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2016年8月

2016.08.30

90-20 一乗谷川沿いの風景(福井県福井市)

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前回(90-19)ご紹介した「一乗谷朝倉氏遺跡」のそばを流れる川沿いの風景です。歴史ロマンあふれる一帯の雰囲気に調和させるように、川の護岸は昔ながらの石積みで、道路のガードレールはウッディに造られ、所々に植えられた木々が日本の昔ながらの川沿いの風景を感じさせてくれます。

この景観は、かつてご紹介した島根県津和野の津和野川と同様、国土交通省の「ふるさとの川整備事業」によって整備されたもので、視覚的な美しさのみならず環境や防災にも配慮された点が評価され、「土木学会デザイン賞2015」の最優秀賞に選出されたそうです。

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2016.08.29

90-19 一乗谷朝倉氏遺跡(福井県福井市)

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両側に武家屋敷の石垣と土塀がどこまでも続く人気(ひとけ)のない街並みは、どことなくミステリアスな感じがします。

私がこの場所を知ったのは、数年前のソフトバンクのCMで白戸次郎(お父さん…っていうか、犬。)の出身地として紹介されてからです。私は地理に関してはそんなに疎い方ではないと自負していたのですが、こんな昔ながらの風景が「保全されている」「古い街」があるなんて知らなかった、是非訪れてみたい…と思っていたのですが、実際には昭和42年からの発掘調査によって発見された戦国武将・朝倉氏の城下町跡を復原した、博物館的な施設だったのでした(日本初の、原寸大立体模型、らしいです)。

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2016.08.28

90-18 ガレリアポケット(福井県福井市)

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とうとう北陸の西の端、福井県までやってきました。今回ご紹介するのは、県庁所在地・福井市の中心市街地にある「ガレリアポケット」という、市が2003年度に整備した都市公園です。

中心市街地の衰退は全国的な傾向で、それによって生じてしまった空地を広場として整備し、イヴェントや憩いの空間を設けて活性化を図ろうというのはよく見られる手法で、おそらくここもそのような経緯でつくられた施設なのではないかと推測されますが、何より気になるのは正面に描かれた巨大な壁画です。なぜかジャマイカとかレゲエを連想させる(?)赤・黄・緑の三色のブロックを突き破って這い出てくる顔の濃い男…。夢に出てきたらうなされそうなこの図柄がなぜこの公共施設に採用されたのか、これが福井の地域性とどう関係あるのか、私は理解に苦しんだのですが、そのくせ今では福井と言えばすぐにこの顔が思い浮かんでしまうくらいの強烈なインパクトを植えつけられてしまいました。

ちなみに、この壁画、今は撤去されているという情報も…。

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2016.08.26

90-17 金沢21世紀美術館(石川県)

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2004年に開館した現代アートの美術館で、鑑賞者もその一部になれる体感型の作品が多いのが特徴です。無料エリアが多いこともあってか、国内でもトップクラスの入場者数を誇り、開館以降、金沢の新しい観光名所として不動の地位を確立しています。

この美術館は建築的にも大変な注目を集めています。金沢中心部に立地する公園のような施設を目指し、三方を道路に囲まれた敷地内にどこからでも人々が訪れることができるようにと、建物の平面形状は正面や裏といった区別がない円形で、外観はガラス張りの開放感ある建物となっています。

…というコンセプトが優れていたとしても、それをそのまま3次元化したからといって必ずしも美しいものができあがるとは限らない…と思うのですが、設計者の建築家ユニット「SANAA」がこの作品でヴェネツィア・ビエンナーレ第9回国際建築展最高賞の「金獅子賞」を獲得するなど、建築界での評判はすこぶる良かったようなので、最近の建築関係の人はこういうのがお好きなんだなぁ、と若干冷めた目で見ていました。

そんなこの建物の写真を何枚か撮った中で比較的気に入ったのがこのショットです。円盤状の屋根の上にそれぞれ高さの異なる白い直方体がランダムに建ち並んでいるように見える建築なのですが、白一色のはずの複数のキューブに高さと陰影で変化がつくと表情が出て面白いな、と感じました。前方に建つカラフルなアート作品と対比させるとなおさら…(こちらも円形という相似性です)。

辛口(?)ついでにもう一つ。ジェームズ・タレル氏の作品を香川県・直島町の「地中美術館」で見た時(「オープン・スカイ」)はとても感動したのですが、その後にここの「ブルー・プラネット・スカイ」(無料で鑑賞可能)を見たら、期待が大きかった分がっかりしてしまいました。似たような作品なのに何が違うのでしょう? 見た順番とか、単に私の感じ方の問題なのでしょうか?

