87-36 ロイヤル・クレセント(英国・バース)
前回(87-35)取り上げた「サーカス」同様、ジョン・ウッド(同じ名前の親子の子)によって造られた戸数30、地上3階、地下1階のテラスハウスで、その名のとおり(「クレセント」は、三日月を意味)全体が半楕円形に湾曲し、広大な芝生を囲むように建てられています。「サーカス」とは1本の直線状の街路で結ばれ、バースの市街地において明確な都市軸が形成されています。
この「ロイヤル・クレセント」や「サーカス」のように、円形の広場を囲むように集合住宅を建てるという発想は当時画期的だったようで、また、ヨーロッパの人々の琴線に触れる造形だったのか、特に英国各地にこれらの影響を受けたと思われる建築が多く見られます。ちょっと変わったところでは、こんなパロディーも。
私自身の感想としては…大きくて、丸くて、凄いな…というだけで、それ以上でもそれ以下でもなく、特に美しいとも思いませんでしたが(笑)。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「E-1 英国」カテゴリの記事
- 87-49 セブン・シスターズ(英国・シーフォード)(2016.01.27)
- 87-48 セブン・シスターズ・カントリー・パーク その2(英国・シーフォード)(2016.01.26)
- 87-47 セブン・シスターズ・カントリー・パーク その1(英国・シーフォード)(2016.01.25)
- 87-46 カントリー・パークのフット・パス(英国・シーフォード)(2016.01.24)
- 87-45 サットン・パーク・ロード(英国・シーフォード)(2016.01.23)
コメント