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2020.01.16

100-33 北西の海上から見た「軍艦島」(長崎市)

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長崎港から船に乗って私が目指したのは、約18km先にあるこの「軍艦島」でした。

この通称の方が有名と思われる「端島(はしま)」は、南北約480m、東西約160m、周囲約1.2km、面積約6.5haという小さな海底炭鉱の島で、岸壁が島全体を囲い、高層アパートが建ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ていることからそう呼ばれるようになりました。江戸時代後期に石炭が発見されて以降、島内には多くの炭鉱従事者と家族が生活していました。出炭量の増加につれ人口は増加し、最盛期には約5,300人、人口密度は当時の東京都の9倍にまで達したそうです。1916年に日本初の鉄筋コンクリート造高層集合住宅が建設されたのは、この狭い島に多くの人が居住できるようにするためだったのです。

1972年の炭鉱閉山により島は無人となりましたが、2000年代頃から近代化遺産として注目を浴び、2009年からはツアーへの参加によって一般人の上陸が可能となりました。「廃墟ブーム」もあってか現在は多くの観光客が島を訪れており、2015年には「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。

島は南東側に炭鉱関連施設があり、山頂と北西側は住宅などの生活関連施設のエリアとなっているのですが、こちら側は立入禁止となっており見学することができません。この画像はツアーの船上からその北西側のエリアを撮ったものです。狭い島の山の斜面に高層の鉄筋コンクリート造の建物群が密集して建てられている様は要塞然としてそれだけでも壮観なのですが、色で塗り分けられているわけでもないはずなのに、それぞれのコンクリート剥き出しの外壁の色合いと開口部の形状が棟によって全く違った表情を見せているのが興味深かったです。内部には入れませんでしたが島のこちら側の風景を見ることができたので、ツアーに参加した甲斐がありました。

さて、いよいよ次回は島へ上陸したいと思います。

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