像もつきません・・・。

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2006.11.27

16-6 生け垣が魅力的な住宅街(川崎市麻生区)

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東京では人気の鉄道沿線として知られる小田急線・新百合ヶ丘駅の周辺一帯は、良好な戸建住宅地が多く開発された比較的高級な郊外住宅地ですが、その中でもこの住宅街の環境の良さは群を抜いていると思います。
まず、街路と住宅の間に、単に「生け垣」と呼ぶにはあまりにも立派な、ヴォリュームのある植栽帯が設けられています。ケヤキの高木も植えられ、実に緑が豊かです。
街路は「外界」とは異なる、やや明るい色のアスファルトで舗装され、一部にはタイルも貼られて植栽帯や敷地内との空間的な一体感を醸し出しています。また、街路が緩やかな坂道になっていて、なだらかなカーブを描いているのも、直線的な道より景観的に魅力的で、ゆとりが感じられます。実際、街路をカーブさせてしまうと、その分宅地面積の割合が減り、敷地形状が不整形になる分、建物の建てにくいデッド・スペースが増えてしまうわけですから。

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2006.11.24

16-5 街路が魅力的な住宅街(東京都日野市)

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住宅地の中の街路は、単に各戸の駐車場にアプローチする車が通るためだけにあるわけではなく、時には子供達が遊ぶ場だったり、近所の奥様方が集まって井戸端会議をする場であったり、住戸に光や風を取り入れるための庭のような空間であったりするのでしょう。この住宅地は、そうした街路の本来のあり方を追求すべく造られているように思います。
車も通る街路には、全体に大きな天然石が張られ、歩行者のために造られたプロムナードといった趣です。街路と宅地の間には豊かな植栽が設けられ、どこが境界なのかよくわからないほどで、まるで公園の中に住宅が埋もれているような素晴らしい環境です。
車はこの住宅地内の各戸の駐車場に直接アプローチする事ができますが、通り抜けることはできません。画面中央のリストバンドを巻いたような大木は、単なる植栽ではなく、行き止まりで車が引き返していくための、ロータリーの中心としての役割も果たしているのです。機能の面だけでなく、景観に対しても貢献しているところが素晴らしいと思います。ちなみに、こうした街路パターンのシステムは「クル・ド・サック」(フランス語で「袋小路」)と呼ばれています。
なお、今回の取材にあたって、人の姿があった方がいい画が撮れると思い、近所にお住まいの女性(笑)にお願いして、わざわざ前を歩いてもらいました。この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。ご協力ありがとうございました!

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2006.11.23

16-4 ゴルフコースと一体になった住宅街(千葉県)

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首都圏に位置し、山地が少ないという地理的条件を持つ千葉県は、全ゴルフ場の面積の合計が、県全体の面積の1%以上を占めてしまっているそうです(ちょっと恐ろしい気がするのですが・・・)。ここは、そんな「ゴルフ場銀座」に開発された「フェアウェイ・フロント住宅」で、地図で見ると住宅地の中にゴルフコースが食い込んでいるように(逆?)、両者が一体的に開発されています。
私はゴルフをしない人間なので、ゴルフコースのある日常というのがどれほど魅力的なものなのかは、想像がつきません。でも、ゴルフコースではなく、樹木が美しく植えられ、池なども配置された、広くなだらかな芝生の丘が庭先に広がっていると考えれば、住宅地の景観としては素晴らしいんじゃないかな、と思います。庭で洗濯物を干していたらゴルフボールが飛んでくる、というのはちょっと怖い気もしますが。
ちなみに、ゴルフコースがなくとも、この住宅地の景観は全体的に美しく、格調高くデザインされていて魅力的です。ここから東京都心まで通勤するのは結構たいへんだと思いますが・・・。

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2006.11.22

16-3 テーマパークのような住宅街(横浜市瀬谷区)

