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2007.01.03

19-1 ヴェネツィアの市(イタリア)

191

2006年最初のツアーは、4カ月ぶりにイタリアからお届けします。
ヴェネツィアの入口にあたるサンタルチア駅に降り立って、先へ歩いていこうとすると、自然に導かれていくのがこの市の立っている通りです。この通りはさらにリアルト橋、サンマルコ広場という、ヴェネツィアにとって重要な拠点となる空間へと続いていくので、陸上では最も主要な都市の軸(メイン・ストリート)と言えるのではないでしょうか。(ご存じの通り、ヴェネツィアでは陸上より水上の交通が主体なので、本島を逆S字型に貫く「カナル・グランデ」(大運河)の方がより重要と言えます。)
この通りは、沿道が商店街というよりは、人がやっとすれ違える程度の幅を残して両側にどこまでも市が立っているので、通りの空間そのものが商店街のような役割を果たしている感じがします。そして市は無秩序に立っているのではなく、駅前は土産物屋が多く、少し進むと日用品の店が多くなり、リアルト橋に近づくと買回品の店が多くなる、というふうに自然とゾーニングがなされている点が興味深かったです。
ヴェネツィアは、現代文明の象徴とも言える自動車がまったく通らない都市です。そんなこともあり、こうした市が人々の日常の経済活動の主役となっている光景に触れると、中世から変わらぬ暮らしがそこで営まれているような気がして、感慨深いものがあります。まあ、実際にはマクドナルドや生協(co-op)なんかもちゃんとあったりするのですが。

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大賛成です。我が家の近くにも商店街があるのですが、のぞいてみると大型スーパーやショッピングモールにはないお得なものなどがあって結構楽しめます。商店街のWEBページを見たことがあるがジオシティーズで作られたようなサイトが多かった気がします。ただPCポータルよ... [続きを読む]

受信: 2007.01.03 20:50

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