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2015年12月

2015.12.31

87-27 ハイ・ストリート(英国・チェルトナム)

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このチェルトナムという街がコッツウォルズ地方の範囲内に含まれるかどうかはちょっと微妙ではあるのですが、とりあえず隣接はしていて、「都市」と呼んでも差し支えないような大きな規模の街で鉄道駅もあるので、コッツウォルズ地方へのゲートウェイとして機能しています。また、この街じたいも温泉の湧く保養地として発展してきた歴史があるようです。

「大きな街」と言いましたが、この街はギリシャ・ローマ風の外観の建物(主に公益施設)がやたらと大きく立派で、市街地の広がりも無意味に大きく(鉄道駅が街の中心から離れていて不便!)、その割に道行く人々の姿も少ないので、とても寂れて見えます。両側を白い建物に囲まれたこの歩行者天国の商店街にも、ほとんど人の姿はありません。まぁ、高緯度地域に位置する英国は夏時間だと午後9時頃でもこのようにまだ明るく、そのくせ、商店の多くは午後5時頃には閉まってしまうので、ますます寂しく感じられてしまうのかもしれませんが。

 

新年は2日より営業予定です。よいお年を。

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2015.12.29

87-26 ピクニック・エリア(英国・ノースリーチ)

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他の多くのコッツウォルズ地方の街と同様、このノースリーチも小さな街で、ちょっと歩けばすぐに集落が途切れて街外れに来てしまいます。そんな街外れにあるこの「ピクニック・エリア」には、写真に映っている子供用の遊具の隣にテニス・コートもあり、子供たちがテニスに興じていました。

そして、その背後に広がる緑の丘では、大勢の羊たちがのんびりと草を食んでいます。元々「コッツウォルズ」という地名は「羊の丘」を示す古英語が由来らしく、古くは羊毛産業で栄えた地域でもあるので、人間と羊が共存するそんな姿がコッツウォルズの原風景なのでしょう。

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2015.12.28

87-25 セント・ピーター・アンド・セント・ポール教会(英国・ノースリーチ)

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前回(87-24)お話ししたとおり、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅inコッツウォルズ」をしていて、小1時間程の待ち時間ができてしまったので、手元に何の情報もなく、観光客相手の店も、特に見どころがあるとも思えないこの小さな街を、少し散策してみることにしました。

その途中でふらっと訪れたのがこの教会です。日本とは違った形の、時々傾いて立ったりしている墓碑が並ぶ緑の芝生の中を歩いていると、静かな春の午後の空気の中に軽やかな鐘の音が響いてきて、何もない田舎町を目的もなくぶらぶらと歩くだけという、こんな時間の過ごし方も贅沢でいいな、などと思いました。

帰国してから知ったのですが、外国の出版社が発行している分厚い旅行用ガイド・ブックにはこのノースリーチという街はちゃんと載っていて、この教会は街で最大の見どころとして紹介されていました。なんでも別名「コッツウォルズの大聖堂」とも呼ばれているらしく、この地域では有名な存在なのだそうです。確かにコッツウォルズ地方のちょうど中央部に位置し、交通の要所でもありますから、そんな立派な教会があっても不思議ではないのかもしれませんね。そう言われて改めて見てみると、教会正面のファサードの窓のアーチの意匠なんかに威厳を感じ…なくもないですね。

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2015.12.27

87-24 マーケット・プレイス(英国・ノースリーチ)

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以前にも書きましたが、コッツウォルズ地方はほとんど鉄道が通っておらず、公共交通の便が悪い地域なので、観光客は点在する小さな街をバス・ツアーやレンタカー等で周遊するというのが一般的なようです。ただ、便は少ないながらも路線バスのネットワークはあり(日曜は除く)、ダイヤも比較的正確なので、事前に時刻表を調べておけばそれらを乗り継いで複数の街を見て回ることは可能です。このノースリーチという街の「マーケット・プレイス」と呼ばれる停留所は、小さいながらもそのバス路線網の拠点となっており、北はモートン・イン・マーシュやボートン・オン・ザ・ウォーター、東はバーフォード、南はバイブリー、西はチェルトナム(近日中に取り上げる予定です)といった観光地や鉄道駅のある街とを結んでいます。ノースリーチ自体は特に観光客がわざわざ訪れるような街ではないようで、日本の出版社から出されているガイド・ブックではこの街の名前は見かけないのですが、そんなわけで、私は路線バスの乗り継ぎでこの場所を1日に4回も通る羽目になりました…。