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2016.08.25

90-16 石川県政記念しいのき迎賓館(金沢市)

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先日の記事(90-14)の中で少し触れましたが、石川県庁は2003年に金沢の中心市街地から郊外に移転しました。そして、残された大正13年建築の旧庁舎の外観を広坂に面した表側だけ保存し、裏側を現代的なガラス張りの建物としてリニューアルした上で、観光案内やレストラン・カフェ、会議室、ギャラリーなどの機能を持たせてオープンしたのがこの施設です。

文化・交流機能という施設の性格、古さと新しさが融合した建築、その前面に横たわる芝生の広場、そして緩やかにカーヴしながら登っていくアプローチとそれに沿った水路…以前ご紹介した東京・高尾山麓の「高尾599ミュージアム」といろいろ共通するイメージがあるように思います。

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2016.08.24

90-15 もてなしドームと鼓門(石川県金沢市)

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前回(90-14)では金沢駅の西側を取り上げましたが、今回は北陸新幹線開業を機に「兼六園口」と改称された、反対の東側です。

駅舎には「もてなしドーム」と呼ばれるアトリウムが併設されています(画像手前の場所です)。肉厚なガラスで覆われた空間は、今にも降り出してきそうな怪しい空の下のように、なぜか妙に薄暗く造られています。そして「もてなしドーム」の出口に建っているのが、その名のとおり鼓のように複雑かつ繊細にねじれた木製の柱が波打つどっしりとした大屋根を支えている「鼓門(つづみもん)」です。

この寺院建築を思わせる特徴的な朱塗りのゲートを持つ駅舎への評価は高いようで、たとえば米国の旅行誌「トラベル&レジャー」は、米国・ロサンゼルスの「ユニオン駅」、英国・ロンドンの「セント・パンクラス駅」、スペイン・マドリードの「アトーチャ駅」等とともに「世界で最も美しい駅」14選にこの金沢駅を日本から唯一選出し、その中の第6位にランキングしています。現代の最新の技術を駆使して造られた、日本的な伝統とともに新しさも感じさせてくれる木造の構造物は、工費、工期ともにそれなりにかかったようですが、安普請で画一的な駅舎にせず、後世に誇れる本物を遺したところが素晴らしいと思います。

この「鼓門」に関しては、街から駅の方角を撮ったアングルの写真をよく見かけるので、敢えて逆方向の画像を載せてみました。

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2016.08.23

90-14 金沢駅金沢港口(石川県)

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北陸最大の都市・金沢にやってきました。これまで当サイトではこの街を昔ながらの観光名所を中心に取り上げてきましたが、今回のシリーズでは金沢の新しい風景をいくつかご紹介していく予定です。

金沢の古くからの中心市街地は、金沢駅の東側(現・兼六園口)にあり、かつて「西口」と呼ばれていたこちら側は比較的新しく開発されたエリアのようです。かつては「駅裏」といった感じだったのでしょうが、石川県庁が2003年に駅東側からこちら側(といっても駅からはだいぶ離れていますが)に移転したのを機に発展が進んだとのことです。

そんな新しい金沢の顔である駅前の都市景観は、屋外広告物が全く見当たらず、異様にすっきりしています。ミラー・ガラスで覆われた流線型上の画面右側のビルをはじめ、どの建物もスケールが大きく、現代的なデザインです。そして、一帯にあふれる未来感をさらに増幅させているのが、手前の駅前広場内に建つ、バランスが悪く今にも倒れてきそうな巨大オブジェです(石川県の県域の形にも見えるような…)。

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2016.08.21

90-13 道の駅高松(石川県かほく市)