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2004年春に放映された、阿部寛さん主演のテレビドラマ「アットホーム・ダッド」のロケ地として使われた住宅街です。放映が分譲開始の時期と重なり、ドラマ自体もヒットしたので、ディヴェロッパーにとってはとてもよいプロモーションになったのではないでしょうか。
この大規模開発では、街並みが南欧風のテイストで統一されています。そして高層の集合住宅棟が敷地の外側をぐるりと取り囲んでおり、外界の醜い風景は一切目に入らないようになっています。スケール・メリットを生かした共用施設なども充実しており、まるでテーマ・パークの中にいるようです。上品な趣味とは言えないかもしれませんが、こんな環境の中で暮らしていれば毎日幸せな気分でいられそうな気がします。
ただ、問題だと思うのは、通勤・通学などで、この環境から外に出なければならない時です。たとえばここが全体的に景観が美しく整備されたニュータウンの中の一地区の開発であれば、周囲の景観との間にそれほどギャップを感じずに済むのかもしれませんが、この街は工場・倉庫群という、どちらかというと住宅地としては好ましくない環境の中に立地しています。街から一歩外に出るたび、夢の世界から憂鬱な現実に引き戻されてしまいそうな気がして、他人事ながら心配です。

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2006.11.21

16-2 多摩ニュータウンの住宅街(東京都稲城市)

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多摩ニュータウン内では、電線・電柱が地中化されているので、空が広く感じられます。街路樹や街灯、車止めも行儀よく並び、通りの風景はすっきりとしています。宅地内の街路は車道が歩道と同じようにブロックで舗装され、段差もほとんどないので、人が道路の真ん中を堂々と歩いていても違和感はなさそうです。宅地内の生け垣も立派で、家並みも整っています。
ただ、景観として完璧なのにちょっと面白みに欠けるような気がするのは、なぜなんでしょう(笑)。子供達の遊ぶ姿でも画面に入っていれば、また違った印象になるのかもしれませんが・・・。

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2006.11.20

16-1 多摩川沿いの住宅街(東京都調布市)

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突き当たりに見える、草に覆われた低い堤防(サイクリング・ロードになっている)を越えてしまえば、そこは広々として陽当たりのよい多摩川の河原です。そんな恵まれた立地環境を考慮してか、この住宅地からは、どこにでも見られる建て売りの住宅開発より、ちょっとだけ頑張ってみました、という姿勢が感じられます。
まず、建ち並ぶ住宅は、外壁がどれも明るい色合いで、全体の形や壁面の位置にも統一感が見られます(同じディヴェロッパー、同じハウスメーカーが造っていればある意味当然ですが)。そして、道路と敷地の境界に高い塀は設けられておらず、最近流行のオープン外構になっていて、手入れされた植栽が美しく、各戸の庭やテラスが垣間見えて開放感があります。通りの右側に沿って、敷地の幅数十センチ程が舗装されていて、歩道として使えるような配慮もされています。
住宅地の中の道路は基本的に普通のアスファルト舗装ですが、画面いちばん手前に見られるように、所々にブロックで舗装された帯のようなものが敷かれています(画像はクリックすると拡大します)。これは「イメージ・ハンプ」と呼ばれ、ドライヴァーに注意を促し、走行速度を抑えるための工夫です。
また、「超」がつくような高級住宅地開発やニュータウンのように、電柱・電線が完全に地中化されているわけではありませんが、それらを片側に寄せてなるべく目立たないように配置するなど、多少の配慮は感じられます(実は、こうした風景を撮影する際、電柱・電線を目立たないようにするのには、いつも結構苦労しています)。
100%の環境を造ろうとすると、とんでもないコストがかかってしまう現状の中、この住宅地ではなるべくコストを抑えながら、少しでもよい環境を造ろうと努力している様子が感じられるので、高く評価したいと思います。

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2006.11.19

16「住宅街の風景」

いつも当サイトをご覧いただき、ありがとうございます。4月の開設以来、海外の有名観光地を取り上げた記事などがご好評をいただいているようです。
ただ、美しい風景を見るために海外に出かけられることよりも、自分が普段暮らしている身近な風景が美しいことの方が、日本人にとっては大事なんじゃないかな、幸せなんじゃないかな、などと思ったりもします。「美しい国づくり」、今度の内閣には、心の問題だけでなく、是非ハードの面でも実現していただきたいです。
そんなわけで、今回は環境が美しく整えられた戸建住宅街を特集したいと思います。とはいえ、物心ついてからほとんどマンション暮らしだった私にとって、今回取り上げる予定の高級住宅街は、身近な風景というよりはむしろ憧れの対象だったりするのですが・・・。
今回は旅人の視点ではなく、是非住まい探しをしているつもりでご覧になってみてください。高級住宅街の一戸建てに手が届く方も、そうでない方も・・・。

