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2007.11.28

40-9 新大蔵省ビル(フランス・パリ)

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そんな化石のような名前の省庁は我が国からもすっかり消えてなくなってしまっているにも関わらず、他国にあるこの役所の建物は、日本語ではいまだにタイトルのような名称で呼ばれることが多いのだそうです。不可解ですね・・・。

もしかしたらここがどのような空間か、画像からではわかりにくいかもしれないので、まず解説すると、私がシャッターを押しているのはセーヌ河に架かるベルシー橋の上です。この橋は2層構造になっていて、右側に見える上段の橋の上にはメトロが通っています。そしてこの橋と平行に、360mもの長さを持ち城壁のように立ちはだかる、左側の白いビルが「新大蔵省ビル」です。しかも、この建物は長いだけでなく、その端は建設中の橋のようにセーヌ河の上にせり出しているので、2階建てのベルシー橋と対峙しているようにも見えます。

この建物は、以前触れた「グラン・プロジェ」の一環として造られたものです。以前の「大蔵省」はルーブル宮の中に美術館と(!)同居していたのですが、さすがにそれでは両方にとって手狭というわけで、このベルシー地区に移転してきました。(美術館としても大改造が行われ、ご存じのとおり現在、正面にはガラスのピラミッドが設けられています。)

いくらデカいものを造りたがるフランス人とはいえ、こんな巨大な壁をこしらえた上に、川にまではみ出させるなんて、景観破壊・環境破壊もいいとこ・・・とも思いましたが、もしかしたら上に伸ばして超高層ビルを造るよりは横に伸ばした方がマシ、と判断した結果なのかもしれませんね・・・。

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