前置きが長くなりましたが、「マーケット・プレイス」の名のとおり、ここはこの小さな街の中心となる広場で、複数のバスの待ち合わせ等も行われるためか、単なる通り沿いの停留所というよりは少しバス・ロータリーっぽく造られています。街の名を示すサインや、案内図、電話ボックスや公衆トイレ等も設置され、街の玄関口らしさも感じられます。観光地ではありませんがコッツウォルズ地方らしいライム・ストーンの街並みが見られ、街路に沿って同じ色合いの建物の壁面が整然と並んでいる様子からはあまり田舎っぽさが感じられず、首都から離れたこんな小さな街にも関わらずどことなく洗練された雰囲気すらあります。本当のコッツウォルズらしさを感じたければ、ボートン・オン・ザ・ウォーターのような観光地化された街よりも、何もないこんな地味な街の方がよいのかな、などとも感じました。

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2015.12.26

87-23 バイブリー・トラウト・ファーム(英国)

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その名の通りの鱒の養殖場で、大きな池を中心に様々な木々が植わり、水路が流れる一帯が庭園のように美しく整備されています。また、宿泊施設、飲食店、土産物屋等の、お金を使う場所が限られているこの小さな街・バイブリーにおける、最大かつ唯一の観光施設という一面もありそうです。

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2015.12.25

87-22 アーリントン・ロー(英国・バイブリー)

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「イングランドで最も美しい村」のイメージを形づくっているこの小径がバイブリー最大の見どころで、14世紀に建てられたそのままの姿を残しているという、私の足で1分もあれば通り過ぎてしまうようなこの長屋?だけを見るために、遠く日本からもわざわざ多くの観光客が訪れているという訳です。

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2015.12.24

87-21 コルン川(英国・バイブリー)

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この画面の右側の道路が、前回(87-20)ご紹介した「ザ・ストリート」です。通りから眺めるこのコルン川とその対岸の草原と木々が織りなす緑豊かな風景は絵画のようで、水面に浮草が浮かんでいる様子をみていると、モネの「睡蓮」ってこんな感じだったかな…などと思い出してしまいました。

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2015.12.23

87-20 ザ・ストリート(英国・バイブリー)

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バイブリーは「イングランドで最も美しい村」と称され、小さいながら多くの観光客が訪れる、コッツウォルズ地方でも特に人気の高い街です。どのくらい小さいかというと、この画像の通りが”The Street”と定冠詞を付けて呼ばれているほどです。他に道はないのか!とツッコみたくなりますが、事実、この街の中でまともに車がすれ違えそうなのはここくらいで、街全体の地図を描けと言われても簡単に描けてしまいそうな程です。この通りには大型の観光バスも多く路上駐車していて、大きな駐車場のないこの街における観光客用の駐車スペースとしても機能せざるを得ないようです。

緑に囲まれた風景の中で、ライム・ストーンを積んで造られたお屋敷の壁や塀、そして手作り感のある屋根の柔らかい色合いが魅力的です。

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2015.12.22

87-19 丘の上の住宅街(英国・バーフォード)

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前回(87-18)ご紹介した画像の場所の手前がどうなっているかというと、街道はそこを境に坂の傾斜がよりきつくなって、画像のように道の両側に立派な街路樹を備えた幅の広い緑地帯が設けられるようになり、沿道には石造りの立派な邸宅が建ち並ぶ、米国のビヴァリーヒルズを思わせるような丘の上の住宅街となっているようです。「ハイ・ストリート」とつながる一本の道でありながらこの場所には「ザ・ヒル」というアドレスが与えられ、小さな街にもかかわらず「都心部」と「郊外」が明確に分けられているように感じられ、興味深いです。ちなみに、街道はその先で、現代の広域的な幹線道路である「A40」に接続しています。

また、緑地帯の所々にベンチが置かれているのがわかるかと思いますが、それらの角度が坂の下にある街の中心部の方を向いていて、街を眺められるようになっているのも面白いな、と思いました。

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2015.12.21

87-18 バーフォードの全景(英国)

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ここは、バーフォードの街の中心部の南端にあたり、ここから北側の街道に「ハイ・ストリート」というアドレスが与えられているようです。緑のない石造りの街並みは先日ご紹介した(87-1016)ボートン・オン・ザ・ウォーターに通じるウィンドラッシュ川に架かる橋で終わり、その奥には画面のようにイングランドらしい緑の丘の風景が広がっています。

一方、この場所の手前がどうなっているかについては…次回ご説明しますが、このショットは、バーフォードという小さな街の構造というか、全貌が掴めるものになっているのではと思います。