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2006.11.17

15-9 フェニックスのパブリック・アート(米国アリゾナ州)

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フェニックのダウンタウン「コッパー・スクエア」は、どの建物もランドスケープもとにかく造りが立派です(2000年8月・9-4参照)。この画像を見ても、青々と美しく手入れされた芝生に整然と植えられた木々の中で遊んでいる子供達の像は、とても躍動的で楽しげです。
ただ、以前にも触れましたが、ビジネス機能に特化してしまっている週末のコッパー・スクエアは、ほんとうに人の姿がありません。空間ばかりが立派で、見かけるのはブロンズになった子供達ばかりというのは、ちょっと虚しいものがあります。
ところで、こういう像って、夕暮れ時に見るととてもリアルなんですよね。私は本物の子供だと思って「そこに立ってると危ないよ。」と実際に話しかけてしまった経験があります・・・。

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2006.11.15

15-8 キャニオン・ロード(米国・サンタフェ)

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社会現象にまでなった宮沢りえさんのヘア・ヌード写真集のおかげで、日本での知名度が一気に高まったサンタフェは、米国ではニューヨークに次ぐアートの街として知られ、小さなダウンタウンのあちこちで、このような人や動物を象ったブロンズ(?)の像を見ることができます。なかでも、キャニオン・ロードと呼ばれる、ダウンタウンから少し外れたこの通り沿いには100軒以上のギャラリーが並び、こうしたアートが溢れています。
ニューメキシコ州の州都であるサンタフェはとても小さく、そして静かな街で、見かけた数から言えば、実際に動いている人間よりブロンズの人間の方が多かったかもしれません。プエブロ・インディアンスタイルか植民地時代のスペイン風建築で統一されたぬくもりのある街並みには、こうした手作り感のあるアートがよく似合っています。
この街を訪れたのは12月でした。素っ裸で写真が撮れるくらいだからさぞかし温暖な地なのだろうと思い薄着でやって来たら、見事に雪に降られ風邪を引いてしまいました。緯度は東京とほとんど変わらないくらいなのですが、ロッキー山脈の南端に位置するこの街は海抜1マイル以上もあり、全米50州の州都の中で最も高い所に位置しているのだそうです。地図で見た時、標高のことはすっかり忘れていました。道理で寒かったわけです・・・。

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2006.11.13

15-7 ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)

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パリで最も集客力があると言われる、美術館、映画館、図書館などで構成される複合文化施設で、伝統的な街並みに刃向かうような挑戦的な外観が特徴的です。建物についてはいずれご紹介する機会があるかと思いますが、今回はその前の池のある広場を取り上げています。
池の中に何体かのアートがご覧になれると思いますが、手前にある毒々しいまでに真っ赤な唇をはじめ、美しいと言うよりはグロテスクな作品が目立ちます。しかも、それらは回転しながら水を噴き上げていて、グロテスクさをより際だたせています。
(画像はクリックすると拡大します)
こういう毒を持った、不気味な作品でもパブリック・アートとして社会的に受け入れられてしまうところが、フランスという国の文化の懐の深さなのかな、などと思ってしまいました。

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2006.11.11

15-6 中部国際空港(愛知県常滑市)

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国際空港のロビーに、「和」の空間がつくられています。海外からの旅客に日本という国の文化を印象づけ、帰国した日本人をホッとした気持ちにさせるのに役立っているのでしょう。
そして、奥には巨大な焼き物が3点並んでいるのがご覧いただけるかと思います(画像はクリックすると拡大します)。この中部国際空港の所在地は「愛知県常滑市セントレア1丁目」。つまり、常滑焼で有名な街に立地する国際空港として、日本の文化とともに、地場産業、そして窯業の盛んな中部という地域全体をもアピールしている訳です。こういう風に地域の個性を上手に表現できるネタがある街はいいな、と思います。
せっかく国際空港までやって来たので、国内の事例は今回で終わりにして、そろそろ海外へと飛び立ちましょうか。

