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2019.08.05

99-13 フェデレーション・スクエア(オーストラリア・メルボルン)

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先日来取り上げている(99-1112)フリンダース・ストリート駅の目の前というメルボルンの中心に設けられた広場で、季節柄(南半球なので夏空ですが…)大きなクリスマス・ツリーが設置されていますが、年間2,000件を超えるイヴェントが開催され、約10,000人を収容することができます。

この広場はオーストラリア連邦結成100年を記念して、鉄道の車両基地の上に人工地盤を載せるかたちで建設され、2002年にオープンしました。画像からわかるように地盤上は起伏に富んでいて、周囲の通りより少し高くなっているため、近くを流れるヤラ川やその対岸にあたるサウスバンク地区(正面に見えている高層ビル群があるあたり)、そしてメルボルン中心部の眺めを満喫することができます。

広場は低層の建築群に囲まれていて、これらには観光案内所や複数のミュージアム、劇場、ホールといった文化施設、そして飲食店やコンビニエンス・ストア等の店舗が入っています。画面左端に建物の一部が見えていますが、その外観は施設の名称である「フェデレーション」(連邦、連合)という言葉を表現するかのように、多くの異なる要素(材質・形態)が結合して全体を構成している…という斬新なものです。

主要駅の前という街の中心の一等地に、公共的なニーズを満たす施設を集約した上で、市民が集い、想いを共有する、精神的な拠り所となるような広場があって、待ち合わせや憩いの場としても利用できるというのは、メルボルンという都市の生活の質の豊かさが感じられるように思います。

そして、周囲を高層ビル群に囲まれた大きな駅(新宿駅)の前の大通り(甲州街道)を挟んだ線路上(小田急線)に、起伏のある人工地盤を設けて歩行者空間と低層の建物を整備する、という手法が、かつて当サイトでご紹介した「新宿サザンテラス」にそっくりだな、と感じました。

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