21-6 小田急電鉄小田原駅(神奈川県)
小田急電鉄に加え、箱根登山鉄道も乗り入れている、一大観光地・箱根のゲートシティとなっている駅です。以前はどこか田舎臭い雰囲気が漂っていたのですが、すっかり立派な駅に生まれ変わりました。
日本ではプラットフォームと跨線橋、それぞれ別に屋根が架かっている駅が多いですが、ここでは駅全体に大屋根が架かり、国際空港のターミナルのような明るく開放的な空間になっています。
小田急電鉄は近年、駅のリニューアルにかなり力を入れているように感じます。プラットフォームの待合室、エスカレータ・エレベータの設置やトイレのバリアフリー化・多機能化等はもちろん、床や壁は清潔で美しいタイル貼り、照明は柔らかな電球色となり、サインは洗練され、ちょっとしたコンビニほどの広さと品揃えを誇る売店はウッディな雰囲気で、インターネット・カフェも入居させるなど、駅全体にショッピング・モールのような華やかさすら感じられます。建築的にもガラスを多用してみたり、風力発電や太陽光発電を導入するなどノリノリです。人口減少時代を見据え、沿線としてのブランド性の確立を目指しているのでしょうか。
※関連バックナンバー 10-3「プラットフォームのサイン」
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