E-7 スペイン

2009.03.20

72-6 グアダルキビール川とメスキータ(スペイン・コルドバ)

726spccdb

大きな川の中流の街に育った私にとって、広々とした河原の風景には特別な思いがあります。対岸の街並みは草が生い茂る広々とした河原と速い水の流れの向こうに遠く霞み、その雄大な風景を眺めていると、日頃の小さな悩みを忘れさせてくれたものです。

私がスペイン・アンダルシア地方のグラナダからコルドバにバスでやってきた時に初めて目にした風景が、このグアダルキビール川の対岸に聳えるメスキータの威容です。その姿にあまりにも感動した私は、バスを降りるとまず真っ先に橋を渡ってここまで戻り、この風景をカメラにおさめたのです。高い塔や三角屋根の土色のスカイラインが左右に連なる名建築は、遠く川の対岸から望むと、より神秘的でありがたいものに見えます。

※関連バックナンバー 8-4「グアダルキビール河畔」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.02.17

70-1 AVEのブッフェ(スペイン国鉄)

701itcave

スペイン版新幹線・AVEの車内のブッフェで撮ったショットです。自由な曲線を描くテーブルや、天井に並ぶ細かい照明の列などがスペイシーな印象を与え、宇宙船の内部を思わせるようなインテリアです。もちろん宇宙船なんて、乗ったこともありませんが。

※関連バックナンバー 21-1「サンタフスタ駅」 1-2「アトーチャ駅」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.08.20

58-2 アトーチャ駅の駐車場(スペイン・マドリード)

582pkgatc

以前取り上げた魅力的な駅舎とともに、その中の一施設として有名な建築家によってデザインされた屋外駐車場です。だだっ広く、無秩序に車が並ぶだけの平面駐車場が、全体に大きな屋根が規則正しく架けられることによって、確かな意味を持った空間に変身したような感じがします。

最初私は、雨の少ないこの土地で、わざわざ景観に配慮するためだけに駐車場に屋根を架けるなんてすごいな、と感心してしまったのですが、よくよく考えてみたら、スペインの夏の強い直射日光を避けて、車内の温度が上がらないようにするという、極めて実用的な目的のために設けられたと理解する方が自然なのかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.08

55-4 アルハンブラ宮殿の木(スペイン・グラナダ)

554sbtahk

当サイト開設3年目にして初登場となる、グラナダのアルハンブラ宮殿です。と言っても、ここは宮殿の中ではなく、その前庭にあたる場所です。私は整理券を取り損ねてしまったので、残念ながら中には入れなかったのです。いつかきっと・・・
それはともかく、画像が見づらいくらい太陽の光が眩しいことがうかがえるかと思います。ちょっとびっくりするくらい枝を横に広げた、画面中央の背の低い木は、人々をアンダルシア地方の強い陽射しから守るテントの役割を果たし、心地よい木陰を作ってくれています。ベンチがちゃんとここに配置されているのは、きっと偶然ではないのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.17

43-6 マルベーリャ旧市街の広場(スペイン)

436vppmbl

なだらかな斜面上に広がるマルベーリャの旧市街には、細い路地が張り巡らされ、観光ガイドブックにいちいち名前が出ているかどうかも定かでない、画像のような小さな広場が点在しています。全体的に都市の空間がこぢんまりと造られていて、道に迷いながらそぞろ歩くのが楽しい、愛すべき街並みです。

広場には、強い日光を浴びて淡く色褪せたレンガが敷き詰められ、植込み等には所々花も咲いているようです。街灯はクラシカルなデザインで立っています。広場を取り囲む背の低い建物は、どれもアンダルシア地方の「白い村」を思わせる白い壁で塗られ、オレンジ色の屋根瓦や、色とりどりのオーニング、窓辺のアイアン・レース等がよく映えています。南国らしい明るさとかわいらしさに溢れた小さな広場の風景です。

