91-22 北欧風の住宅街 その2(北海道当別町)
前回(91-21)からご紹介している北欧風の住宅街の風景です。前回の画像では住宅の外壁の色にある程度のヴァリエーションがありましたが、この「ウェスト地区」の建築協定では「屋根および外壁は一定の基本色から選択すること。屋根に使用する色は黒またはベニガラ。外壁等に使用する色はベニガラまたはアイボリー。」とされており、このように統一感ある街並みが形成されています。
また、この街には直線の街路が少なく、ほとんどの通りがカーヴしています。一般的に街路は直線的で区画は整形な方が限られた土地を効率的に使えるわけですから、逆にこうした造り方というのはゆとりがある証拠だと言えます。また、街路がカーヴしていると、先が見通せない分、住宅地らしいプライヴェート感も高まります。郊外の良質な戸建住宅街の醍醐味は、こうしたカーヴする街路にあるのではないか、と私は思っています。
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