A-3 米国西南部

2008.12.09

65-5 オールド・タウン(米国・アルバカーキ)

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以前取り上げた観光名所の、日暮れ後の風景です。屋根に乗ったランタンや、枝に沿って巻きつけられたり、つららのように垂れ下がったりしている電飾に、ちょっと寂しさをが感じられて、そんな素朴なイルミネーションが田舎町の古い街並みにはマッチしているように思います。

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2008.11.20

64-3 アルヴァラード・トランスポーテーション・センター(米国・アルバカーキ)

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米国・ニューメキシコ州最大の都市の中心部に位置する駅で、シカゴとロサンゼルスを結ぶ長距離列車「サウスウェスト・チーフ」が停まる他、近郊列車も発着しているようです。ヨーロッパや日本とは異なり、鉄道が発明され発達した後の時代になってから都市が形成されているからだと思うのですが、米国ではどこの都市でも駅が街なかの便利な場所にあるのがいいですね。そのくせ街の中における鉄道の存在感というのは極めて薄いように思われますが(特に西部では)。

この駅舎は、大して発着する列車の本数が多いわけでもなさそうな割には立派で、またやたらと飾りの多いギザギザしたスカイラインが妙に気になってカメラにおさめたものです。この建築様式は「ミッション・リヴァイヴァル・スタイル」といって、19世紀後期から20世紀初頭にかけてカリフォルニアにおいて流行した、学校や駅等の建築によく見られるもの、らしいです。

※関連バックナンバー 18-5「オールド・タウン」

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2008.09.04

59-3 コッパー・スクエア(米国・フェニックス)

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避寒地としても知られる、アリゾナの砂漠の中の大都市のダウンタウンの風景です。これまでにも当サイトでさんざん言ってきたとおり、ここは完全にビジネス機能に特化しているダウンタウンなので、写真のように週末には人も車もまったく通らないゴーストタウンとなってしまいますが、冬でも毎日強烈な太陽の光が降り注ぐので「寒々」しい感じはしません。

・・・そういえば、「フェニックス」(カナリーヤシ)っていう名前のパームツリーもありますね。

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2008.08.04

57-3 フリーモント・ストリート(米国・ラスヴェガス)

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ラスヴェガスには、巨大なテーマ・ホテル群が建ち並び近年脚光を浴びている「ストリップ」地区と、旧来からのダウンタウン地区という2つの中心があります(※)。画像はダウンタウンのメイン・ストリートであるフリーモント・ストリートですが、ネオン・サインのデザイン等がどことなく古臭く、時代がかって感じられるのがおわかりいただけるでしょうか。

派手なストリップ地区の繁栄の陰で地盤沈下と続いていたダウンタウン地区が放った起死回生策が、メイン・ストリートであるフリーモント・ストリートを24時間歩行者天国とし、その上空に210万個の電球の付いたアーケードを設置して、毎晩光と音のアトラクションを繰り広げるという、華やかなラスヴェガスのイメージにふさわしい「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」でした。その後電球は約1250万個のLEDに置き換えられ、よりきめ細かな映像描写が可能になりました。

・・・と説明しておきながら、アーケードでそのアトラクションが行われている決定的なシーンを撮っていないのは、私が見たものがあまり面白い内容ではなく、それほどインパクトを感じなかったからです。スミマセン。むしろ、道行く人全員がぽかーんと口を開け、アホ面で上を向いている姿を見ている方が、私には愉快だったくらいです。

※関連バックナンバー 49-1「ストラトスフィア・タワー」6-1「ザ・ストリップ」

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2008.07.12

55-6 コッパー・スクエアの並木(米国・フェニックス)

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シリーズの最初に書いた「シンボル・ツリー」の趣旨とはちょっと異なるのですが、とても気になった木ではあるので、取り上げてみました。
フェニックスのダウンタウン「コッパー・スクエア」を歩いていた時、遠くに霧のような、淡く霞んだ緑の塊を浮かべた木々の列を見つけました。「どんな繊細な葉っぱを付けた木なんだろう?」と興味を持って近づいてみると、それらの木には葉がついていませんでした。緑色をしていたのは葉ではなく、それはなんと、幹の根元から細い枝の先まで、全体が淡い緑色に塗られたようないでたちの木だったのでした! 私は地球上にこのような植物があるとは想像したこともありませんでした。砂漠という、日本とは全く気候が異なる土地では、そこに生える植物も全く違うんだなぁ、と感心したものです。

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2008.04.02

49-1 ストラトスフィア・タワー(米国・ラスヴェガス)

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ラスヴェガスには「ダウンタウン」と「ザ・ストリップ」という2つの中心がありますが、そのほぼ中間辺りという、両地区を見下ろすのにちょうど良い角度・距離を保てる位置に建っているのが、高さ350mのこのタワーです。タワーは同名のホテルに併設されたアトラクションという位置づけで、ホテル宿泊者には入場料の割引があります。また、いかにもラスヴェガスらしいクレージーな発想なのですが、展望台の上では、なんとフリー・フォール等様々な絶叫マシーンが楽しめるようになっているのです! 私などは想像しただけで心臓が止まりそうだったので、単純に景色を眺めるためだけに昇りました。

