A-5 米国東部

2016.03.30

88-14 ブルートン教区教会(米国・ウィリアムズバーグ)

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建物の各部分のヴォリュームとバランス、その形状、そして柔らかな色合いのレンガ造の外壁と屋根等、青空をバックにした姿が美しく、コロニアル・ウィリアムズバーグの中で、私が理屈抜きに最も気に入った建物です。ちなみにここは1715年に完成し、現在でも礼拝が行われている現役の教会らしく、またコロニアル・ウィリアムズバーグの街並みの修復と再建には、この教会の牧師による多大な尽力があったようです。

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2016.03.29

88-13 デューク・オブ・グロースター通りの街並み(米国・ウィリアムズバーグ)

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ようやくこの街らしい風景をまともにご紹介できる機会が訪れました。この街の概要についてはバック・ナンバーをご覧ください。

この画像は、街のメイン・ストリートの風景です。通りには様々な商店が並んでいて、これでも18世紀の新大陸の植民地の中では、この街のこの通りはかなり栄えていた場所だったのではないでしょうか。おそらくその当時にはもっと鮮やかだったであろう色とりどりの建物の外壁が、長い月日の間に強い陽射しを浴び続けて、同じようなトーンに色褪せ、パステル・カラーになっているのがいい感じです。

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2016.03.22

88-8 ボードウォークの夜景(米国・アトランティックシティ)

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以前取り上げたのとほぼ同じ場所の、夜の画像です。この街の詳細についてはバック・ナンバーをご覧ください。

カジノの街ではありますが、全体的に時代遅れな空気が漂うこの昔ながらの観光地のネオンには、いまいち華やかな活気が感じられず、どこかうらびれています。逆に温もりや懐かしさがあるとも言えますが。ラスヴェガスで言えば、現在発展中のストリップ地区よりは、旧来からの中心で、やや斜陽傾向にあるダウンタウンに近いイメージです。

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2016.03.20

88-7 MITステイタ・センター(米国・ケンブリッジ)

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ケンブリッジの街には、前回(88-6)お話ししたハーバードの他に、もう一つ世界的に有名な大学があります。それがマサチューセッツ工科大学(MIT)です。この2つの大学のキャンパスの風景は全く対照的で、ハーバードが歴史と伝統を大事にした雰囲気であるのに対し、MITの方は未来志向というか、幾何学的で前衛的な外観の建築が多く見られ、文系と理系の好みの違いが表れているように思います(ハーバードはなんとなく文系に強そうなイメージがあって適当に言ってみましたが、そもそも文系と理系を明確に分けるという考え方が米国にもあるのかどうか、という疑問もあります…)。

そんなMITのキャンパスの建築の中でも一際異彩を放っているのがこの「ステイタ・センター」で、四角い建物をぐちゃぐちゃに押し潰したような奇抜な外観にはやはり建築段階から賛否両論あったようです。設計者は以前当サイトでも少し触れたことのあるフランク・ゲーリー氏(※)で、あぁ、彼に作らせたらこうなっちゃうんだろうなぁ、という若干シニカルな目で見ていました。

が、それから数年の時が経ち、昨年の秋から先日まで都内で開催されていた「フランク・ゲーリー展」にたまたま行く機会があって、その展示内容を割とじっくり見てからは、少し考え方が変わりました。完成した外観だけを見てしまうと、単に奇をてらって思いつきで造ったようにしか見えない彼の建築が、実は論理的で綿密な検討に基づいて導き出された形態であり、最新のコンピュータ技術を駆使することによって極めて合理的に建設されているんだな…と。

 

※関連バックナンバー

 8-5 「オリンピック・ポート」68-1 「ジェイ・プリツカー・パヴィリオン」

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2016.03.19

88-6 ハーバードの風景(米国・ケンブリッジ)

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ボストンのダウンタウンから、地下鉄レッド・ラインに乗ってチャールズ川の対岸へと渡り、学園都市として名高いケンブリッジの街の中心に位置するハーバード駅で降りて地上に出ると、このような風景が広がっています。

ここには、その名のとおり世界に名だたる名門校・ハーバード大学があります。この大学は、広大で閉鎖的な敷地が横たわって市街地間相互の往来を妨げてしまうようなキャンパスではなく、市街地内の複数の街区一帯に渡って施設が立地していて、東京で言うと早大の早稲田キャンパス界隈のように、街と大学が一体化している感があります。

そして、全米最古の大学の施設群が織り成す建築景観は、大聖堂等の宗教施設が建ち並ぶヨーロッパの都市の旧市街を思わせるような、歴史的でロマンティックな雰囲気です。この大学が重要な舞台の一つとなっている映画「ソーシャル・ネットワーク」を見ていたらこのキャンパスが登場して、懐かしさを覚えるとともに、改めてその魅力に気づかされました。「こんな素敵なキャンパスで学生生活を送りたい」と思えば、受験勉強にも身が入りそうです(「受験勉強」っていう概念が米国にはなさそうですが)。

