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2020.04.09

101-21 神武天皇遥拝殿(茨城県桜川市真壁町)

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今回の記事は長文になりそうな予感がしています…。

北関東に「真壁」という街があることは幼い頃から知っていたのですが、そこが100を超える国の登録有形文化財建造物を有し、関東地方で4地区目、茨城県内では初となる重要伝統的建造物群保存地区に選定(2010年)されるような古い街並みが広がる城下町だということを比較的最近TVで見て知って、そう遠くないから行ってみようと思い立ったのです…。

JR常磐線土浦駅と真壁駅を結んでいた筑波鉄道筑波線はとっくに廃止(1987年)されていたので、バスを探してみたのですが、そこで初めて私は、平成の大合併によって「桜川市」となった旧真壁町内には鉄道はおろか、2011年以降バスすら全く走っていないという衝撃の事実に直面したのです。東京からわずか70kmほどしか離れていない関東地方に公共交通機関で辿り着けない「街」があるなんて!

そんな真壁にも、1年のある時期にだけバスでアクセスできるチャンスがあったのです。それが「真壁のひなまつり」が開催される2~3月です。これは2003年に数名の住民有志によって始められた「街じゅうにひな人形を飾る」というイヴェントで、現在約160の商店や民家のひな飾りを自由に見て周れるようになっており、10万人を超える観光客が訪れています。これに合わせてつくばエクスプレス・つくば駅から「ツアー・バス」という形態ながらバスが運行されるということで、わざわざこの時期が来るのを待って2014年の春にようやく私は、レンタカーやタクシーに頼ることなくこの街を訪れることができたのです。

(なお、この「バスがない街」という状態は、その後の2017年に解消された模様です。)

さて、これからようやく本題に入るのですが、

今回ご紹介するのは真壁に数多く残る蔵や門を備えた商家でも昭和初期の洋風建築でもなく、そういったレトロな風景が広がる市街地の中心部にある場所です。ボロボロになったコンクリート製(?)の鳥居があって、灯篭があって、賽銭箱の置かれた「本殿」っぽい建物がある点は明らかに神社然としているのですが、「鎮守の森」を形成するような鬱蒼とした木々に取り囲まれておらず、妙に開放感があってまちなかに広場のように溶け込んでいるこの空間が気になったのです。

ここは「神武天皇遥拝殿」といって、明治14年に街の発展と町民安寧幸福の守護を願い、真壁の氏神である「五所駒瀧神社」の分社として創建されました。「遥拝殿」とは「遥か彼方から拝むための建物」という意味があり、日本の初代天皇とされる神話・伝記上の人物「神武天皇」を祀る橿原神宮と五所駒瀧神社、そして常陸国一宮である鹿島神宮を拝むことができるようで…結局ここが神社なのか神社でないのかは、私にはよくわかりませんでした。

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