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2018.12.10

97-8 銀山温泉の街並み(山形県尾花沢市)

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「銀山温泉」の名は、かつて江戸時代初期に栄えた「延沢銀山」に由来しており、銀を採掘していた鉱夫によって見つけられた温泉なのだそうです。銀の採掘が衰退した後は、替わって温泉湯治が盛んになっていきました。1913年の大洪水により温泉街は壊滅しましたが地元財界の力で復興し、現在の景観が造られました。

その景観とは、大正末期~昭和初期に建てられた木造多層の旅館が川(銀山川)の両岸に沿って軒を並べる…という大正ロマン漂うもので、外壁に華やかな鏝絵(こてえ・漆喰を用いて作られるレリーフ)が施されている旅館もあります。街並みに沿ってガス灯が立っており、夜、とりわけ雪の夜の風景は幻想的な素晴らしさ、らしいです。尾花沢市では1986年に「銀山温泉家並保存条例」を制定して景観整備に努め、1995年度には山形経済同友会主催の「やまがた景観デザイン賞」を受賞しています。

銀山温泉はNHK連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで一躍脚光を浴び、全国的にその名を知られることになりましたが、「おしん」は海外でも放送され、特にアジア圏で反響が大きかったことから、そういった国々の観光客も多く訪れるそうです。

ここは尾花沢の中心市街地からも、最寄駅からも遠く離れており(山形新幹線大石田駅よりバスで40分)、「よくこんな人里離れた不便な山の麓にこんな立派な温泉街が…」と感心させられます。そんな立地にもちょっと非現実感があります。

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