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2008年2月

2008.02.28

46-7 紙屋町西駅(広島市)

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我がニッポンからは、広島の路面電車をご紹介いたします。車体を見れば撮影時期が一目瞭然ですね(笑)。路面電車は都市のメディアとしても極めて有効なんだな、と改めて感じさせられます。

広島では、広域交通網のJRが、中心市街地を迂回するように外側を通っているので、広島駅等から市中心部にアクセスするには、どうしても路面電車の力を借りる必要があります。その路面電車のネットワークがT字状に交差しているのがこの「紙屋町」で、つまりここが広島の中心の中心と言えるのでしょう。1994年には市中心部と北部を結ぶ新交通システム「アストラムライン」がこの場所まで乗り入れ、ネットワークはT字から十字へとヴァージョン・アップされました。

ところで、「紙屋町西駅」という駅名ですが、大して離れていない交差点の反対側にはちゃんと「紙屋町東駅」もあります(よーく見ると映っています)。地下鉄だったら交差点の真下に1駅設ければ済むところを、交差点の両側に駅を配置している点に、路面電車らしいきめ細かさが感じられて、ちょっと微笑ましいです。

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2008.02.26

46-6 パウエル・ストリートのターン・テーブル(米国・サンフランシスコ)

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サンフランシスコからは、「山を登る路面電車」ケーブル・カーをご紹介します。

サンフランシスコにはケーブル・カーが3路線ありますが、その内の2路線の車両には運転台が片側にしか付いていません。そこで、終点に着くと方向転換する必要があるのですが、そのために使われるのが手前のターン・テーブルで、車両がテーブルに載ると、その度に屈強な男たちが数人、人力で(!)ケーブル・カーを回していくのです。ウッディな車両の造りも含め、すべてが手づくり感に溢れているのが、この乗り物の魅力と言えるでしょう。

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2008.02.24

46-5 トロリー・オレンジ・ライン(米国・サンディエゴ)

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サンディエゴは、ヴァラエティに富んだ数々の見どころが中心部および郊外に点在していますが、米国の都市には珍しく、それらほとんどの場所にバスやトロリーといった公共の交通機関で行くことができる、車を運転できない旅行者にもやさしい街です。このトロリーは、観光客にはかなり利用価値の高い乗り物です。

米国では、比較的最近になって路面電車を導入した都市が多いようですが、サンディエゴは先見の明があったようで、ここでは1981年とかなり早い時期から走っています。というわけで、逆に車両はちょっと陳腐化しています。よく揺れて乗り心地はあまりよくありません。日本の地方の中小私鉄に乗っているようなイメージです。路線には「オレンジ・ライン」「ブルー・ライン」と、それぞれ太陽と海をイメージした色の名前が付いているのですが、どちらも車両は画像のように真っ赤に塗られ、ちょっと野暮ったい感じがします。まあ、そんなところがご愛敬と言えなくもないですが。

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2008.02.22

46-4 モンペリエのトラム(フランス)

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モンペリエのトラムは2000年6月に開業しました。私がこの街を訪れたのは2000年4月です。つまり、停留所が建設中なことからわかるように、この画像は開業前の貴重なショットで、通りには誰も乗っていない試運転中のトラムが、気まぐれのような頻度で行き交っていました。伝統的な街並みを背景に走る真っ青な流線形のボディは、何とも清新で強烈な印象を与えます。

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2008.02.21

46-3 シュトゥットガルトの地下駅(ドイツ)

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どこの都市でも、地下鉄の路線図とバスの路線図を比べると、大抵バスの方がネットワークは複雑です。地下鉄は路線が限られている上、一つの路線を複数の系統の列車が走るということはあまりないものですが、バスは道路さえあればどこでも走って行けるものなので、自由に路線を設定できるからです。

では、路面電車の場合はどうかというと、線路はどこにでも敷かれているものではないから地下鉄に近い単純さだろう、と思いきや、その限られた線路の範囲内でバスのように自由なルートを走っているようなケースが結構多く、一般的に地下鉄よりはやや複雑なネットワークになっているような気がします。

