A-1(サンフランシスコ)

2009.03.16

72-2 ピア39のアザラシ(米国・サンフランシスコ)

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神社や寺には鳩が集まってきたり、奈良や宮島では鹿と戯れることができたり、札幌の羊が丘で羊に触れながらジンギスカンを味わったり(笑)・・・街の中で動物と触れ合う機会があるっていいな、と思います。小さい頃から動物に親しんだという経験がそれほどない私でさえ、動物たちの姿を見かけると、何だか心が癒され、ちょっと優しい気持ちになれるような気がします。

サンフランシスコのウォーターフロントの観光名所の一つであるピア39のすぐ横の水辺には、アザラシの大群が集まっています。彼らは観光用に集められたのではなくて、20年ほど前に起きた大地震の際に自然と集まってきて、そのままここに居ついてしまったらしいです。水族館でもない、ただのショッピング・モールに来て愛らしい海の生物の動きを見たり、鳴き声を間近に聞いたりすることができるなんて、海沿いならではですね。大都会の中にいることを忘れてしまいそうな癒しが味わえます。

※関連バックナンバー 45-1「ピア3918-2「ピア39

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2009.02.21

70-3 Fラインのストリート・カー(米国・サンフランシスコ)

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サンフランシスコの路面電車(ライトレール)は、ダウンタウンに入るとほとんどの系統が地下に潜りますが、唯一地上を走る系統がこのFラインで「ストリート・カー」と呼ばれています。

Fラインでは、世界の各都市で使われていた古い車両を集めて走らせており、さながら生きた鉄道博物館といった趣で、サンフランシスコの都市の風景に彩りを添えています。車体の横にはMilano””Osaka等、かつて走っていた街の名前のプレートが付いており、行先表示板かと勘違いしそうになります。中には謎かけのように、単にDesireとだけ書かれているものもあります。(「欲望という名の電車」ニューオーリンズの市電を舞台としたテネシー・ウィリアムズ作の戯曲。つまり、ニューオーリンズから来た車両という訳。)

古い路面電車のインテリアは、木製の窓枠やシンプルな造りの座席がアンティークの家具のようで、味がありますね。

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2009.02.19

70-2 BART(米国・サンフランシスコ)

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サンフランシスコ都市圏を走るこの近郊列車の車内は、東京など日本の大都市のそれに比べ、はるかにゆとりがあって優雅です。車体の幅じたいが広いのですが(日本の新幹線よりもレールの幅が広い!)、座席の幅も日本人なら隣の人に触れずに座れそうなほど広く、やや低めに作られているので安定感があると同時に、天井も高く感じられます。しかも床はカーペット敷きなので、銀行や病院の待合室でソファーに腰掛けているような、ちょっと贅沢な気分が味わえます。

※関連バックナンバー 56-8「パウエル・ストリート駅」 36-3「エア・トレイン」

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2008.10.22

62-2 カストロの坂道(米国・サンフランシスコ)

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複雑な起伏の上に市街地が展開されているサンフランシスコでは、この場所に限らず(※)、建物が地形に沿ってひな壇のようにお行儀よく並んでいる風景がよく見られます。ここでは特に、遠くの小さな家々がどれも似たような三角屋根をして色とりどりの姿で並んでいるのが微笑ましく感じられます。

・・・ちなみにこのカストロという地区についての最も重要な情報は、ゲイの街として有名ということで、街の至る所にはそのシンボルであるレインボー・フラッグがはためいています。また、60年代にヒッピー文化の中心地であったというヘイト・アッシュベリーもこのすぐ近くにあります。

※関連バックナンバー 49-3「コイト・タワー」 3-1「ロシアン・ヒル」

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2008.07.28

56-8 パウエル・ストリート駅(米国・サンフランシスコ)

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私が初めてサンフランシスコを訪れ、空港からBART(高速鉄道)に乗ってダウンタウンにアクセスしようとした時、まず、ダウンタウンにいくつかある駅の中で、街の中心であるユニオン・スクエアに近く、駅前に観光案内所や、有名なケーブル・カーの発着場のあるこの駅を目指すのがいちばん自然かな、と思いここに降り立ちました。つまり、私がサンフランシスコに着いて初めて目にしたのがこの風景です。
BARTはダウンタウンでは地下を走っていて、改札を出てすぐのところにこのサンクン・ガーデンがあり、右手に見えるエスカレータの上が地上レヴェルです。ここから見上げたダウンタウンの風景は、ヨーロッパのような石造りの街並みが華やかで、またサンクン・ガーデンには街の名物であるケーブル・カーを象ったホットドッグのワゴンが出ていたりして楽しげで、この街への期待感が一気に高まったのをよく覚えています。

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2008.04.06

49-3 コイト・タワー(米国・サンフランシスコ)