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2015.12.20

87-17 ハイ・ストリート (英国・バーフォード)

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バーフォードは、坂になった昔ながらの街道沿いに形成された街で、日本でいえば福島県の大内宿や岐阜県の馬篭といった宿場町と似た雰囲気が感じられます。このハイ・ストリートは車通りが結構多く、沿道には雑貨やアンティークの店、土産物屋も並び、観光客にも人気があるようです。

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2015.12.19

87-16 マーケット・クロス(英国・ボートン・オン・ザ・ウォーター)

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英国の小さな街では、上に十字架(クロス)の付いた石造りのモニュメントをよく見かけます。これは「マーケット・クロス」と呼ばれるもので、そこが街の中心であることを示すとともに、その名のとおり、ここで市(マーケット)が開かれたのだそうです。

この街にもマーケット・クロスがありますが、緑と街並みが美しい風景の中に、青く澄んだ空をバックに立つその姿には凛々しさが感じられます。

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2015.12.18

87-15 ライム・ストーンの街並み(英国・ボートン・オン・ザ・ウォーター)

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この街について語ろうとすると川のことばかりに気をとられてしまいそうになりますが、コッツウォルズ地方に属するこの街にもライム・ストーンで造られたハチミツ色の愛らしい街並みがあります。この一角は特に商売等を営んでいない一般の民家なのか、川沿いの遊歩道に対してオープンな印象ではありませんが、塀に沿った植栽や飾られた花がいい感じです。

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2015.12.17

87-14 川沿いのテラス席(英国・ボートン・オン・ザ・ウォーター)

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これまでご紹介してきたこの街の画像を見ていただいてもわかるとおり、このウィンドラッシュ川沿いには散策に適した小径があり、川の両側を芝生や木々が囲み、そこには所々にベンチも設けられています。土産物屋の他、レストランやカフェ等もこのように川に面して多く設けられており、川沿いが街に大きな憩いの空間を提供しています。

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2015.12.16

87-13 ウィンドラッシュ川に架かる橋(英国・ボートン・オン・ザ・ウォーター)

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この街には、ウィンドラッシュ川にいくつかの橋が架かっていますが、どれも幅は人が何とかすれ違える程度で、水面がとても近く川が浅いためか欄干もなく、おもちゃのようなかわいらしさです。こうした全体的に高さが抑えられた小ぶりな橋は、この街の名物になっているようです。

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2015.12.15

87-12 ウィンドラッシュ川 その2(英国・ボートン・オン・ザ・ウォーター)

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川は、中で小さな子供達が遊ぶ光景が似合いそうで、そういえば小さい頃家の近くにこんなせせらぎの流れる公園があって、夏は毎日遊びに行ってたな…なんてことを思い出しました。

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2015.12.14

87-11 ウィンドラッシュ川 その1(英国・ボートン・オン・ザ・ウォーター)

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この街の人気の理由は、「オン・ザ・ウォーター」の名前の通り、川を中心とした「水の街」だということです。そんな街は世界中どこにでもあると思われるかもしれませんが、ここを流れるウィンドラッシュ川は浅く小さな川で、水面も近く、川の両側を芝生や木々が囲む公園のような空間になっていて、その周りに小さな街が形成されているという箱庭のような小ぢんまりとした風景が魅力なのです。

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2015.12.13

87-10 ハイ・ストリート(英国・ボートン・オン・ザ・ウォーター)

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本日以降しばらく取り上げていくことになるボートン・オン・ザ・ウォーターは、コッツウォルズ地方に点在する街の中でも最大の見どころなのではないかと思います。それほど大きな街というわけではありませんが、路線バスの便が比較的多いので訪れやすく、レストランやカフェ、土産物屋がそれなりに多く、小さな博物館の類もいくつかある等観光インフラに恵まれており(あるガイド・ブックでは「観光業に魂を売り渡した、この比類なく美しい村」と、皮肉交じりに称賛されていました)、この通り沿い等は観光地らしい賑わいも感じられます。この街の人気の理由は…(以降、次回へ続く)

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2015.12.12

87-9 ハイ・ストリート(英国・モートン・イン・マーシュ)

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前回までお送りしてきた(87-18)ストラトフォード・アポン・エイヴォンを後にし、南へバスで1時間ほどの距離にあるこの街にやってきました。いよいよここからコッツウォルズ地方めぐりの旅を始めたいと思います。

コッツウォルズ地方は、イングランド中部に広がる丘陵地帯で、緑の中で羊たちが草を食むのどかな風景の中に小さなかわいらしい村々が点在する、英国でも屈指の美しさを誇るカントリーサイドです。そしてその街並みは、この地方で採れる「ライム・ストーン」と呼ばれるハチミツ色の石灰岩で彩られています。

