42-4 臨海副都心(東京都)
背景はもちろんFCGビル(フジテレビ本社)です。歴史の柵(しがらみ)から解き放たれた埋立地において一際輝きを放つメタリックな外観、規則正しく縦横に空を駆ける格子模様、宙に浮かぶ(ように見える)球体・・・「未来」と言われて誰もが思い浮かぶようなデザインを、建築界の巨匠、丹下健三センセイは実際に具現化してみせてしまいました。
そして、もう一つ「未来っぽい風景」を演出する要素として欠かせないのが、モノレールなど新交通システムの存在です(ここでは都心部と臨海副都心を結ぶ「ゆりかもめ」)。昔ながらの未来都市の風景(?)に欠かせないのが、空中に張り巡らされたルートに沿って飛ぶ乗り物の存在です。2007年現在、車はしばらく空を走る予定はなさそうですが、そのイメージに最も近いのが、道路上空高くに設けられた軌道上を走るこのような乗り物なのでしょう。しかも「ゆりかもめ」は無人運転ですしね。まあ、重力の存在というものは人間の叡智よりもはるかに大きいようで、まだ桁や柱といった構造物なしには走れていませんが・・・。
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