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数十kmに渡って日本海沿いを走る自動車専用道路「のと里山海道」のサービスエリアです。長い砂浜がどこまでも真っ直ぐ延びるこの絶景ルートを、舞い上がる砂と波しぶきを西日が照らす眩しい時間帯に走らせていると、まるでカリフォルニアの太平洋岸をドライヴしているような爽快感が味わえます。

そんな道路の途中に設けられたサービスエリアの、下り能登方面の施設は波が押し寄せる海岸のすぐそばにあり、画像のような遊歩道(というよりは「芝生広場」といった感じで、ピクニックが楽しめそうです)やドッグ・ランが整備されています。

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2016.08.19

90-12 馬場崎・駅前地区の街並み(石川県輪島市)

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日本三大朝市で有名な輪島市の中心市街地の街路景観で、この街に通じていた鉄道が2001年に廃止された後も、周辺は「駅前地区」と呼ばれているようです(ちなみに鉄道駅は「道の駅」となり、バス・ターミナルとしても機能しています)。

道路の拡幅や電線地中化等の街路整備に合わせて生まれ変わったこの大通り沿いの街並みは、まだ比較的新しいながらも伝統的な和風建築のテイストが感じられます。どの町家も同じような間口の狭さで、通りに面した切妻屋根の角度は揃えられ、格子窓や壁に貼られた板からは木のぬくもりが感じられて、通り全体の景観として調和がとれています。

これは市の景観計画に基づくもので、景観重点地区に指定されたこの一帯では、「浜屋づくり」と呼ばれるこの地域に伝わる様式を踏襲した建築とするよう定められている…らしいです。

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2016.08.18

90-11 白米の千枚田(石川県輪島市)

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輪島市白米町(田んぼからの連想で「はくまい」と読んでしまいそうになりますが、「しろよね」だそうです)にある有名な棚田で、斜面上の約3.8haの土地が、平均約20㎡、計1,004枚もの水田として耕されている様は実に壮観で、かつてこの農地を開墾された方、そしてこれまでこの土地で農業を営んで来られた方々の苦労の結晶のような造形美です。市が運営している公式サイトの画像を見ると、雪景色や、田植えが始まったばかりの水を湛えた時期、そして冬季に行われているイルミネーション等、時期によってそれぞれ全く異なる魅力的な風景が楽しめそうです。

私はレンタカーでここに向かおうとして、能登半島中に広がる農地の中から果たしてこのたった一つの場所をちゃんと見つけることができるのかどうか不安だったのですが、それは杞憂でした。なぜならここは国道沿いの非常にわかりやすい場所あったからです。しかも雄大な日本海に面している上に、隣には棚田を眺められる「道の駅」まで整備されています。意図したわけではないのでしょうが、結果的に観光資源としてのアクセスとロケーションに非常に恵まれた農地であると言えるでしょう。

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2016.08.16

90-10 七尾西湾とツインブリッジのと(石川県)

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能登半島と能登島を結ぶ、正式名称を「中能登農道橋」という全長620mの橋を、橋のたもとにある「長浦うるおい公園」から見た眺めです。フリー・ハンドで描いたような複雑な海岸線を持つ七尾西湾を背景に建つ直線的な斜張橋の姿は凛々しく、人工と自然の対比が感じられる風景です。

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2016.08.15

90-9 湯っ足りパーク(石川県・和倉温泉)

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今日からシリーズは富山県を離れ、石川県の能登半島に入ります。

今回ご紹介するのは温泉地として全国的にも名高い和倉温泉の市街地内にある公園で、画像は公園の名の由来となっていると思われる、園内の無料の足湯施設です。

この浴場、なんと海に面しています! と言っても、外海と幾重もの海峡によって隔てられたこの七尾西湾はまるで湖のように波の穏やかな内海なので、こんな波打ち際(?)でも静かにのんびりとした雰囲気の中で足湯が楽しめるのです。

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2016.08.13

90-8 金屋町(富山県高岡市)

