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2019.07.22

99-1 ジョージ湖(オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)

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キャンベラをご紹介する前に、そこへ向かう途中のバスの車窓から見た風景を取り上げたいと思います。

シドニーからキャンベラまでは、高速道路を時速110kmで飛ばしてもノン・ストップで3時間半かかる道のりです。そもそもキャンベラは、シドニーとメルボルンという2大都市によるオーストラリアの首都の座を巡る争いの妥協の産物として、その間に建設されたどこの州にも属さない「首都特別地域」にある都市ですが(米国におけるワシントンDCのような位置づけですね)、場所の選定にあたっては当初から「シドニーから100マイル(約160km)以上離れていること」という条件が課せられていたそうで、遠く感じるのも当然です。国内最大都市と首都を結ぶルートではありますが、日本の東海道メガロポリスのように大小の都市が連なり、市街地が切れ目なくつながっているというわけではなく、どこまでも山林と草原が続く退屈な沿道風景です。都会からのアクセスが不便な何もないド田舎にわざわざ新しく首都を造らなくても…と思いましたが、オーストラリアは広い国土を持て余して地図上の空白を○(都市の印)で埋めたかったのかもしれない、と理解することにしました。

前置きはともかく、その車窓風景の中で最も印象に残ったのが、もうすぐキャンベラに到着、という頃に現れたこの風景です。それは道路に沿ってひたすら真っ平らな草原がどこまでも広がり、その遥か先には小高い丘の上に風力発電の風車がいくつも立ち並んでいる…という大陸的なものでした。ところが、この「ひたすら真っ平らな草原」を帰国後に地図で確認してみると、そこが15km×8km程にわたって水色に塗られた「ジョージ湖」という湖だったという驚愕の事実がわかりました! どうやら1970年代頃までは最大で7mの水深を持つ(ずいぶん浅いですね)湖だったのが今ではすっかり水が干上がってしまった、ということのようです。

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