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2007.08.18

34-3 浜離宮恩賜庭園と汐留シオサイト(東京都港区)

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手前が江戸時代に造られた日本庭園である浜離宮恩賜庭園、背後の高層ビル群は、旧国鉄汐留貨物駅跡地が再開発され、2003年頃街開きを果たした「汐留シオサイト」で、日テレや電通等、大手企業の本社ビルや、高級ホテル等が立地しています。コンクリート・ジャングルの都心にあって、眼下に25haの庭園を望めるオフィスやホテルというのは、環境に非常に恵まれていると言えるでしょう。

では、一方の浜離宮にとって、シオサイトの存在とはどのようなものなのでしょうか? 実は私は最近まで浜離宮には行ったことがなかったので、以前の景色がどんなだったかは知りません。隣が広大な貨物駅なので空が見えるだけだったのか、それとももっと背の低いビル群が見えていたのか・・・。

いずれにせよ、外壁の格子模様は共通という緩やかな統一感を保ちつつも、均一でなく変化の感じられる、いかにも21世紀的なファサードのシオサイトのビル群が、「銀の屏風」となって背後に立つことによって、伝統的な和風庭園である浜離宮が対比的に際立つようになり、かえってその存在価値が高まったように、私には感じられます。少なくとも、屋上に大きな看板や設備機器類が目立つ没個性的なペンシル・ビルが、無秩序に建ち並んでいるのが見えるよりは遙かにいいじゃん、と思うのです。

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