E-5 中欧

2007.12.10

41-5 聖バルバラ教会(オーストリア・ベルンバッハ)

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前回(41-4)に引き続き、フンダートヴァッサーの登場です。オーストリアの首都・ウィーンからは少し離れた小さな町にあります。日本でも高速道路を走っていると、違う市域に入った地点に、その事実を示すサインが立ち、街の名物などを象ったアイコンが付いていることがありますが、オーストリアの高速道路でも同様のサインがあり、ベルンバッハの場合は、この教会がアイコンになっていました。街のシンボルとして誇りに思われ、愛されている証拠なのでしょう。

しかしデザインとしてのセンスなどそっちのけで、思いつくまま自由に落書きしていったような楽しさが感じられる外観ですよね(笑)。金色に輝くタマネギのようなドームもよく目立っています。同行者が呟いた「こんな教会だったら通ってても楽しいだろうな・・・」という感想が妙に印象に残っています。

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2007.12.08

41-4 クンスト・ハウス(オーストリア・ウィーン)

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スペイン・バルセロナがガウディなら、ここオーストリア・ウィーンにはフンダートヴァッサー(Hundertwasser)がいます。1928年ウィーン生まれの芸術家・画家・建築家で、彼の手がけた作品は曲線を多用し色鮮やかで、まるで子供の描いた落書きをそのまま3次元に立ち上げたような印象を与えます。彼の名が付いた代表作「フンダートヴァッサーハウス」もウィーンにありますが、こちらは現在も人が住んでいる集合住宅なので内部の見学はできず、よい画像も撮れませんでした・・・。

今回ご紹介する「クンスト・ハウス」は、彼が改装を手がけた展示館で、もちろん中にも入れます。ランダムなモザイク状のカラーリングも印象的ですが、よくよく見ると(画像はクリックすると拡大します)正面の柱はそれぞれ違う積み木のようにデザインされ、外壁には不揃いのタイル達が自由気ままに張られています。歩道のボラード(車止め)までグニャリと曲がっているのは遊び心でしょうか。この人の造った建物の内部は、床すらも水平ではないので、実際に暮らすとなるとなかなか苦労が絶えなそうです。

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2007.10.16

38-1 ケルントナー通り(オーストリア・ウィーン)

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ウィーンで最も賑やかな商店街です。ウィーンの市街地のちょうど「ヘソ」にあたる「シュテファン広場」から南へと伸び、その先をさらに辿っていくとイタリアのローマにまで到達するという歴史的経緯を持つ道ですので、「朱雀大路」あるいは「表参道」(東京・原宿にある通りではなく、普通名詞としての)的な位置づけを持つ、まさにウィーンのメイン・ストリートと言えるのでしょう。

ヨーロッパでは歴史的な景観を保全するという意識が高いため、日本のように街なかに広告・看板の類が野放し状態、といったことはありません。それだけにかえって、ここのように看板が思い思いに出ていると(とはいえ節度は保たれていますが)、その通りの活気や賑わいを上手く演出してくれているように思います。

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2007.07.12

31-6 ピラン(スロヴェニア)

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スロヴェニアという国については、以前取り上げた記事をご覧いただくとして、ピランという街は、アドリア海に面していて、ドイツ人観光客などに人気のリゾートです。私はここで生まれて初めて四つ星ホテルのジュニア・スイートなる部屋に泊まりましたが、それは物価が安く、東京のビジネスホテルとそう変わらない料金で済んだからです。

日本人にとっては、リゾート地には白い砂浜が欠かせないものと決まっているようですが、ヨーロッパでは干潟の海岸等もリゾートとして人気があるそうです。ここの海岸にも砂浜はなく、切り立った壁からすぐ人の背丈ほどの深さの海になっていて、海水に降りていくはしごがあります。海水はとても澄んでいるので、まさにプールサイドのような雰囲気です。そしてその底には大量のウニが見えました。当地ではウニを食べる習慣がなく、誰も採らないからということらしいです。

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2007.06.04

29-2  市庁舎前公園(オーストリア・ウィーン)

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満を持して、オーストリア・ウィーンの登場です。別に今まで避けていたつもりも、焦らしていたつもりもないのですが・・・。

「リンク」と呼ばれる環状道路で囲まれたウィーン中心部の西側にあたるエリアには、王宮、国会議事堂、大学、博物館、といった主要な施設が集まり、広場、公園、庭園等のオープン・スペースも豊富です。東京で言えば(前回もこの例えを使いましたね・・・)日比谷から霞が関あたりのような、お堅く、ちょっと取り澄ましたような雰囲気を感じます。

ウィーンの市庁舎もこのエリアに位置しており、画像の公園はその名の通り市庁舎の前庭のような形で左右対称に2つに分かれて存在しています(そんなところも東京の国会議事堂周辺に似ていますね)。

ここの芝生はウィーン大学の校舎に面しているからか、若者たちの姿が目立ちました。一帯は立派な白亜の建物群に囲まれ、空の青さ、芝生の緑と相まって、さわやかな印象を与える風景が展開されています。

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2007.05.10

27-5 海の上のテラス席(クロアチア・ウマグ)

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私はクロアチアという国を車で通り過ぎただけだったので、滞在はほんの数時間でした。そして、このウマグという街には、何の知識もないままに来てしまいました。アドリア海に面した小さなリゾート地といった感じで、街なかにやたらと私設のインフォメーション・センターとレース編みの店が目立っていたのが印象的でした。

京都の鴨川には「川床」というのがありますが、言わばこれは「海床」ですね。穏やかに晴れた夏の日なんかには、ここで潮風に吹かれながら食事をしたら、さぞかし気持ちいいことでしょう。しかし残念ながらこの日は曇り空で、ちょっと寒々しい感じがします。事実、お客さんもいませんし・・・。

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2006.09.02

11-1 タルティーニ広場(スロヴェニア・ピラン)

111まずは、日本ではあまり馴染みがないと思われるスロヴェニアという国の説明から。
1991年に、旧ユーゴスラヴィアから独立を果たした比較的新しい国で、西はイタリア、北はオーストリアと国境を接しています。経済的には優等生と言え、EU新規加盟国の先陣を切ってまもなくユーロ導入を果たそうとしています。
このピランという街はアドリア海に面した小さな港町で、イタリアからわずか数十kmとうこともありその影響を大きく受けています。街では英語の他にイタリア語がよく通じ、通りにはスロヴェニア語とともにイタリア語の名も付けられサインに併記されています。
そう考えると、塔のデザインや、この広場の周りのこの明るくカラフルな街並みもイタリアそのもののように見えてきます、旧社会主義圏という暗いイメージ(偏見でしょうか?)はまったく感じられません。建物の内部のようにツルツルピカピカの大理石で舗装されたこの広場では子ども達がサッカーをして遊んでいました。そんな光景も含めてやはりどこかイタリア的です。

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