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2016.05.09

89-20 鳥ヶ島とその周辺(東京都新島村)

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先月、東京駅からスタートして徐々に郊外へと展開していき、西端に位置する高尾山まで進んだところで月末を迎えた「東京の風景」シリーズは、これで終了かとお思いになったでしょうか? いえいえ、東京都には区部と多摩地域だけではなく、伊豆諸島と小笠原諸島からなる「島嶼(とうしょ)部」もあるのです。というわけで、シリーズは月をまたぎ、ゴールデン・ウィークを挟んでもうしばらく続き、今回から伊豆諸島の一つである「新島(にいじま)」の風景をお届けしていきます。

新島は東京都心から南に約160km、伊豆半島南端の静岡県下田市からは南東に36kmの位置にある、面積23.17㎢、人口2,000人程の小さな島で、サーフィンや海水浴等を目当てに観光客が訪れます。東京からは竹芝桟橋発の高速船で2時間半、調布飛行場発の19人乗り小型飛行機ならわずか30分で行ける、美しい自然と温暖な気候に恵まれた島です。

画像は高速船が発着する新島港から歩いてもすぐに行ける、島西側の海岸沿いの風景です。今回の記事のタイトルになっている「鳥ヶ島」は画面左側の陸続きの岩場で、この周辺の海岸では海水浴やシュノーケリングが楽しめるそうです。

新島は、世界中でイタリアのリパリ島とここだけでしか採れない「抗火石(こうがせき)」という、大変珍しい石材が特産です。家屋の建材などにも用いられるこの石は、耐火性・断熱性に優れているだけでなく、水に浮くほど軽く、彫刻刀でも簡単に彫ることができるという特長を備えており、島内の至る所にこの石を使って制作されたオブジェが建っています(渋谷駅前の「モヤイ像」はこの新島から贈られたものです)。画面右側手前の道路沿いにはそうした石のオブジェが集められ、花が植えられたリ東屋も設けられたりするなど、海を臨むちょっとした憩いの空間になっています。

そして、画面右側奥の小さな岩場の上には、朽ち果てたギリシャ神殿の遺跡のような建造物が見えます(画像はクリックすると拡大します)。これは「湯の浜露天温泉」という、24時間(!)、無料で(!!)入れる温泉施設で、眼下に広がる島々と大洋の雄大な風景を眺めながら湯に浸かるのは最高の気分です。

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