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2016.12.26

91-17 阿寒湖アイヌコタン(北海道)

9117hkdaak

阿寒湖温泉街にある道内最大規模のアイヌ民族のコタン(集落)で、アイヌ料理を味わえる店や民芸店などが軒を連ねている他、古式舞踊の見学やアイヌ文化の体験もできる観光施設という一面もあるようです。中心にはアイヌの神々がデザインされたトーテムポールのようなモニュメントが建ち、「ムックリ」と呼ばれるアイヌの伝統的な楽器の不思議な音色がスピーカーから流れ続けています。

アイヌの人々が元々住んでいた「チセ」と呼ばれる住居建築は、藁葺き屋根の掘立小屋といった感じの簡素な木造建築らしいです。そしてアイヌの集落というものはほとんどが5~7戸から構成され、大規模な集落は和人(アイヌから見た大和民族を指す名称)による強制移住の結果形成されたものなのだそうです(阿寒湖アイヌコタンは、1959年、地元の自然保護活動家の呼びかけにより、無償提供された土地に周辺のアイヌ人が移住したもの)。したがって、画像のような街並みがアイヌの伝統的な建築というわけではなく、そもそもこのような街など本来存在しなかったはずなのですが、錆びついたトタン板のギャンブレル屋根(切妻の二段勾配屋根)や、木材を多用した外壁の、全体的にくすんだ色合いの、世界中でここ以外のどこでも見たことがないような街並みからはエスニックな雰囲気が漂い、「これが昔ながらのアイヌの街だ」と言われれば納得してしまいそうな感じです。ちょっと西部劇に登場する村のセットのようにも見える空間です。

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