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高さ約90mの丘、テレグラフ・ヒルの上に建つ、高さ63mの円柱型の塔で、1906年の大地震の際に活躍した消防士を讃える記念碑だそうです。どう考えても日本人(日系人)の苗字にしか聞こえないネーミングですが、塔の建設資金を提供したLilly Hitchcock Coitという女性の名に由来するそうです。人名という点ではあながち間違っていなかったようです。

以前、このテレグラフ・ヒル方面をロシアン・ヒルから撮った画像をご紹介しましたが、今回はその正反対のアングルです。起伏に富んだサンフランシスコの街並みは、まるで建物がお行儀よく並んだひな壇のようですね。

さて、画面にはサンフランシスコのシンボル、ゴールデン・ゲート・ブリッジが遥か遠くに霞んで映っているのがおわかりいただけますでしょうか?(画像はクリックすると拡大します) この橋は街の中心部から少し外れた場所に架かっているので、街なかではなかなか見ることができないのですが、丘の上に建つこのタワーは、橋を遠くに拝むことのできる貴重なスポットの一つです。

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2008.03.16

47-8 ジャパン・タウン(米国・サンフランシスコ)

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シリーズの最後に、これまでとは逆ヴァージョン、つまり、外国における日本風の街並みをお送りします。といっても、今までご紹介してきたようなテーマ・パーク的な発想で造られたものではないのでしょうが。

サンフランシスコへの日本人の移住が始まったのは1860年頃ですが、1906年の大震災後、多くの日本人移民が、比較的被害の少なかったこのエリアに移転してきたのがジャパン・タウンの始まりということです。第2次世界大戦によりこの地区に住む日本人はかなり減少しましたが、現在も日系ホテル、ショッピング・センター、銀行、日本食レストランなどがエリア内に集積し、日系市民の広場的存在になっているそうです。

1960年代に再開発されたという地区の、この歩行者空間沿いの風景は、何だか宿場町をイメージして造られたように、私には見えます。画面奥の、日本から贈られたという五重塔をはじめ、日本風の建築デザインを独自に解釈して造られたようなこの街並みが、私は嫌いではありません。

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2008.02.26

46-6 パウエル・ストリートのターン・テーブル(米国・サンフランシスコ)

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サンフランシスコからは、「山を登る路面電車」ケーブル・カーをご紹介します。

サンフランシスコにはケーブル・カーが3路線ありますが、その内の2路線の車両には運転台が片側にしか付いていません。そこで、終点に着くと方向転換する必要があるのですが、そのために使われるのが手前のターン・テーブルで、車両がテーブルに載ると、その度に屈強な男たちが数人、人力で(!)ケーブル・カーを回していくのです。ウッディな車両の造りも含め、すべてが手づくり感に溢れているのが、この乗り物の魅力と言えるでしょう。

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2008.02.02

45-1 ピア39(米国・サンフランシスコ)

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以前にもちょっと取り上げましたが、ピア39はその名のとおり、39番埠頭とその上に建っていた倉庫群を活用した、フィッシャーマンズ・ワーフと呼ばれる地区の観光のハイライトと言えるショッピング・モールです。背の低い木造の建物が建ち並ぶ風景は、昔の小さな村といった風情で、とても親しみが持てます。2階レヴェルに迷路のように張り巡らされたデッキをはじめ、床全体がボードウォーク状になっているので、歩いた時の感触や足音の響きまでが心地よく感じられます。

このピア39について、さらに欠かせない情報を付け加えるとすれば、画面に映っていない施設の外側(つまり海側)では、漂着しているアザラシの大群を間近に見ることができます。彼らの愛らしい鳴き声を聞いたり、動きを眺めたりしていると、何とも微笑ましい気持ちになります。

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2007.10.24

38-5 ストックトン・ストリート(米国・サンフランシスコ)

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サンフランシスコのチャイナ・タウンと呼ばれる地区には、2本の通りが平行して走っています。1本はグラント・アヴェニューで、もう1本がこのストックトン・ストリートです。

グラント・アヴェニューの方は、観光客が喜びそうな、いかにもチャイナ・タウンっぽい景観で、土産物屋等の多い、どちらかというと「よそいき」の顔なのに対し、このストックトン・ストリートは飾り気がなく、雑然とした、生活感のある空間で、同じチャイナ・タウンでも雰囲気は全く異なります。画像は朝早くに撮ったものなので、まだ人の姿もまばらですが、昼になると大勢の地元の人でごったがえしてとても活気があり、アジアのどこかの街の市場を歩いているような感じがして、一瞬自分が米国にいることを忘れてしまいそうになります。ローカルな中華系の方々のパワーを、本物のチャイナ・タウンを感じたければ、グラント・アヴェニューだけでなく、是非こちらのストックトン・ストリートも歩いてみることを、おすすめします。

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