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2008年6月

2008.06.29

54-7 シャルル・ド・ゴール橋(フランス・パリ)

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セーヌ河に架かる橋にしてはめずらしく、直線的なデザインが目立つ現代風の橋です。意図したものなのかどうかわかりませんが、対岸の橋のたもとの両側のビルが、背格好の良く似た双子のようです。さらに奥の正面にはシンボリックな塔を有するランドマークのような建物が見えているので、双子のビルはまるでそこへ通じる道を遮るゲートのようにも見えます。

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2008.06.27

54-6 津和野大橋(島根県)

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橋としてどうこう、というより、手前の右上がりの津和野大橋と、奥の右下がりのJR山口線の鉄橋の構図がなんとなく面白いな、と思ったので、載せてみました。ここに黒い煙を上げながら走るSLが横切ったりしていれば、もっといい画になったんでしょうけどね(山口線にはSLが走っています)。すみません。シャッター・チャンスにはこだわらない性格なんです(笑)。当サイトにはめずらしく秋の画像で、色づく背景の山もきれいですね。
ところで、当サイトでは(島根県)のように、画像の場所が属する行政区域を明示するようにしていますが、津和野は萩とセットで取り上げられることが多いので、どうしても山口県の街、というイメージがあるような気がして、ちょっと違和感を覚えています。しかも「山口県」共通バスカードが通用したり、町内に山口県によって立てられた広域観光案内板が立っていたりもするので、どうやら自他ともに島根県内とは認められていないようですね。

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2008.06.25

54-5 カヴェナ橋(シンガポール)

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まず、川の対岸に建つ、重厚感のある白亜の壮麗な建物ですが、これはシンガポールでも指折りの超高級ホテル「フラートン」で、かつては中央郵便局として利用されていたものだそうです。
そして、歩行者専用の橋であるこの橋は、シンガポールで最も古い橋らしいです。構造体の装飾が繊細かつ華麗な感じで、付近のゴージャスな香り漂う風景によく調和しています。


※関連バックナンバー 48-8「シンガポール川」

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2008.06.23

54-4 ポン・デ・ザール(フランス・パリ)

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セーヌ河に架かる歩行者専用の橋で、日本語に訳すと「芸術橋」となります。この名前は、向こう岸に見えるルーブル美術館のそばに架かっていることが由来のようです。路面がボードウォークになっていて、画像のように地べたに座り込んでくつろぐ人もいるなど、対岸へ渡るための橋というよりは、一種の「川床」のような、水上の広場的な感覚で親しまれているようです。
この橋をめぐっては、10年ほど前、フランスのシラク前大統領が、パリ市と京都市の友好を記念して、鴨川にこの橋と同じものを架けてはどうかと提案し、一大景観論争を巻き起こしたことがありました。デザインとしては、「いかにも西洋風」といった感じの装飾が多いわけでもなくすっきりとしているし、このような歩行者のための橋ができることじたいは悪くないのでは、と私は思ったのですが、市民の理解を得ず、強行に計画を進めようとしたことが問題だったようです(しかも、フランスの寄贈ではなく、あくまで市民の税金で造る、ということだったので、なおさらでしょう)。

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2008.06.21

54-3 舞子公園の歩道橋(神戸市)

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いい画が撮れたなぁ、と自分でもかなり気に入ってしまったので、載せてみました。まさに「自画自賛」ですね。
真っ黒な屋根の東屋と、そこへ続く歩道橋はくっきりと写っています。それに対し、他の背景は霞がかかっていて、そのコントラストが面白いです。対岸の淡路島や、現実離れしたスケール感の明石海峡大橋が、幻のように見えてきます。画としてのバランスが良い位置には、大きなフェリーまで都合よく通ってくれています。


※関連バックナンバー 29-5「舞子公園」23-4「明石海峡の夕暮れ」

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2008.06.19

54-2 浜離宮恩賜庭園の橋(東京都港区)

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「潮入の池」にかかる、折れ曲がった平面形状を持つ木の橋です。
このアングルから撮ると、遠くに聳える未来のメガロポリス(汐留シオサイトの高層ビル群)から、生い茂る森を抜けて、水面を渡ってくるという、時空を越えた架け橋のように見えるのが面白いです。


※関連バックナンバー 34-3「浜離宮恩賜庭園と汐留シオサイト」

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2008.06.17

54-1 大原美術館前の橋(岡山県倉敷市)

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倉敷随一の観光名所である「美観地区」の中央を流れる小さな川「倉敷川」に架かる「今橋」の風景です。中国風のデザインということらしいのですが、どっしりとしたコンクリートの欄干が肉感的です。
この周辺の風景は基本的に、時代劇のセットのような和風の街並みなのですが、画像手前側に建つタイトルの大原美術館はギリシャ神殿風のレトロ建築で、一方、橋の向こう右手の和風建築「有隣荘」は、なぜか瓦や塀のみかん色が妙に華やかで、自分がいつの時代の、どこにいるのか、よくわからなくなってくるようなエキゾティックな風景です。

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2008.06.16

#54「向こう岸の風景」

大きな川沿いの街で暮らしている私にとって、橋を渡るという行為には、象徴的な意味があります。毎朝、川の向こうへと橋を渡る度に気分が戦闘モードに切り替わり、帰りは、橋の半分あたりを越えると「あぁ、やっと帰ってこられた」と、ほっとした気持ちになるのです。
空間的に隔絶された向こう岸へと続く狭き門である、橋を渡るということは、ある種の緊張感を伴う体験であり、もしかしたらその度に、人は違う自分に生まれ変われるのかもしれませんね。
今回のシリーズでは、そんな特別な気持ちを味わえるような、魅力的な橋とその周辺の風景の画像をお送りしたいと思います。画面上に写る橋を対岸へと渡っていくあなた自身の姿を、是非イメージしてみてください。

