95-12 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(神奈川県)
「総合政策」「環境情報」という、それまで誰も聞いたこともなかったような名称の学部とともに、1990年の開設から「AO入試」をはじめとする画期的な教育制度をいくつも導入し、時代を先取りしてきたキャンパスです。そういえば、同じ慶應義塾大学の日吉キャンパスを取り上げた当サイトの昔の記事(「来往舎」)へのアクセスがなぜか多いのが不思議ですが…。
キャンパスの設計を手がけたのは「代官山ヒルサイドテラス」等で有名な槇文彦氏で、肥料の臭い漂う藤沢市北部の農村地帯(失礼!)のど真ん中に、東京都心の代官山を思わせるモダニズム建築群がお行儀よく配置されています。
四角い建物が多いキャンパス内で一際目立つのが、楕円形の平面形状を持つ画面右側の大講義室棟(Ω館)です(各棟にギリシャ文字の名が付けられているのは知的でおしゃれな感じがしますね)。遊水池を望むこの場所に面して食堂やカフェテリアのような厚生施設が設けられているということは、ここがキャンパスのシンボル、かつ最もフォトジェニックな空間という位置づけなのでしょう。
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