A-7 フロリダ

2012.01.07

77-23 マロリー・スクエアから見た夕陽(米国・キーウェスト)

7723kwtssc

その行為をわざわざ「サンセット・セレブレーション」などと名付けてしまうほど、米国人というのは夕陽を眺めるのが好きな人々のようで、島の北西端にあるマロリー・スクエアの日没はキーウェスト観光の目玉の一つになっています。単に日没を見に多くの人が集まるというだけでなく、この広場では「サンセット・フェスティヴァル」という大道芸人が集まるイヴェントが毎日行われています。

本来当サイトの趣旨としては、海とか太陽といった単なる自然景観を取り上げるのでなく、大道芸とそれを見に集まる人々、夕陽よりもそれを眺める人々の姿といった都市的な景観について取り上げ、語るべきなのですが、この日の夕陽は海ではなく、リゾート住宅地として開発されたような対岸の小島に沈もうとしているので、まぁ良しとしましょうか。きれいに撮れてるし・・・。

というわけで、年をまたいで23回の長きに渡ってお送りしてきた今回のシリーズ・フロリダの風景は、米国最南端の島から見た、メキシコ湾に沈む夕陽の風景で終わりにしたいと思います。アクセスありがとうございました。またの機会にお会いできることを楽しみにしております。それでは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.01.05

77-22 住宅の外構(米国・キーウェスト)

7722kwtext

前回(77-21)同様、島の最南端に近い住宅街に建つ、ある住宅の外構です。

緯度で言えば沖縄の那覇よりもさらに南に位置するというキーウェストの夏の陽射しはさすがに強烈で、そのあまりの眩しさに空の色がすっかり真っ白く「とんで」しまっています。そんな太陽の下では、建物を隠すように覆うパーム・ツリーの葉は陽射しを反射して白く見えています。そして敷地全体を囲うラヴェンダー色の塀、それに沿って咲き乱れる白やピンクやオレンジや赤紫や紫の花々・・・そのすべてが私の普段生活する北緯35度の世界では見たことのないような色彩でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.01.03

77-21 住宅街の街並み(米国・キーウェスト)

7721kwtrdd

島の最南端に近い住宅街の風景です。通りの先には海(大西洋)が見えています。

キーウェストは島じゅうが概ね碁盤の目状に区画され、主要な通りの内側にはこのような静かな住宅街が広がっています。行き交う車もそれほど多くない街路はどれも、なぜか妙に幅が広いのですが、米国の高級住宅街に多く見られるようにきれいに舗装された車道と歩道があって、整然と並ぶ街路樹と美しく刈り取られた芝生の前庭があって・・・という意味のある広さとは違う、「無駄な」広さに、のんびりとしたこの島の空気を感じます。そして生い茂るパーム・ツリー、信じられないほど明るく鮮やかな花を咲かせる火焔樹、そこかしこに目立つ電柱・電線にも・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.01.02

77-20 デュヴァル・ストリート沿いの教会(米国・キーウェスト)

7720kwtdvs

とうとう米国本土最南端の街・キーウェストまで辿り着きました。

東西約4km、南北約2kmの島にある人口約2万5千人という小さな街のメイン・ストリートが、街を南北に貫くこのデュヴァル・ストリートです。沿道には高いビルが建つわけでもなく、「地方都市の商店街」といった風情のスケール感ですが、窓やドアを開け放しにしていたりテラス席を設けたりといった開放的な造りのバーや様々な店が並び、車やスクーター、自転車が多く行き交う通りの、特に北側は深夜まで観光客で賑わっています。

そんな賑やかな通りも、中心から外れて南下すればするほど店の数が少なくなって、この場所のように静かでのんびりした雰囲気になります。この画像を撮った比較的静かな朝の時間には、白い教会から聞こえる鐘が通りじゅうに響き渡っていました。別名「ゲイウェスト」などと呼ばれるほどゲイの人々に優しい街らしく、教会の窓からは、ゲイの象徴であるレインボー・フラッグが掲げられています。教会の右側に見える、蛍光色のように明るく鮮やかな花を咲かせる木は「火焔樹」という名らしいです。フロリダ・キーズのあちこちでよく見かける木で、その名の通り燃え立つような花の色がこの南国の陽光煌めく風景にとてもマッチしています。そして、キーウェストでは米国の都市にしては珍しく電柱・電線がやけに目立ちます。電線地中化を推進しない理由がハリケーンの多い気候風土等と関係があるのかどうか知りませんが、それが風景を田舎っぽく、どことなく郷愁を誘うようなものにしていて、なかなか味わいがあります。

