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2017.08.09

93-7 遊歩道上から見た外灘の風景(中国・上海)

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これまで6回にわたり、黄浦江東側(浦東エリア)の風景を取り上げてきましたが、本日からはいよいよ川の西側の風景をご紹介していきます。撮影地点はこれまでと同じく、川に沿った堤防上に設けられたデッキ状の遊歩道の上ですが、レンズを川の対岸ではなく、反対側に向けています。

黄浦江の西岸一帯を指す「外灘(わいたん)」は、租界時代に建てられた美しい西洋建築群が今も残り、浦東地区が脚光を浴びるようになった現在でも、上海で最も有名な観光スポットの一つと言ってよいでしょう。19世紀末まで川沿いの小都市に過ぎなかった上海は、1842年、英国が強引に締結した南京条約によって開港させられて以降、欧米列強や日本による租界地が次々に生まれることとなりました。その当時の黄浦江は物流と旅客輸送の大動脈であり、その川に面して各国の企業が競うように立派な建物を建設し、その栄華を誇示しました。それらは1930年代に流行したネオ・バロックやアール・デコなどを折衷したユニークなデザインが特徴、なのだそうです。中華人民共和国建国後、上海市政府はそれらを接収し、内部を改装して公共機関として利用してきましたが、現在もその多くが市政府の施設や金融機関として使われているようです。

上海の都市としての発展の時期や経緯は、日本における横浜の位置づけとよく似ているなぁ…と思ったら、横浜市は上海市にとって最初に友好都市関係を提携した相手だったようです。外灘の風景は横浜の都心部に点在する近代洋風建築を、川に沿ってずらりと一列に並べたかに見えます。

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