で、ここシュトゥットガルトでは、都心部では路面電車が地下を走っています。こうなったらもはや「路面」ではないですね(実際にはドイツ語で「Uバーン」あるいは「Sバーン」と呼ばれる交通機関です。これらの定義は難しそうなので説明は省きますが、「Uバーン」が地下鉄などの都市内交通、「Sバーン」が都市と郊外を結ぶ電車、といったイメージでしょうか)。未来的な雰囲気の地下空間に、地下鉄よりはバスに近いような複雑な交通ネットワークが張り巡らされていて、電光掲示板に様々な行き先の列車の案内が次々と表示されていくというのに、そこに発着するのは昔ながらの小柄なボディの路面電車、というミスマッチ感覚は、なんだかとてもシュールな感じがしました。

ちなみに、プラットフォームの途中に階段が設けられているのが見えるかと思いますが、これは床の高さの違う新型車両と旧型車両を一つのプラットフォームで発着させるための処理なのだそうです。芸が細かいですね。

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2008.02.20

46-2 トランジット・モール(ドイツ・フライブルク)

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「環境首都」として知られるフライブルク(Freiburg im Breisgau)の中心部一帯は、自動車の乗り入れを規制しています。なおかつ、画面のような大通りには路面電車が乗り入れており、歩行者と公共交通のみ(ここでは路面電車)が共存する「トランジット・モール」となっています。画面には自転車がやたらと多く映っていますが、それだけ車を気にせず走れる、自転車にとって快適な街ということなのでしょう。

実はこの街に来て「トランジット・モール」というものを体験するまでは、「歩行者空間に電車なんかが乗り入れて、危なくないのかなぁ?」と心配していました。でも、この街の路面電車は、トランジット・モールの区間ではそろりそろりと、いつでも停まれるようなスピードで徐行しているので、それほどの危険は感じませんでした。付け加えて言えば、この街のあらゆる通りに設けられている「ベッヒレ」と呼ばれる小さな水路が、ここでは路面電車の走行帯の境界を示す役割を兼ねており、目の不自由な方にもわかりやすいよう工夫がなされているのだそうです。うまくできているなぁ、と思ったものです。

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2008.02.19

46-1 ダムラーク通り(オランダ・アムステルダム)

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ダムラークは、アムステルダム中央駅(東京駅にはそんなに似てないですね)から延びる大通りです。アムステルダムの路面電車のネットワークはヨーロッパ有数らしく、中央駅へ向かう路面電車がここをひっきりなしに通っていきます。あまりに本数が多く、時には先がつかえてしまうくらい。

この通りはほとんど路面電車仕様に造られているというか、路面電車のスペース、自転車レーン、そして歩道に幅員の多くを割いていて、車線が少なく、ほとんどトランジット・モールに近い状態ですね。路面電車の通行帯の境界には、それぞれ形が微妙に異なるボラードが等間隔で配置されていますが、それらが積み木、あるいは巨大なチェスの駒のように見えて、なんだか微笑ましいです。

アムステルダムと言えば、以前「飾り窓地帯」の運河の風景を取り上げて以来、「アムステルダム」「飾り窓」「画像」という検索ワードで当サイトを訪れる人が非常に多くなりました・・・。ご期待に沿えず(笑)申し訳ないのですが、当サイトは18歳未満の方、およびその保護者の方々にも安心してお楽しみいただけるサイトを目指しておりますので(笑)、悪しからずご了承ください。

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2008.02.18

#46「路面電車の走る風景」

かつては都市交通の主役として活躍しながらも、モータリゼーションの進展によって次々と廃止に追い込まれていった路面電車が、今、再び世界的に注目を浴び、復活を遂げつつあります。

その理由としては、まず環境にやさしい乗り物であることが挙げられます。バスと違って排気ガスを出さず、自家用車よりもはるかに多くの人を運べるので、道路の渋滞緩和にも役立ちます。

それから、「路面」というだけあって、地下鉄や道路上空に建設されるモノレール等の新交通システムに比べ上下移動が少なくて済む、ユニヴァーサル・デザインの乗り物だということが言えます。付け加えれば、これらの乗り物に比べ建設費も安く済むため、都市の財政にもやさしい乗り物であると言えるでしょう。