コッツウォルズ地方には、ほとんど鉄道が通っていません。それにより発展が遅れたために昔ながらの街並みが残されているというのは皮肉ですが…。そんなわけで観光客に人気のある田舎街でも、一日に数本しかない路線バス(しかも日曜日には運休…)が唯一の公共アクセス手段となっています(バス・ツアーに参加したり、レンタカーでいくつかの街を周遊する、という観光客が多いようです)。一方、ここモートン・イン・マーシュは観光資源には乏しいもののロンドンからの直通列車が停まる鉄道駅があり、人気の高いボートン・オン・ザ・ウォーター(次回以降取り上げる予定です)などに通じるバスが発着するため、コッツウォルズの北の玄関口となっており、ここを「通過」する観光客も多いはずです。

そんなモートン・イン・マーシュですが、コッツウォルズ地方の代名詞となっている「ハチミツ色の街並み」を見るだけならここでも可能です。小さな街の目抜き通りであるこの「ハイ・ストリート」の中央部はとにかく道幅が広いのが特徴で、車道の両側に緑地帯が設けられ、その外側に側道があり、建物は側道に沿って建ち並んでいます。この画像では側道と緑地帯の部分しか映っていませんが、全体の幅員はこの3倍あると考えていただければよいかと思います。街を貫く大通りの幅が広がって、街の中心に細長い広場ができているようなイメージで、そのちょうど突き当たりにはタウン・ホール(町役場?)が鎮座しています。

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2015.12.10

87-8 謎の日本語(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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前回(87-7)取り上げたヘンリー・ストリートの路面舗装に、なぜか見慣れた日本語の活字が彫られています。他の場所には英語やドイツ語らしき文章もあったので、おそらくアートの一種なのだろう、と理解しました。

しかし、それにしても不可解なのはその内容です。ここはシェイクスピアの生家のある通りですが、「テープレコーダー」なんていう単語が彼の作品に登場するとも思えないし、誰が、なぜこの文言を選んだのでしょうか? 口語としては極めて自然な日本語が、逆に不自然に感じられて仕方ありません。

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2015.12.09

87-7 ヘンリー・ストリート(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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この通りは前回、前々回(87-5,6)に取り上げた通りとはまた雰囲気が違って、幅の広い、ほぼ歩行者天国のような商店街となっています。この沿道にはこの街にとって最も重要な観光資源と言っても過言ではないシェイクスピアの生家があり、レンガ造の街並みの中で当時のままのボロボロの木造の建物は一際目立っています。そんなわけでここを通る観光客も多いはずで、「門前町」のようなこの通りがある意味ではこの街の商業中心なのかもしれません。

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2015.12.08

87-6 ハイ・ストリート(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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「ハイ・ストリート」とは、アメリカ英語でいうところの「メイン・ストリート」を指す普通名詞のようで、英国中どこの街にも「ハイ・ストリート」と名付けられた通りがあるようです。同じものを指しながらもアメリカ英語とイギリス英語では単語が違うことが結構あるのは面白いなぁ、と思います。

で、本題に戻って、この街で最も重要な通りは、前回(87-5)ご紹介した街の外と直接つながっている「ウッド・ストリート」ではなく、それと南北に交わり街の中だけでルートが完結するこの通り、と位置づけられているようです。

ここの街路景観の特徴は、ハーフ・ティンバー様式の建物が多いということです。これは1517世紀の英国の住宅建築に多く、その他フランスやドイツ等でも見られる木造建築の様式で、柱、梁、筋違(すじかい)、窓台等の「軸組」を隠さず装飾材として見せ、その間を漆喰等で仕上げたもので、白い壁に真っ黒い太い線が縦横無尽に走る、賑やかでちょっと野暮ったい外観となります。

私の中ではストラトフォード・アポン・エイヴォンと言えばハーフ・ティンバーの街並みを持つ素朴な田舎町、という勝手なイメージがあったのですが、街じゅうが白と黒の街並みで埋め尽くされている、といった程ではなく、ちょっと期待外れでした。

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2015.12.07

87-5 ウッド・ストリート(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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交差点ごとにその名前を変えながら鉄道駅と街の中心部を結んで東西に貫く、路線バスが行き交う主要な通りです。赤いレンガの低層の建物が並ぶ通りにはちょっとした商店街が形成されており、いかにも小規模な地方都市といった趣きです。私は旅に出ると大抵、ロンドンのような大都市よりもこのくらいのスケールの小さな街の方に魅力を感じてしまいます。