米国の都市というよりはカリブ海に浮かぶ小さな島のイメージに近いようなのどかさが伝わってくる、キーウェストを象徴するような一枚になったのではないかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.01.01

77-19 セブンマイル・ブリッジ沿いのビーチ(米国フロリダ州)

7719frksmb

年が明けたところで、今回からはマイアミを離れ、米国本土最南端の地を目指していきたいと思います。

フロリダ半島の南端からは、「キー」と呼ばれるサンゴ礁などでできた約50の島々「フロリダ・キーズ」が点々と西へ続いており、最果ての地・キーウェストまでは43本の橋を渡る国道1号線で行くことができます。「オーバーシーズ・ハイウェイ」という、南側に大西洋、北側にメキシコ湾の風景が広がるこの道は、世界で最も美しいハイウェイと言われています。

そのオーバーシーズ・ハイウェイのハイライトと言うべき、全長約7マイル(約11km)の橋が有名な「セブンマイル・ブリッジ」です。この橋は片側一車線で駐停車もできないので、橋の全貌と海の景色を堪能しようと、私は橋を渡り終えたところで車を停めました。そこで出会ったのが、ロードサイドに位置するこのビーチです。

数台分の駐車スペースと公衆トイレ、それにちょっとした東屋とベンチの他には周りに何もない、この静かで小さなビーチは訪れる人も少なく、遥か沖まで歩いて行けるほど遠浅な広々とした南国の海を、ほとんどひとり占めしているような贅沢な気分が味わえました。

そしてここの風景のさらに感動的な点は、島から沖に向かって真っ直ぐ延びるセブンマイル・ブリッジと、それに沿って建てられた角錐台状のどっしりした形が印象的な電柱の列が果てしなく続いていることで、大自然の美しさとともに、人類の英知とその力の偉大さを強く感じさせられました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.12.30

77-18 ヴェネツィアン・プール(米国・コーラルゲイブルス)

7718crgvnp

マイアミ郊外のコーラルゲイブルスは、「フロリダのビヴァリーヒルズ」とでもいうべき高級住宅地で、街路樹や前庭の美しい広々とした街路にはすべて地中海沿岸の街の名前が付けられるなど、南欧をイメージした街づくりが行われています。

そんな街の中にあるこのプールはかつての珊瑚岩の石切り場跡を利用したもので、滝や洞窟、太鼓橋の架けられた島などが造られたエメラルド・グリーンに輝くプールは、南欧風の建物とパーム・ツリー、そして色とりどりの花に囲まれ、まるで本物の南の島の海岸で泳いでいるようなリゾート気分が味わえます。

そんな「ヴェネツィアン・プール」ですが、特筆すべきなのはこれがリゾート・ホテル等の施設ではなく、通りから柵越しに中の様子が窺えるような場所にある「市民プール」だという点で、コーラルゲイブルスの住民なら$6、それ以外の人でも$112010年6月現在)払えば利用できてしまう「世界一美しいと言われる」公共プールなのです。「世界一」の根拠が何なのかは知りませんが、私が小学生の時に通っていた入場料50円の近所の市民プールの、少なくとも10倍以上素敵な場所であることは保証しましょう。

こんなお洒落な市民プールがありながら、この街に住んでいる人はほとんどここを利用することはないようです。なぜなら、自分の家の庭にプールがあるから・・・。そんなわけで、私がここを訪れた時は、小学生の遠足?と思われる、お揃いのTシャツを来た子供たちのグループばかりが目立っていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.12.29

77-17 ビスカヤ・ミュージアム・アンド・ガーデン(米国・マイアミ)