さらに、「人の移動」というものが、地上レヴェルでリアルに感じられる、路面電車の行き交う風景というものは、賑わいが感じられて都市景観としても魅力的なのではないでしょうか。自家用車での移動と違い、路面電車なら見知らぬ人との出会いもあります。地下鉄では車窓風景は楽しめませんが、路面電車なら街の風景がよく見えますしね。

そんな路面電車の走る風景が、日本でももっと見られるようになることを願って、今回のシリーズのテーマに選んでみました。

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2008.02.16

45-9 新宿サザンテラス(東京都)

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店舗数が10にも満たないような施設をショッピング・モールとして取り上げてよいのかどうか、ちょっと迷ったのですが・・・

日本一(すなわち世界一!)の乗降客数を誇る新宿駅の南口に、同駅を起点とする小田急電鉄の線路上空に設けられた人工地盤上の延長300m程の遊歩道で、所々思い出したようにポツポツと1~2階建ての店舗が点在しています。店舗群は緑豊かな歩行者空間に彩りを添える脇役的な存在であり、ごみごみしておらず空が広く感じられる点が魅力的な空間です。脇役とは言いましたが、東京都心のターミナル駅前の人気スポットという一等地に進出する店舗はさすがにかなり気合が入っていて、アンテナ・ショップ、あるいはチェーンにとってのフラッグ・シップ的な位置づけの店舗となっています。マスコミで話題の行列のできるドーナツ屋「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の国内1号店はここにありますし、スターバックスも全国的にまだ珍しかった頃からここには既に出店していて、当時は店先に長蛇の列ができていました。ちなみに、今をときめく宮崎県のアンテナ・ショップもここにあります(開業じたいは、現在の知事になるはるか前ですが)。

この施設(1998年開業)と、線路を挟んで反対側に一足早く(1996年)オープンした「タカシマヤタイムズスクエア」がデッキで結ばれたことにより、これまで東口と西口しかなかった新宿の街に「南口」という概念が生まれたのは画期的な事件でした。東口とも西口とも違う、空と風と緑を感じられる爽やかなショッピング・エリアとして、南口の登場は、新宿という街に新たな魅力を付け加えたように思います。

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2008.02.14

45-8 イクスピアリ(千葉県浦安市)

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東京郊外の駅前に建つショッピング・モールです、という紹介の仕方では意味がなくて、東京ディズニーリゾートを構成する施設の一つとして、超広域的な集客力をもつショッピング・モールと言えるでしょう。TDL、TDSを運営するオリエンタルランド社による商業施設だけあり、テーマパークのような空間演出の見事さはさすがです。屋外型モールの形式をとっているこのフロアは、パラソルとコーディネートされてエメラルド色に葺かれた屋根並みや、漆喰で塗られたような外壁に、精緻な図面に描かれた円弧で切り取られたような窓の形など、世界のどこかにありそうで、でもやっぱりどこにもない建築様式がファンタスティックな風景をつくりあげています。

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2008.02.12

45-7 ビナウォーク(神奈川県海老名市)

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このショッピング・モールは、前回までの記事(45-46)でさんざん取り上げたジョン・ジャーディ氏によるものではありません。この施設を設計されたのは、国内ではかなり以前から個性的な商業施設のデザインで定評があった方なのですが、2002年に開業したこの施設のデザインは、「キャナルシティ博多」の成功の影響を多分に受けているように思います。明らかに(笑)。言わば「和製ホートン・プラザ」といったところでしょうか。ローコストな感じと、デザインじたいの安っぽさがやや気にならなくもないですが・・・。

この施設は、曇り空をものともしない派手な蛍光色の色づかいが特徴です。上層階へ行くほどセットバックしていく階段状の店舗群の上空に大屋根がかかっている姿はサッカー・スタジアムを彷彿とさせるものがありますね。

ちなみに、ショッピング・モールの前庭のように見える広場空間は、「海老名中央公園」というれっきとした都市公園で、「ビナウォーク」は公園をコの字型に取り囲むようにして建っており、公園を跨いで反対側の棟に渡れるデッキが設置されているなど、両者は空間的に一体整備されています。公園の隣接は商業施設に潤いを、商業施設は公園に賑わいをもたらしていて、理想的な相乗効果が得られているように思います。海老名駅前に立地するこの施設が人気を博す一方で、隣接する厚木市中心部の商店街は、施設開業後客を奪われてすっかり寂れてしまった、という話も聞きました・・・。

