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2019.07.25

99-3 フェデレーション・モール(オーストラリア・キャンベラ)

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前回(99-2)触れたとおり、オーストラリアの首都・キャンベラの都市計画は国会議事堂を中心とした放射状の街路網で構成され、その周辺は完全にシンメトリー(左右対称)な空間に造られています。この画像は国会議事堂の正面を背にして撮ったものです。ここから数百m坂を下った先に白いクラシカルな建物が見えていますが、これは192788年の間使われていた旧国会議事堂で、現在は「オーストラリア民主主義博物館」となっています。この間の幅の広い緑地帯が「フェデレーション・モール」で、米国ワシントンDCにおける「ナショナル・モール」のような、キャンベラのシンボル的な都市軸の一つとなっています。

この軸はさらに先へと続いていて、(距離感と高低差が把握しづらいかもしれませんが)建物の裏に横たわるバーリー・グリフィン湖を越えてまた坂を上り、赤茶色に舗装された歩行者空間「アンザック・パレード」につながっています。そしてその突き当りにはエキゾティックな外観の「オーストラリア戦争博物館」が配置され、その延長線上にエインズリー山の頂がぶつかる…という数kmに及ぶ壮大な空間が整備されています。

ナショナル・モールのような…とは言いましたが、ここにはその両側にスミソニアン博物館群のようなアトラクションがあるわけでもなく、ただひたすらだだっ広く、人影のない寂しい場所です。キャンベラの都市づくりは、広い国土を持て余した挙句、単に地図上で見映えのするように幾何学形態の街路網をお絵描きしてみただけのようにさえ思えてしまいます。

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