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2008.06.14

53-7 瀬谷区の住宅街(横浜市)

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地区の詳細については、バックナンバーをご覧ください。
暖色系のパステル・カラーに塗り分けられた街並みは、洋菓子のようにどこか甘口な風景です。
この風景を見ていると、ディヴェロッパーにとって、住宅とはあくまで商品なんだなぁ、と改めて強く感じさせられます。だから販売時点のインパクトが勝負で、そのためにパッケージ・デザインはキャッチーなものでなければならない、という訳です。ただ、住宅はあくまで、景観を構成する要素としてその場所に何十年も永続的に存在していく訳で、長い目で見ればもうちょっと見飽きない、地域に馴染んだデザインの方がよいのかな、という気もしますが。

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2008.06.12

53-6 パティオス(千葉市)

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これまでにも何度か取り上げた(※)幕張新都心の住宅地区で、事業者・設計者がそれぞれ異なる20以上もの街区にわたって、統一感のある街並みが形成されるよう、詳細な決まり(デザイン・コード)が設けられ、それに基づいて建物がデザインされています。
デザイン・コードについては、別の機会にじっくり取り上げられれば、と考えておりますが、今回のシリーズのテーマである色彩に関しても、一定のルールの存在によって全体としての調和が考えられつつ、そのルールの中でそれぞれの街区が個性を発揮しようと頑張った結果、華やかな彩りのある景観が形成されていると思います。

※関連バックナンバー
 50-2「メッセ・モール」42-8「幕張新都心」9-1「幕張新都心」

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2008.06.10

53-5 IBAの集合住宅(ドイツ・ベルリン)

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IBAとは「国際建設展覧会」を意味するドイツ語の略称で、街を舞台に国際的に著名な建築家による住宅作品の「競演」が展開されています。
ベルリンの中心部を歩いていると、伝統的な街並みのスケール感は保ちながらも、個性豊かにデザインされたモダンな集合住宅が各所に点在しているのを見ることができます。原色をふんだんに使ったこんな建物があると、街の風景も明るく華やぎますよね。大きな一つの建物なのに、まるで小さな建物がいくつか集まっているように見える、ブロックごとの塗り分け(分節化)の工夫も面白いです。

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2008.06.08

53-4 シロソ・ビーチのサイン(シンガポール)

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シンガポールのリゾート地にあるビーチの名前を示す、ロサンゼルスにおける"HOLLYWOOD"サインのようなランドマークであり、パブリック・アートでもあり、記念撮影スポットとしても適しています。
それぞれの文字は虹のように塗り分けられ(6色ですが)、互いにじゃれ合っているようにも見え、ビーチ・リゾートの明るく楽しい雰囲気づくりに一役買っています。

※関連バックナンバー 49-2「スカイ・タワー」

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2008.06.06

53-3 ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)

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過去3回に渡って取り上げてきた(※)ポンピドゥー・センターについての記事も、4回目となる今回がおそらく最後でしょう。200712月に取り上げた正面側の外観も衝撃的ですが、今回の裏側もなかなかです。「裏側」とはいえ、大通りに面したよく見える壁面に、普通なら建物内に収めたり、目立たぬよう壁と同じ色に塗られたりすることの多い配管類が、ここでは工場施設のように堂々と露出し、原色で大胆に塗り分けられています。
この「逆転の発想」はかなりのインパクトがあったようで、このアイディアをパクった施設を、私は国内で少なくとも2つ知っています。一つは、横浜市にある地下鉄駅の構内、もう一つは、浜松市の駅前にある博物館。探せば他にもまだまだあるかもしれませんね・・・。


※関連バックナンバー

 42-1「ポンピドゥー・センター」

 20-3「ポンピドゥー・センター」

 15-7「ポンピドゥー・センター」

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2008.06.04

53-2 ビナウォーク(神奈川県海老名市)

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当施設の概要については、以前にも取り上げておりますので、そちらも合わせてご覧ください。
大屋根を支える柱は鮮やかな赤に塗られて存在感をアピールしています。逆に、斜面上の街並みのような店舗群の外壁は、ランダムに塗り分けながらも、色はいずれもパステル・トーンの範囲内におさまった4種類程度に絞られ、大屋根と柱の構造を引き立てています。様々な色が使われながら、塗り分け方には明確な意図が感じられます。

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2008.06.02

53-1 ユニバーサル・シティウォーク大阪(大阪市)

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JRユニバーサルシティ駅からUSJへと続く「表参道」です。本家L.A.のユニバーサル・シティウォークと違い、大阪版は、このサイトで何度か取り上げている(※)ジョン・ジャーディ氏によるデザインではないようですが、それっぽい雰囲気がよくコピーされているように思います。看板類が楽しく、センス良くデザインされ、通りの華やかな雰囲気づくりに貢献しているように感じられます。

※関連バックナンバー

 6-2「ホートン・プラザ」45-4「ホートン・プラザ」

 12-2「ラ・チッタ・デラ」45-6「ラ・チッタ・デラ」 

 45-5「キャナルシティ博多」

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2008.06.01

#53「カラーリングの風景」

2006年9月にも「色とりどりの風景」というテーマを取り上げました。私はよっぽど色を好むようですね(笑)。
今回のシリーズでは、デザインにおいて、色の塗り分けを積極的に意識したと思われる事例を取り上げていきたいと思います。
モノクロームの梅雨空をも、パッと明るく華やかにするような風景をお楽しみください。

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