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山町筋(90-7)の他に、高岡市内にもう一つある重要伝統的建造物群保存地区で、格子窓の町家が並ぶこちらの方はより庶民的な生活感が味わえます。ここはその名のとおり、高岡における鋳物産業発祥の地で、その歴史は17世紀にまで遡るそうです。平成の初めには通りの路面が、御影石に銅が散りばめられた石畳の道として整備されました。家々には鋳物の風鈴が釣り下がって通りじゅうに涼やかな音を響かせ、地場産業をアピールしています。

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2016.08.12

90-7 山町筋(富山県高岡市)

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高岡市に残る2つの古い街並みの内の一つで「やまちょうすじ」と読むそうです(通りを「筋」と呼ぶあたり、ここは関西文化圏なんだな、と思わされます)。この通りはかつての大動脈であった旧北陸道にあたり、商都・高岡の繁栄を支えてきた商人町でした。明治33年の大火を機に、当時の防火建築である土蔵造りを中心に街並みが再興され、その中に前面のみを洋風にした町家やレンガ造りの洋風建築の銀行等が入り混じる重厚でレトロな風景で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

そんな魅力的な景観を持つこの通りですが、観光客の姿はありません。というか、旧JR北陸本線の高岡駅からここまでの大通りには歩く人の姿すらほとんど見かけることがありませんでした。これでも17万の人口を有する県内第2の都市だというのですから、地方都市における中心市街地の衰退というのは深刻なものがあるなぁ、と感じざるを得ません。

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2016.08.10

90-6 小運河と野外劇場(富山県・富岩運河環水公園)

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元からあった運河をバイパスするように、公園内に後から造られたのがこの小運河で、左側の人工島は「あいの島」と呼ばれるバード・サンクチュアリとして整備されました。画面右側にステージと階段状の観客席が見えることからわかるように、この小運河沿いには野外劇場も設けられています。かつて当サイトで取り上げた米国・サンアントニオの運河沿いの空間「パセオ・デル・リオ」のように、この細い運河にも観光客を乗せた遊覧船が通り、船からイヴェントを見物したり、逆にステージの背後を大道具のようにゆっくりと動いていく船を観客席から眺めたり、という光景も時には見られるのでしょうか。

なだらかな芝生の斜面の中を流れる運河は緩やかにカーヴし、アーチ橋や半円の平面形状を持つ野外劇場など、風景を構成する要素全てが曲線で描かれた、優美なランドスケープです。

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2016.08.09

90-5 天門橋と富岩水上ライン(富山県・富岩運河環水公園)

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2つの塔の間をアーチで結ぶ公園のシンボル的施設「天門橋」をバックに停泊しているのは、公園と富山湾に面した港町・岩瀬を結ぶクルーズ「富岩水上ライン」のソーラー船(動力に太陽光発電を活用)「fugan」です。新幹線のような高速鉄道車両を連想させる流線型のフォルムに白と黒のクールなカラーリングがシャープなこの船体には、富山県の主要産業であるアルミが使用されるとともに、前方の曲げガラスにも県内企業の技術が採用されているとのことで、それ自体が地域を強くアピールするメディアとなっています。

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2016.08.08

90-4 泉と滝の広場周辺の風景(富山県・富岩運河環水公園)

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先日ご紹介した「親水広場」(90-2)を囲む文化・交流施設群を、反対に富岩運河環水公園の方から見た眺めで、左側に建つのが「サンフォルテ」と「とやま自遊館」で、右側が富山市総合体育館です。いずれの建物も、公園の一施設である画像手前の「泉と滝の広場」と同じくレンガを用いた外観で統一され、ヨーロッパの古い街並みのように、小さな建物がいくつも集まって調和のとれた一つの都市景観を形成しているような感じがします(実際にはそれなりに大きな単体の建物なのですが)。

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2016.08.07

90-3 富岩運河環水公園(富山県富山市)

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富山駅北地区における21世紀の都市拠点形成を目指した「とやま都市MIRAI計画」のシンボルゾーンとして整備され、1997年に開園した面積9.7haの公園で、「日本の歴史公園100選」に選ばれ、第29回都市公園コンクールにおける最高賞「国土交通大臣賞」を受賞するなど、富山市の「顔」となりうるポテンシャルを持った場所です。空間的な特徴としては、富山の都市基盤形成の歴史における中心的な土木施設である「富岩(ふがん)運河」の旧船溜まりを利用したウォーターフロントの公園となっていて、樹木の生い茂った森のような場所があまりなく、主に水面と芝生で構成されたランドスケープは開放感があり、現代的・都会的な印象です。園内には、国内で初めて都市公園内に出店し、社内のストアデザイン賞で最優秀賞を受賞した「世界一美しい」と言われるスターバックスもあります(正直、それほど美しいとは思いませんでしたが)。