この画像は、展望デッキの上から、ダウンタウン(画像ほぼ中央の、高い建物が集まっている辺り)方面を撮った夜の画像です。アメリカの都市の夜景は、日本と違って街灯の光の色がオレンジな点が、私は気に入っています。格子状の街路で整然と区画された高い建物の少ない市街地が、星の数ほどのカラフルな明かりで埋め尽くされている夜の風景が、私にはフルーツの実った広大な農地が広がっているようにも見えました。

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2008.01.30

44-8 サンタフェ郊外の道路(米国ニューメキシコ州)

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米国の地方都市郊外部の、幹線道路沿いの冬の風景です。だだっ広い大地に、道路を行き交う車の走る音だけが響く風景は、何とも言えず寒々しく、寂寞感が漂います。

もう少し具体的に場所を言うと、ここはサンタフェのダウンタウンから8kmほども離れた、長距離バスのバス・ディーポ(小規模なバス・ターミナルをこう呼びます)の前の道路です。サンタフェを目指してニューメキシコ州最大の都市・アルバカーキから長距離バスでやってきた私はこの場所に降り立ち、遠く離れたダウンタウンへ行けるという市内バスを、コーヒーを片手に薄着姿(※)で、訳もわからず30分以上も待ち続ける羽目になった思い出があります。

帰りはもっと悲惨でした。同じ日の夕方、ダウンタウンから市内バスを乗り換えて、なんとかまたここに戻ってきたのですが、余裕を見て早めに着くようにしたのが災いしました。ここの小さなバス・ディーポは、バスが発着する時間帯にしか内部に入れなかったのです!  バスが来るまで時間を潰そうと入った近くのコンビニでは、何も買わないなら出て行けと追い出され、他に暖をとる場所もない日没後の郊外の幹線道路沿いを、私はバス・ディーポが再び開くまで、寒さと不安に震えながらとぼとぼと歩き回るしかありませんでした。その後しっかり風邪を引いてしまったのは、言うまでもありません・・・。

※関連バックナンバー 15-8「キャニオン・ロード」

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2007.12.12

41-6 インディアン・アート&カルチャー博物館(米国・サンタフェ)

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小さな街ながら、日本でも抜群の知名度を誇るサンタフェは、米国では1、2を争う人気の観光都市として知られていますが、その理由の一つはこの街の独特な街並みにあります。

現在、サンタフェでは条例で、建物の新築・改築の際にはスペイン植民地時代の様式、もしくはプエブロ・インディアンの建物様式であるアドビ(日干しレンガ)風の外観とすることが定められており、画像のような、フリーハンドで描かれたさざ波のような曲線で縁取られた、ヒューマンなぬくもりを感じさせる建物が街じゅうに溢れています。私が訪れた時は程よく雪も積もっていたので、街全体がパウダー・シュガーを振りかけたお菓子の城でできているような、とても現実の都市のものとは思えないファンタスティックな風景が展開されていました。

関連バックナンバー 18-5「オールド・タウン」

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2007.08.20

34-4 コッパー・スクエア(米国・フェニックス)

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これまでバックナンバーで、週末のフェニックスのダウンタウン(コッパー・スクエア)はゴースト・タウン、と散々こき下ろしてきましたが、さらに付け加えれば(笑)全米第5~6位の人口を誇る大都市の中心でありながら、駐車場や空地ばかりがやたらと目立つスカスカな空間、という紹介もできます(米国の大都市はどこも似たような感じらしいですが)。たとえば、日本で同程度の人口を有する札幌や京都や神戸で、都心部にある「すべての」ビルの数を数えようとしたら、とても気の遠くなりそうな作業という感じがしますが、ここフェニックスでは簡単にできてしまいそうです。ビルじたいの数が少ない上に、1つの街区に対して巨大なビルが1つ(しかも大抵1企業)建つという単純なパターンがほとんどだからです。首都圏で言えば、東京の臨海副都心や横浜のみなとみらい21地区のような感じと言えばわかっていただけるでしょうか。

そんなフェニックスも、それなりに歴史のある街で、中心部にはクラシカルな建物がいくつか残っています。画像右手に見える2つの塔が可愛らしい建物も、19世紀に建てられた教会だそうです。しかし、雨の少ない気候のせいでしょうか、どれも外壁がやたらときれいなので、歴史の重みが感じられずハリボテのような印象すら受けます。このようにデザインは古めかしいけれど妙に小ぎれいな建物と、正面の高層ビルのようなモダンな建物が、何の関連性も感じさせないまま同格に配置されているこの街のダウンタウンは、どこかリアリティに欠けるとても不思議な空間だと思います。この街を歩いていると「都市って何なんだろう?」と改めて考えさせられます。

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2007.08.02

33-1 パセオ・デル・リオ(米国・サンアントニオ)

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サンアントニオ、そしてパセオ・デル・リオは3回目の登場となりますが(※)、今回の主役は、幅の狭いサンアントニオ川を、観光客を乗せて頻繁に行き交うリバー・ボートです。

ボートの席は、茶色く濁った水面スレスレの高さにあり、水をとても近くに感じられます。またボートから眺められる川沿いの風景は、魅力的な店舗や色とりどりのパラソルが並び、とても華やいだ雰囲気のクルーズが楽しめます。

※関連バックナンバー
 8-1「パセオ・デル・リオ」27-4「パセオ・デル・リオのテラス席」

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