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2015.08.25

86-24 大英博物館 グレート・コート(英国・ロンドン)

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大英博物館については今さら説明するまでもないとは思うのですが、一応…。古今東西の美術品や書籍、略奪品(!)など約800万点が収蔵されており、入場無料(!)ということもあり、世界中から年間700万人以上の見学者が訪れるという世界最大の博物館の一つで、大英帝国の強大な国力と繁栄ぶり、そして富の蓄積を十二分に感じさせてくれる場所です。

博物館内にはかつて、図書部門である「大英図書館」があったそうなのですが、その機能が他へ移転し、西暦2000年、その跡に、ミュージアム・ショップやレストランを備えた、館内の各室をつなぐ自由通路となる屋根付きの中庭が設けられました。それがこの画像の空間、「グレート・コート」です。…ということは、博物館の中に図書館が内包されていたということなのでしょうか? この中庭のなかった世界最大級の博物館というのは動線がわかりにくく、相当窮屈な空間だったのではないかと思われるのですが…。

大英博物館の外観はギリシャ神殿風の建物なのですが、それはこの中庭から見ても同じようです。天井からガラスの天窓を通して明るい光が降り注ぐ、真っ白な大理石(?)に囲まれたこの空間は、屋内でありながら何だか屋外にいるような、不思議な感覚をもたらしてくれます。そして、この「グレート・コート」を設計されたのは…またもやノーマン・フォスター氏です。もうほとんど、今回のシリーズのタイトルを「ノーマン・フォスターの風景」に変えた方がよさそうな気すらしています(苦笑)。

ところで、英国のお隣、フランス・パリには同じように世界最大級の美術館・ルーブル美術館があります。かつてルーブル美術館は建物の中で大蔵省と同居していた(!)そうなのですが、ミッテラン大統領の「グラン・プロジェ」の一環としてそれを他の場所に移転し、中庭にガラス製のピラミッドを設け、その地下に巨大な美術館のエントランス・ロビーを設けました。…大英博物館のグレート・コートと全く同じ発想ですね。ルーブルのピラミッドは1988年の完成ですから、またもやロンドンはパリの真似をしたということでしょう。

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