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2021.01.16

104-5 けいはんなプラザと精華大通り(京都府)

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京都市内から南下して、「関西文化学術研究都市」、「精華・西木津地区」の「精華大通り」沿いの風景を取り上げようと思います。順を追って解説していきましょう。

「けいはんな学研都市」という愛称で、あるいは単に「学研都市」と呼ばれる「関西文化学術研究都市」は、京都・大阪・奈良の3府県境周辺の丘陵地帯において、1987年に公布・施行された「関西文化学術研究都市建設促進法」に基づき、創造的な学術・研究の振興を行い新産業・新文化などの発信の拠点・中心となることを目的として建設・整備が進められている新都市で、東の筑波研究学園都市とともに国家的プロジェクトに位置づけられています。総面積は約15,000haで、その中に12の「文化学術研究地区」(約3,600ha)がクラスター(残念な形で広く知られるようになった用語ですが、ブドウなどの「房」を意味しています)型に分散配置され、現在150を超える研究施設、大学施設、文化施設などが立地して約1万人の就業人口(研究者、職員等)を有するとともに、住宅地としても開発され複合的な都市づくりを目指しています。

その学研都市において中心地区と位置づけられているのが、精華町と木津川市にまたがる総面積506ha、計画人口25,000人の「精華・西木津地区」で、総合公園の「けいはんな記念公園(京都府立関西文化学術研究都市記念公園)」や「国立国会図書館関西館」といった開発の目玉になるような施設が立地しています。画像に映っているのも1993年に竣工・オープンした学研都市の中核的施設として、文化・学術・研究や新産業の交流・発展の場を提供している「けいはんなプラザ」で、オフィス・ラボスペース、貸しホール・会議室、ホテルといった機能を有し、巨大な日時計を中心とした広場はイヴェントの開催に利用されているようです。

「都市景観100選」にも選定されている精華・西木津地区を東西に貫くメイン・ストリートが、約1.5kmにわたってメタセコイア並木が続く幅員50mのこの「精華大通り」で、片側2車線の車道に加え、画像のように歩道がゆったりと確保され、水景施設も造られています(水は流れておらず、雑草が生え放題ですが…)。新しく開発された緑豊かで低密な都市の、車ばかりが通り過ぎて人の姿がほとんど見えない、だだっ広くひたすら真っ直ぐに伸びる道を何百mも歩き続けて、精神的に辛かったことが私はあるのですが、同じような条件のこの通りを端から端まで歩いてもそれほど苦痛ではなかったのは、訪れた季節が秋で、木々が所々色づいていて目を楽しませてくれたからでしょうか。

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