77-19 セブンマイル・ブリッジ沿いのビーチ(米国フロリダ州)
年が明けたところで、今回からはマイアミを離れ、米国本土最南端の地を目指していきたいと思います。
フロリダ半島の南端からは、「キー」と呼ばれるサンゴ礁などでできた約50の島々「フロリダ・キーズ」が点々と西へ続いており、最果ての地・キーウェストまでは43本の橋を渡る国道1号線で行くことができます。「オーバーシーズ・ハイウェイ」という、南側に大西洋、北側にメキシコ湾の風景が広がるこの道は、世界で最も美しいハイウェイと言われています。
そのオーバーシーズ・ハイウェイのハイライトと言うべき、全長約7マイル(約11km)の橋が有名な「セブンマイル・ブリッジ」です。この橋は片側一車線で駐停車もできないので、橋の全貌と海の景色を堪能しようと、私は橋を渡り終えたところで車を停めました。そこで出会ったのが、ロードサイドに位置するこのビーチです。
数台分の駐車スペースと公衆トイレ、それにちょっとした東屋とベンチの他には周りに何もない、この静かで小さなビーチは訪れる人も少なく、遥か沖まで歩いて行けるほど遠浅な広々とした南国の海を、ほとんどひとり占めしているような贅沢な気分が味わえました。
そしてここの風景のさらに感動的な点は、島から沖に向かって真っ直ぐ延びるセブンマイル・ブリッジと、それに沿って建てられた角錐台状のどっしりした形が印象的な電柱の列が果てしなく続いていることで、大自然の美しさとともに、人類の英知とその力の偉大さを強く感じさせられました。
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