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2008.02.10

45-6 ラ・チッタ・デラ(川崎市)

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3回連続でジョン・ジャーディ氏設計の商業施設をフィーチャーしております。

施設内部の、螺旋状に昇っていく緩やかなスロープ状の通路の画像です。そこから見える風景は、細かく分かれた建物の外壁が様々な面を向けており、とても複雑です。この施設の外観というか全景、および概要については以前にも取り上げておりますので、そちらも合わせてご覧ください。

前回、および前々回の投稿記事(45-445-5)で「キャナルシティ博多」以降のジャーディ氏のショッピング・モールはどれも同じに見えてつまらないと言いましたが、ここは一味違いますね。他の施設がどちらかというと近未来を感じさせるようなダイナミックなデザインなのに対し、イタリアの山岳都市をモチーフにしたと言われるここのデザインにはどこか懐かしい、繊細さのようなものが感じられます。これには敷地規模の小ささやシネコンを主体とした商業施設であるという用途の違いも関係しているのでしょう。いずれにせよ、川崎というマイナーな都市にあるシネコンが2003年から4年連続で観客動員数・興行収入日本一の座を保ってこられたというのは、ジャーディ氏がデザインしたこの空間の魅力に負うところも大きいのではないかと思います。同じ映画を、同じ料金で見るなら、少しでも楽しい雰囲気の場所で見たいじゃないですか? (2006年末、川崎駅前に3つ目のシネコンが開業し、競合がさらに激しくなったので、2007年も日本一になれたかどうかは微妙なようですが・・・)

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2008.02.08

45-5 キャナルシティ博多(福岡市)

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前回(45-4)の「ホートン・プラザ」同様、ジョン・ジャーディ氏の設計による施設で、彼の日本における第1号の作品です。

このショッピング・モールの最大の特徴は、その名のとおり大胆にも施設内部に運河(キャナル)を配し、水辺の遊歩道のような空間を設けたことでしょう。当初は近くを流れる川の水を引き込むという案もあったらしいのですが、日本では法的に認められなかったのだそうです。

建物の外壁には様々な色が用いられ、ボーダー状に塗り分けられていますが、どれもこれまでの日本人の色彩感覚にはなかったような派手な色づかいで、開業時には人々に新鮮な驚きを持って迎えられたことでしょう。また、内部空間の形態には曲線が巧みに用いられ、立体的な迷路に迷い込んだような楽しさが演出されています。日本各地の商業施設開発においてジャーディ氏が盛んに起用されるようになったのは、この「キャナルシティ博多」の色彩と形態の楽しさに魅せられたためと思われますが、その後のどの施設を見ても、「やっぱりここがいちばんいいかな」と思ってしまうのは、気のせいなのでしょうか。

ちなみに、画像はクリスマス商戦期間中に撮ったもので、キャナル空間には、クリスタル(?)でつくられたクリスマス・ツリー等のディスプレイが、建物の隙間から差し込む光や水面に反射する光をさらに反射して、シャンデリアのようにキラキラと輝いていました。ショッピング・モールがいちばん魅力的に見えるのは、この季節なのかもしれませんね。

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2008.02.06

45-4 ホートン・プラザ(米国・サンディエゴ)

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私は昔から、商業施設とは単にモノを売るだけではない、夢を売る場所であり、そこにいるだけで楽しくなる、テーマパークのような空間であってほしい、という考えを持っていて、そんな施設に出逢える日をずっと心待ちにしていました。この「ホートン・プラザ」を初めて訪れたのは、もう10年以上前のことになりますが、ここに来て、まさにおもちゃ箱をひっくり返したような、そんな「究極の場所」をついに見つけた、と感激したものです。

この「ホートン・プラザ」をデザインした米国の建築家ジョン・ジャーディ氏は、1996年、日本の福岡で「キャナルシティ博多」を手がけました(次回取り上げる予定です)。この施設が大成功を収め、日本中に強烈なインパクトを与えたことから、その後彼は引っ張りだことなり、彼の手による商業施設が全国各地に続々とオープンしました。幸か不幸か、私はそのほとんどを訪れる機会があったのですが、あまりにも彼の作品を見過ぎたせいか、新しい施設を見ても「キャナルシティ」の劣化コピーにしか見えなかったりするなど、がっかりすることも多くなってきました。

