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2018.12.22

97-19 岩手銀行赤レンガ館(盛岡市)

9719thkiga

明治44年に「盛岡銀行」の本店行舎として落成し、昭和11年に現在の岩手銀行が譲り受けた建物で、平成6年には現役の銀行建築として初めて国の重要文化財に指定されました。平成24年に銀行としての営業を終了し、約3年半に及ぶ保存修理工事を経て、平成28年から多目的ホールおよび創建当時の館内の模様を展示する施設として一般公開されました。

設計は東京駅でも知られる辰野・葛西建築設計事務所によるもので、辰野金吾の建築としては東北地方に唯一残る作品となっています。東南隅に八角形の塔、南西の西寄りに四角形の塔を備えるとともに、屋上にドームを載せ、赤レンガに花崗岩の白い石材でアクセントを加えている点に、東京駅にも通じる氏の作風が現れているように思います。

この建物は盛岡中心部の大通り沿いの交差点の角地という一等地にあります。更に橋のたもとに建っているので川越しにその全貌を捉えることができ、盛岡のランドマークとなっているようです。この画像は平成12年にオープンした複合施設「プラザおでって」の開放型階段広場から撮ったものですが、ここもこの歴史的名建築を眺めることができるように意図して設けられた広場だそうです。

ところで画面左側に並べられた赤い三角コーン、美観を損ねています。写真を撮るのに邪魔で、勝手に動かしてしまうこともたまにありますが(笑)。この三角コーンとそれらをつなぐバーの派手な色や安っぽい質感と乱雑な配置が景観を台無しにしているなぁ、と感じることがよくあります。まあ、注意喚起のために置かれている物が周囲の環境に馴染んでしまっていては意味がないのかもしれませんが…。

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