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2015.12.06

87-4 運河とナロー・ボート(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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市街地を縫うように流れるこの水辺は、どうやら小川ではなく運河のようです。こんな狭い水路を行き交えるようにするため、イングランドの船はこんなに幅を狭く作っているんですね。

両側を豊かな緑に囲まれ、人が一人なんとか通れる散策路を備えた狭い運河に浮かぶナロー・ボートと水鳥…どことなく静けさと落ち着きを感じさせてくれる風景です。

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2015.12.05

87-3 バンクロフト・ガーデンのナロー・ボート(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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この「バンクロフト・ガーデン」は、ちょうどエイヴォン川と運河の接続点に位置しています。水位の異なる運河と川の間には「閘門(こうもん)」と呼ばれる水門と、ナロー・ボートが何艘も停泊する船溜まりが設けられ、こんな内陸にありながら、ちょっとした港町のような光景です。街の中心部の風景にこんな船が溶け込んでいる姿は、ちょっと不思議です。

広場に横付けされた、早朝の澄み切った青空に映えるユニオン・ジャック・カラーが鮮やかなこのナロー・ボートは、どうやら広場で寛ぐ人々に飲み物や軽食を提供するワゴンのような役割も果たしているようです。

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2015.12.04

87-2 ロイヤル・シェイクスピア・シアターとバンクロフト・ガーデン(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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ストラトフォード・アポン・エイヴォンは何といっても、英国が世界に誇る偉大な劇作家、ウィリアム・シェイクスピアの生まれ故郷として有名で、街にいくつかある劇場では様々なシェイクスピアの作品が上演されている他、シェイクスピアゆかりの建物も多く、それらを目当てにたくさんの観光客が訪れる街です。画面奥に見える高い塔を持つ建物が前回(87-1)の画像で少しだけ見えていた「ロイヤル・シェイクスピア・シアター」で、400年以上前の作品を上演する劇場にしてはモダンな印象です。この建物の外壁は、画面右側に見える街の中心部の低層の街並みと同じく赤いレンガの色を纏っています。エイヴォン川に面したこの劇場の前には「バンクロフト・ガーデン」という広々とした公園というか広場があり、小さな街の中心に位置する一等地にオープン・スペースを提供しています。

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2015.12.03

87-1 エイヴォン河畔(英国・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)

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中部イングランドを巡る旅は、ロンドンから直通列車で約2時間の、この小都市からスタートします。「ストラトフォード」という街は英国内にいくつかあるようで、それらと区別するために「エイヴォン川の畔の」という但し書きがついています(日本で例えると「近江八幡」みたいな感じの地名なのでしょうか)。つまり、この街を語る上でこの川の存在は欠かせないということなのでしょう。

この画像は街の中心の風景です。エイヴォン川は、ちゃんと流れているのかどうか疑いたくなるほど穏やかに水を湛えています。川の東側(画面左側)は柳のように枝を垂らした木々が並ぶ芝生の公園になっています。水面はとても近くに感じられ、水鳥やボートが浮かんでいる様子は、自然の川沿いというよりは大きな池を持つ都市公園の中の風景のようです。遠くに教会の高い尖塔が見えるのも英国的というか、ヨーロッパ的な、絵画のような風景です。

ところで、この街にとって最も大事な情報、とりわけ観光客にとっての最重要関心事については、次回の記事でお話しする予定です。ヒントは画面右端に少し見えています。

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2015.12.01

アーバン・ツアーズ 2015-2016 年末年始SP イングランドの風景

日本でもそうだと思いますが、その国らしい、本当の良さというものは、首都のような大都市よりも、むしろ地方の小都市や田舎の風景の中にこそ見られるように思います。英国においてもそれは例外ではなく、英国のカントリーサイドは美しい、そこには英国の素顔がある、絵画のような風景が広がっている、と称賛されています。英国の中でもとりわけイングランドは地形的に高い山がなく、日本では絵本の中でしかなかなか見られないようななだらかな丘がどこまでも広がっていることが、より長閑で穏やかで、癒される風景といったような印象を与えているのでしょう。

今年の夏は英国の首都・ロンドンの風景をお届けしましたが、この年末年始は同じ英国から、日本人観光客に人気が高いコッツウォルズ地方を含む中部イングランド、そしてイギリス海峡に沿って美しい海岸線が続きリゾート地としての賑わいを見せる南海岸地方の風景をお送りしていきたいと思います。

シリーズは12月3日(木)スタートの予定です。お楽しみに!

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