104-12 三年坂通り沿いの風景(和歌山市)
前回(104-11)は和歌山城の東側でしたが、今回は南側の風景をご紹介します。
ここは画像右側(北)の城(現在の和歌山城公園)と、その左側(南)の三の丸跡との間に造られた切り通しで、こんな場所を彷彿とさせる、無電柱で街路樹が爽やかな幹線道路です。
この道を歩いていて、気になる建築を2つ見つけました。一つは画像左側の、外壁からの突起がやたらと目立つ、巨大で煩い「和歌山県立近代美術館」で、バブル末期に黒川紀章氏が奥に隣接する「和歌山県立博物館」と一体的に設計されたもので、「公共建築百選」にも選ばれているそうです。
もう一つは画像奥に建つ「和歌山県庁南別館」で、「耐震ラティス」と名づけられた斜めの格子状の構造体が建物の外周を取り囲んでいる姿が珍しく、目を引きます。県の防災拠点施設でもあるこちらの建物も、有名建築家・高松伸氏らによる設計です。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「J-18 奈良・和歌山」カテゴリの記事
- 104-13 和歌山マリーナシティ(和歌山市)(2021.02.09)
- 104-12 三年坂通り沿いの風景(和歌山市)(2021.02.07)
- 104-11 和歌山城東堀沿いの風景(和歌山市)(2021.02.05)
- 104-10 天理駅前広場コフフン(奈良県)(2021.01.30)
- 104-9 猿沢池のライト・アップ(奈良市)(2021.01.28)
コメント