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2016.08.06

90-2 親水広場(富山県富山市)

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富山駅北口から延びる大通り「ブールバール」(手前側)と「富岩運河環水公園」(正面奥)へのアプローチとの結節点上にあり、周辺の文化・交流施設(画面左側の富山市総合体育館、右側奥の「サンフォルテ」、手前の「とやま自遊館」)と一体的な利用が可能な広場として整備された幅員40m、延長250mの壮大な空間です。

両側に並ぶ3つの建物はいずれも同一の設計事務所の手によってデザインされたもので、街並みとしての統一感があります。アース・カラーのレンガ(英国産らしいです)を用いた外壁は正面に見える公園のエントランス部に建つ「泉と滝の広場」とも調和が図られ、大規模な施設ながら壁面デザインが分節化された、私の好きなタイプの建築です。一方広場の方は、大小の照明灯やベンチ等が一直線かつシンメトリーに並ぶ強い軸性を感じる空間となっています。ちなみに、広場に対して斜めに引かれた白いラインはこの土地が区画整理される前の、過去の道路や建物の線形を示しているらしいです。

この両側を建物に挟まれ、正面に広い空が見えるシンメトリーな長細い広場を見た時私は、米国カリフォルニア州ラ・ホーヤにある現代建築の名作「ソーク生化学研究所」をちょっと連想してしまいました(当サイトでは取り上げておりませんので、ご興味があれば検索してみてください)。

さて、この広場の先に続く「富岩運河環水公園」については、次回以降じっくりとご紹介していきましょう。

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2016.08.05

90-1 北陸新幹線富山駅のプラットフォーム(富山県)

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これが日本が世界に誇る「新幹線」の、最新版の車両と駅施設です。

まだピカピカのアイボリー・ホワイトの車両には、銅色と空色(見えていませんが)に帯が入っています。文字だけで聞くと「どうなの?」と思わされる組み合わせですが、実際に見てみると意外にシャープでスタイリッシュで、斬新なカラーリングです。プラットフォームの端部には当初から「ホームドア」が装備されています。

上屋は、なぜか妙にごつく造られている上に、重々しさをさらに強調するかのように真っ黒に塗られていてクールな印象です。そんな天井を、枝を広げるどっしりとした幹の大木のような真っ白い円柱が支えています。

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2016.08.01

アーバン・ツアーズ 2016夏の祭典SP (新幹線で行く)北陸信越の風景

ほんの1年と少し前まで、鉄道で東京から北陸地方へ行くには、新幹線から在来線への乗り換えが必要でした。上越新幹線なら、越後湯沢で。東海道新幹線なら、米原で。どちらも鉄道の駅としてはそれなりに知られていますが街としては小さく、不便で、メイン・ストリート感のないルートでした。関東地方の人々にとって北陸地方は、大袈裟に言えば、飛行機でなければ越えられない高く険しい山々の向こう側にある、心理的にとても遠い場所だったのではないでしょうか。

昨年の北陸新幹線の開通は、そうした距離感をぐっと縮めるようなインパクトをもたらしたと思います。事実、北陸への観光客も大いに増えたようですし。そんな時流に乗って、新幹線によってつながった富山、石川、福井(未開通ですが)の3県、および新潟、長野からなる「北陸信越地方」(衆議院選挙における比例代表ブロックでは、既に1994年から一つの地方として扱われています)の風景を、8月5日(金)よりお届けしていきたいと思います。ちなみに、富山と福井は今回が当サイト初登場です!

なお、今回のシリーズは、人工と自然、海と山、都会と田舎、新しいものと古いもの、大きいものと小さいもの…といったヴァラエティに富んだライン・アップになりそうですが、残念ながら空が青い画像は少ないかもしれません…。

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