99-14 タウン・ホールのプロジェクション・マッピング(オーストラリア・メルボルン)
「タウン・ホール」すなわちメルボルンの市庁舎です。19世紀に建てられた、立派なペディメント(破風)や列柱、アーチなどがギリシャ・ローマ時代からの伝統を彷彿とさせるクラシカルな建築で、それほど大きくもなく、時計塔も有ったりして親しみの持てる感じの庁舎です。
そんなタウン・ホールでは毎年クリスマスの時期に、このようなプロジェクション・マッピングが行われているようです。私にとっては初めてのプロジェクション・マッピング体験だったのですが、映像によって次々と建物の表情が移り変わっていくのは、アニメーション映画を見ているような夢見心地でした。
実は同じ夜に、前回(99-13)ご紹介した「フェデレーション・スクエア」でも建物の壁面を使ったプロジェクション・マッピングは行われていたのですが、外壁が平面的な建築よりも、凹凸があって構造上制約が大きいこのような建物に投射した方が、よりその立体的な映像技術が活かされるように思いました。最先端のテクノロジーとの融合によって歴史的建造物の新しい魅力が発見されるという意味でも。
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