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2007.06.30

30-8 ルールク運河(フランス・パリ)

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今回は「運河の風景」として取り上げていますが、ここが「ラ・ヴィレット公園」の中である、という事実の方が、まず重要かと思われますので、その説明から。

新しいフランス大統領サルコジ氏の先先代、故ミッテラン元大統領は、1989年のフランス革命200周年に向け、新凱旋門やルーブル美術館の改造をはじめとする9大プロジェクト(「グラン・プロジェ」)をパリにおいて展開しました。このラ・ヴィレット地区では、かつての食糧貯蔵所、家畜市場、屠殺場が、科学産業都市(博物館)、多目的ホール、国立音楽院、楽器博物館等、およびパリ最大の公園に生まれ変わりました。画像にも映っていますが、公園内は120mごとに「フォリー」と呼ばれる真っ赤な建物(レストラン、バー、キオスク、子ども用遊び場、スタジオ、温浴場など、それぞれ用途は異なる)が一直線上に配置されているなど、極めて前衛的なデザインとなっています。

で、運河の話ですが、私は公園内を真っ直ぐに横切るこの運河も、単に公園の幾何学的デザインを構成する要素として存在しているのかな、と思って歩いていました。するとそこを船が、それも観光客用の遊覧船などではなく、小汚く生活感あふれる普通の貨物船が通り過ぎるのに出くわしたのです。この運河が見てくれのためだけではなく、ちゃんと市民の生活の役に立っているのだな、と思い、ちょっと感心してしまったのを覚えています。

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