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2016.03.18

88-5 ビーコン・ヒルの街並み(米国・ボストン)

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ビーコン・ヒルは、ボストンの都心部に位置する米国最古の都市公園「ボストン・コモン」の北側の斜面上に広がる地区で、丘の頂上にはマサチューセッツ州議事堂が建っています。ここは旧大陸・ヨーロッパの雰囲気をとどめた高級住宅街で、政治家など地元の名士たちも多く暮らしているそうです。その中でも、以前取り上げた「エーコン通り」は、その美しさから絵葉書などにもよく登場するほど有名な私道です。

ガス灯がともる夕暮れ時の赤レンガの街並みは重厚で落ち着きが感じられ、坂道を行き交う車も心なしか高級そうに見えます。

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2016.03.17

88-4 セイクリッド・ハート・イタリアン・チャーチ(米国・ボストン)

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ボストンのダウンタウンの街路の路面には、赤く細い線が引かれています。その線は全長約4kmの一本道ですが、注意して歩いていないと見失いそうになるほど、そのルートはくねくねと街なかを曲がりくねっています。これは「フリーダム・トレイル」と呼ばれ、米国随一の古都として知られるボストンの英国植民地時代から米国建国当時にかけての16カ所の史跡を結んでいるもので、このルートを辿っていけば迷うことなくそれら全てを巡ることができるというシステムになっているのです。

その「フリーダム・トレイル」の中盤にあたり、数多くの史跡が点在しているのが、ダウンタウンの北の方に位置するここ「ノース・エンド」地区です。イタリア人街として知られるこの付近の街並みは、赤レンガの建物で埋め尽くされ、風景全体が甘ったるい赤茶色に染まっています。

画像は、そんな「ノース・エンド」地区の、トレイルのルート上にはあるもののそれほど有名でもない、ある教会を撮ったものです。教会の前には、歴史を感じさせる石畳が敷き詰められたちょっとした広場になっていて、中央の植え込みの鮮やかな花の色と、広場を囲む重々しい金属製の鎖が印象的です。そして教会の建物は、いかにも「ここが正面!」といった感じに数々の模様が象られたファサードで、赤茶色の壁面に窓枠を囲むくっきりとした白い色がよく目立ち、その佇まいが何だか妙に気になる教会でした。

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2016.03.16

88-3 ローズ・ケネディ・グリーンウェイ(米国・ボストン)

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名前のとおり、緑道のように線状に延びているこの緑地の下には高速道路が通っています。ボストンの海岸沿いにはかつて高速道路の高架が続いていたのですが、「ビッグ・ディグ(巨大な穴掘り)」と呼ばれる全米史上最高額(パナマ運河の建設費以上とも!)の道路工事プロジェクトによってそれが地下化され、高速道路としての機能が強化されるとともに、上部にはこのような緑地ができ、物理的に、そして視覚的・心理的にも分断されていた都心部とウォーター・フロントがつながったのです。

ボストンのダウンタウンのスカイラインをバックに躍動する噴水を眺めながらくつろげる公園の風景は都会的です。

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2009.03.09

71-8 ボードウォーク(米国・アトランティックシティ)

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この街の概要についてはバックナンバーをご覧いただくとして・・・。

昔から世界中で親しまれているボード・ゲーム「モノポリー」に登場する通りの名前は、実はすべてここアトランティックシティのものなのです。そして、全てのマス目の中で最も地価が高く設定されているのが、19世紀に建設されたという、この街の顔たる「ボードウォーク」です。大西洋岸の砂浜に沿って、周辺の地盤から2m程高いレヴェルで7kmにも渡って、その名のとおり板張りの歩行者専用プロムナードが続き、沿道にはホテルやカジノ、遊戯施設、土産物屋、レストラン等が建ち並んでいます。

カジノが盛んなことから「東海岸のラスヴェガス」とは呼ばれているものの、この街には建設ラッシュが続く本家のようなギラギラした活気は感じられません。海沿いのマイルドな気候のせいもあって、ここをのんびりと散歩していると、老夫婦が多く集まるちょっと時代遅れの観光地、といったユルい雰囲気が味わえます。

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2009.02.10

69-5 ファニエル・ホール・マーケットプレイスのワゴン(米国・ボストン)

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ボストンで最も賑わう観光名所です。左右両側の2棟を含め、平行に並ぶ3棟が市場の建物として使われていますが、その周囲にも様々な市が出ています。

2つの建物に挟まれた、石畳の背の高い並木道の下には楽しげなワゴンがいくつも並んでいます。屋外にありながら、高いアーケードの下に商店街ができたようなイメージの空間です。

※関連バックナンバー 61-2「ファニエル・ホール前の広場」

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