7717miabmg

20世紀初めに当時の億万長者が避寒のために建てたという、ビスケーン湾に面した大別荘(個人の邸宅としては全米最大と言われる)の庭園を撮ったものです。

ゲスト・ルームが異様に多く、ほとんど「宮殿」と呼んだ方がふさわしいようなイタリア風のクラシックな豪邸からテラスに出ると、目の前はもうこのようなマリーナです。正面の海の中には石で造られた大きな船がオブジェのように鎮座し、右手には三方を水に囲まれた東屋状の「ティー・ハウス」が建ち、この左手を見ると、小さな太鼓橋の先がヨットの船着き場になっています。贅の限りを尽くして、ここマイアミから何千kmも離れた水の都・ヴェネツィアの風景への憧憬を強く感じさせるような空間が造られています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.12.28

77-16 ベイサイド・マーケットプレイス(米国・マイアミ)

7716miabmp

いよいよフロリダ半島本土にある、マイアミ市のダウンタウンに上陸です。

ここはダウンタウン観光の中心となっているウォーターフロントのショッピング・モールで、正面奥に見えているマリーナは、前回(77-15)まで4回に渡ってお送りしてきた海上からの画像を撮ったビスケーン湾内の遊覧船「アイランド・クイーン」の発着場となっています。

そのロケーションにふさわしく、この半屋外型モールは水辺に向かって開けた開放的な造りとなっていて、画面に大きな青いパラソルが見えるように多くのワゴンがあちこちに並んでいます。蒸し暑い夏の時期にエアコンの効いた空間の中を歩き廻れないのは逆にちょっと辛いかもしれませんが・・・。ゲートに大きく掲げられたBAYSIDEのブルーのロゴが力強く爽快で、ちょっと誇らしげにすら見えますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.12.27

77-15 海上から見たダウンタウンのスカイライン(米国・マイアミ)

7715miadtn

「マイアミ」と聞くと、一般的には「リゾート地」をイメージされる方が多いかもしれません。ビスケーン湾内を巡る遊覧船の上から撮ったこの画像の中にたくさんのヨットが浮かんでいる点はそのイメージにふさわしいかと思われますが、マイアミの街に数え切れないほどの高層建築、それもオフィス・ビル群が建ち並んでいるのには圧倒されるとともに、ちょっと意外な感じがします。

しかし実はマイアミ市は、市域人口は40万人足らずながら、広域的にみると500万人以上と全米でも第7位の人口規模の都市圏を有する、商工業・港湾都市であり、表裏両面(麻薬密輸入の拠点・・・)においてラテン・アメリカ諸国の経済に大きな影響を与えていることから(確実に北米という地域内に属しているにもかかわらず)「中南米の首都」とすら呼ばれている一大メトロポリスなのです。

そして、これまでにも何回か触れてきましたが、「マイアミ」と聞いて誰もが思い浮かべる、いわゆる「マイアミらしい」ビーチ・リゾートとしての性格を持った地区は、マイアミ市ではなくこのビスケーン湾を挟んで対岸にあたる砂州状の土地にあり、両岸は何本かの橋によって繋がってはいますが「マイアミビーチ市」という別の街になっているのです。マイアミ市が東京都心部で、ビスケーン湾がレインボーブリッジ等の橋が架けられた東京港、お台場海浜公園等を擁する臨海副都心が「マイアミビーチ市」という独立した別の行政区域になったような関係、と例えて説明すればわかりやすいでしょうか? ちなみに湘南海岸と江ノ島で有名な神奈川県藤沢市は、マイアミ市ではなくマイアミビーチ市と姉妹都市の関係にあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.12.26

77-14 マイアミ港(米国・マイアミ)

7714miapom

ビスケーン湾内に位置するマイアミ港は全米でも重要な港の一つで、軍港・貿易港・漁港としての役割の他、世界最大のクルーズ観光港としての役割も果たしている、らしいです。

今回取り上げるのは、色とりどりのコンテナがおもちゃのブロックのように積み上げられた岸壁の上に、3つの巨大なガントリー・クレーンがモダン・アートのように凛々しく並んで立つ埠頭の風景です。これらのクレーンが、フロリダの海の色、空の色の美しさ、そしてそこに浮かぶ白い雲の眩しさと歩調を合わせたような、爽やかなセルリアン・ブルーと白に配色されているのがとても印象的です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)