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2015.08.18

86-17 カナリー・ワーフのオフィス街(英国・ロンドン)

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まだ歴史の新しいカナリー・ワーフの街並みは、超近代的です。高層ビル群の外壁はどれもガラスで覆われ、街全体が銀色にピカピカと輝いている印象です。

そろそろ「カナリー・ワーフ」についてご説明しておくべきタイミングかな、と思いますが、ロンドンの都心部「シティ」のすぐ東側に隣接するテムズ川沿いには、「ドックランズ」という総面積約2,200haにも及ぶ壮大なウォーターフロントが広がっています。かつて大英帝国時代には世界貿易を支え、世界最大の海の玄関として繁栄を極めた地域でしたが、コンテナ輸送による港湾形態の変化、伝統的都市型工業の衰退等が原因で時代の流れに取り残され、1967年には地域内の全ドックが閉鎖され、廃墟となってしまいました。その地域が1981年に開始された大規模再開発プロジェクトによって再生され、そのほぼ中央部に位置するこの「カナリー・ワーフ」は、英国の3大高層ビルを中心とする従業人口5万人の一大国際金融センターとすべく開発されました。不動産不況の1990年代には、更地だらけで竣工したビルにもテナントが入らないという惨状だったと聞いていたのですが、交通網も整備されるようになった現在では、開発余力の限られていたシティから多くの世界的金融企業がオフィスを移転してヨーロッパ最大の高層ビル街となり、新金融街としてシティの地位を脅かすまでになっているようです。ここに拠点を置いているのは、HSBC香港上海銀行)、シティ・グループ、バークレイズ、モルガン・スタンレー、クレディ・スイス、ロイター通信…等、現在日経新聞を定期購読していない私でも名前くらいは聞いたことがある有名企業ばかりです。

ところで、画面左側に自転車が並んでいるのが見えますが、これはロンドン市内に400か所以上あるらしい「ドッキング・ステーション」と呼ばれるレンタサイクルの駐輪場です。現在ロンドンではサイクリング愛好家である市長の名をとった「ボリスバイク」と呼ばれるレンタサイクルのシステムが普及しているそうで、観光名所の周辺ではこのような赤や青の自転車に乗っている人の姿をよく見かけます。

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