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2019.04.12

98-35 シドニー・トレインズ(オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)

9835sydtrs

シドニーは都心のエリアが小さいからか、他の国の大都市のように都心部のみで完結する地下鉄網はありませんが、郊外多方面から乗り入れる鉄道路線のネットワークがあり、それが都心部では主に地下を走っています。

シドニーの電車で特徴的だと思うのが、全ての車両が画像のように2階建ということで、駅のプラットフォームで車両に近づくと立ちはだかる壁のような圧迫感があります。横に6列の座席が並ぶ2階席の車内にいると、上越新幹線を走る2階建車両「MAX」に乗っているような既視感を味わいました。

シドニーの電車がなぜ2階建なのか?…それはもちろんシドニーがそれなりの大都市であり、混雑緩和のためにそれなりの輸送力が求められるという理由もあるのでしょうが、オーストラリアがイギリス連邦の一員であるという要素も大きいような気がします。大英帝国の中心地・ロンドンのシンボルにまでなっているのがダブル・デッカーのバスですが、その郊外の小都市であるブライトンでさえ、バスは2階建で走っています。香港ではバスどころか路面電車も2階建ですし、シンガポールでも郊外を2階建のバスが走り回っています。同じオーストラリアのメルボルンでも主要な空港アクセス手段「スカイ・バス」は2階建…。このように英国の支配が長く続き、その影響を強く受けている国や地域では、需要がどうこうという前に「都市の乗り物とは2階建でなければいけない」という固定観念に縛られているのか、あるいはそれを採用することで自分たちのルーツである英国との繋がりを確認しているようにすら、私には感じられてしまうのです。考えすぎでしょうか?

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