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2006.11.09

15-5 メルパルク長野(長野市)

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真っ赤な立方体のブロックを積み上げたセットが連続して並び、その高さは建物から通りに向かって段々低くなっています。その連続の先には、歩道に設置された郵便ポストがあります。よくよく見るとブロックの色や形は郵便ポストに合わせて作られていることがわかります。まるで郵便ポストが起承転結の結、つまり「オチ」として使われているように見え、なかなかユーモアが感じられます。
メルパルクは、日本郵政公社が運営する郵便貯金会館です。つまりその事実を十二分にアピールしたいがために、わざわざこんなアートを設置したのでしょう。ここは長野オリンピックの開催とほぼ同時期にオープンしたのですが、その後わずか10年足らずで郵政事業を取り巻く状況は大きく変わりました。昨年郵政民営化是非の議論が盛んだった頃、長野の人々はどのような想いでこの風景を見つめていたのでしょうか。

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2006.11.07

15-4 代官山アドレス(東京都渋谷区)

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かつての同潤会アパート跡地の再開発で、ここにも多くのパブリック・アートが散りばめられています。
ここで取り上げているのは、正面入口付近に聳え立つこの作品です。茎の部分は成長していく筍のようですし、太陽に顔を向けているかのように傾いた明るいイエローの花はひまわりのようにも見えます。いずれにせよ、爽やかで清々しい印象を与えるパブリック・アートです。
代官山は、建築的に有名な「ヒルサイドテラス」に代表されるように、無機質なコンクリートの建物が目立ち、どちらかというとクールな街並みという印象がありますが、この作品は、街のイメージをポップに変えてしまうような、そんなエナジーを持っているように感じます。

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2006.11.05

15-3 六本木ヒルズ(東京都港区)

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六本木ヒルズも、美術館や図書館といった施設を導入するなど、文化のまちづくりを意識しているので、随所にパブリック・アートが見られます。最も有名なのは森タワー入口付近にある巨大な蜘蛛のアートですが、このけやき坂沿道には、ベンチの役割を兼ねたアートがいくつか置かれています。
この画像はオープンして間もない頃に撮ったものです。こうしたピカピカのベンチほど、汚れが目立ちやすいので、実際にいざ座ろうとするとちょっと躊躇してしまいますよね。

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2006.11.03

15-2 ファーレ立川(東京都立川市)

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画面中央に、カラフルな2匹の大蛇が絡みついたベンチ、そしてその奥にはアフリカの原住民(?)の並ぶ姿が見られます。
(画像はクリックすると拡大します)
ここは東京・多摩地域の中心都市である立川市の中心部に、米軍基地跡を再開発して造られた新都心地区です。アートのあるまちづくりをテーマに、約6haの地区内には、100以上にも及ぶパブリック・アートが散りばめられています。なぜ立川にアート? まちづくりの付加価値にアートを持ってきたあたり、世界中から大金をはたいて名画を買い漁っていたバブル期の影響を多少引きずっているようにも思えます・・・。
そしてここは日本で、しかも駅前という立地にあるので、せっかくのアートも放置自転車の列の中に埋もれてしまっているのが残念です。美しいまちづくりというのはなかなか難しいものです。

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2006.11.02

15-1 新宿アイランドタワー(東京都新宿区)

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日本でいちばん有名なパブリック・アートと言えば、これなのかもしれませんね。"LOVE"という普遍的でポジティヴなメッセージだからこそ、多くの人に愛されているのでしょう。もしこれが"MONEY"だったら・・・それはそれで面白いかもしれませんが(笑)。みんな愛を求めているんですね。All You Need is Love...

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2006.11.01

15「アートのある風景」

「芸術の秋」なので、今回は街なかに置かれた「パブリック・アート」と呼ばれるアートを扱ってみたいと思います。
とは言っても、私はアートやデザインなんて高尚なものはよくわかりませんし、わかるような人間になりたいとも思いません。私にとってパブリック・アートは、なくても困らないけど、あればあったで楽しいかな、くらいの存在です。なので、その善し悪しについてあれこれ批評するつもりはありません。まぁ、気を楽にしてご覧になっていただければ、と思います。

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