そんな「ジャーディ不感症」になってしまった私でしたが、9年後に再びここを訪れた時には、意外にも感動がしっかりと蘇ってきました。彼の作品の持ち味であるヴァラエティ豊かな色づかいや大胆な造形は、南カリフォルニアのサンディエゴという、温暖な気候がもたらす開放的な雰囲気のこの街にあってこそ引き立つものであり、たとえ日本中にいくつコピーができたとしても、それらのオリジナルとしての魅力は少しも衰えていない、この場所はもはや伝説だと、そう確信しました。

・・・私の思い入ればかりが先走ってしまって申し訳ありません。このわずか1枚の画像から、少しでも空間の素敵さが伝わるとよいのですが・・・。

※関連バックナンバー 6-2「ホートン・プラザ」

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2008.02.04

45-3 センチュリー・シティ(米国・ロサンゼルス)

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センチュリー・シティは、映画でおなじみの20世紀フォックス社の撮影所だった広大な土地が再開発されたロサンゼルスの拠点の一つで、高層ビルが林立する風景は、ちょっと背の低い東京・西新宿、といった感じです。映画「ダイ・ハード」シリーズの1作目でテロリストに占拠された日系企業という設定のビルはここにあるようです(ちょっとネタが古かったですかね)。

ここのショッピング・モールは、正確にはCentury City Shopping Center & Marketplaceと言います。特に語りたいことがあるわけでもないのですが(笑)、画像が楽しげだったので、取り上げてみました。屋外型のモールであるにも関わらず、なぜか開放感がなく、囲まれた空間という印象だったのが不思議でした。通路がやや狭いせいでしょうか?

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2008.02.03

45-2 トゥー・ロデオ(米国・ビヴァリーヒルズ)

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セレブ御用達の高級ショッピング・ストリートとして知られるロデオ・ドライヴにある小規模なショッピング・モールで、入口にあたる街角のタワーなどが街のランドマークとなっています。内部は緩やかな坂道や階段などが石畳で舗装され、ヨーロッパの街並みをイメージしたゴージャスな雰囲気づくりがなされています。こういうヨーロッパに対する文化的なコンプレックスのようなものがあるのは、米国も日本と同じなんですかね。同じ白人がつくった国なのに不思議だな、と思いますが。

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2008.02.02

45-1 ピア39(米国・サンフランシスコ)

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以前にもちょっと取り上げましたが、ピア39はその名のとおり、39番埠頭とその上に建っていた倉庫群を活用した、フィッシャーマンズ・ワーフと呼ばれる地区の観光のハイライトと言えるショッピング・モールです。背の低い木造の建物が建ち並ぶ風景は、昔の小さな村といった風情で、とても親しみが持てます。2階レヴェルに迷路のように張り巡らされたデッキをはじめ、床全体がボードウォーク状になっているので、歩いた時の感触や足音の響きまでが心地よく感じられます。

このピア39について、さらに欠かせない情報を付け加えるとすれば、画面に映っていない施設の外側(つまり海側)では、漂着しているアザラシの大群を間近に見ることができます。彼らの愛らしい鳴き声を聞いたり、動きを眺めたりしていると、何とも微笑ましい気持ちになります。

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2008.02.01

#45「ショッピング・モールの風景」

私が初めて米国を訪れて、ショッピング・モールというものを知ったのは、90年代の半ばでした。当時は「こんなに楽しい空間があるのか!」と感激したものですが、その後日本にもそれなりのショッピング・モールが次々と開業するようになりました。大店法の廃止や、都市再生による再開発ブームといった時代の流れが追い風になったものと思われますが、あちこちに似たような施設ができているので、造り手側も、客の方も、このような場所にはもう慣れっこになってしまっているかもしれませんね。

今回のシリーズでは、そんな各地にあまたあるショッピング・モールの中から、私のお気に入りの施設の風景を選りすぐって(特に、屋外空間の充実している事例を中心に)お送りしたいと思います。

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