※関連バックナンバー 27-6「ナランホス広場のテラス席」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.10

31-5 マルベーリャ(スペイン)

315rstmbl

地中海へと延びる突堤、白い砂浜、藁葺き屋根のような(すみません、ヴォキャブラリが少なくて・・・)パラソルがリゾート感を盛り上げています。

マルベーリャという街については以前にも取り上げてはいるのですが、ここはスペイン南部の、英国資本によって開発されたコスタ・デル・ソル(太陽海岸)と呼ばれる高級リゾート地域で、海沿いには高層のリゾート・ホテルが建ち並んでいます。スペインでは大都市や観光地ですら英語があまり通じないことも多いのですが、ここではスペイン語より英語の方が多く聞こえ、両替商がやたらと目立つ国際的なリゾートで、サウジアラビア王族が訪れた際には巨額のお金を落としていき、街が大いに潤ったというエピソードも残されています。大通りには高級ブランド・ショップも多く、行き交う人誰もが裕福そうに見えるスノビッシュな雰囲気です。週末の夜、華やぐ街を散策するのは楽しかったのですが、汚い身なりのバックパッカーには居心地が悪い街でした。そういえば東洋人の姿はまったく見かけませんでしたねぇ。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2007.05.12

27-6 ナランホス広場のテラス席(スペイン・マルベーリャ)

2706

このサイト初登場となるマルベーリャは、スペイン南部のコスタ・デル・ソル(太陽の海岸)と呼ばれるリゾート地帯に位置しており、その中でも特に世界中のセレブリティに愛される高級リゾート地として知られています。海岸線と平行に走る大通りから海側は、高層のリゾート・ホテル群が建ち並んで、ブランド・ショップなども多く、華やかでスノビッシュな雰囲気が漂っています。私はこの街がとても気に入ったのですが、街の方が私のような汚い身なりの旅行者を歓迎してくれたかどうか・・・(笑)。

今回取り上げる風景は、大通りより北側の旧市街のものです。こちらはこぢんまりとしたアンダルシア地方の昔ながらの「白い村」といった雰囲気で、新市街とはまた違った風景が楽しめます。

このナランホス(スペイン語でオレンジを意味)広場は旧市街の中心となる小さな広場で、その名の通りオレンジの木がたくさん植わっています。木の背丈が低いので視界に入る緑の量がとても多く感じられます。この小さな広場が、夜になると一面テラス席で埋まり、屋根のない食堂といった様相を呈します。テーブルにかかったクロスを見る限り、この店もさぞかしお高いんでしょうね・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.02

21-1 サンタフスタ駅(スペイン・セヴィーリャ)

211

セヴィーリャは大航海時代には既に栄えていた都市で、世界史の教科書にもよく名前が出てくるので、古い街というイメージを勝手に抱いていたのですが、この駅は非常にモダンです。1992年に万博が開かれ、それに合わせてマドリード・アトーチャ駅とを結ぶスペイン版新幹線「AVE」の終着駅として新たに建設されたからです。
この写真はコンコースからプラットフォームを見たもので、AVEの車両が2編成停まっています。列車も最新型ですが、プラットフォームや柱等、つるつるコンクリート打ちっ放しの空間が非常にモダンな印象を与えます。プラットフォームには、日本ではあまり見たことがないのですがベルトコンベアーのような、段差がなく傾斜が非常に緩いエレベーターで下っていきます。スーツケース等大きな荷物を持っていてもスムーズに移動できるというわけです。
ちなみに私は建築的なディテールにはほとんど興味がないのですが、このヴォールト屋根の金属製の梁(?)の先端部の形が、悪魔のしっぽみたいで何か面白いな、と思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.10.29

14-7 ユダヤ人街の路地(スペイン・コルドバ)

147コルドバは、かつてイスラム教徒の支配下に置かれていた時代には、100万の人口を誇る世界一の大都市として栄えた古都です。そんな過去の栄光を反映してか、旧市街の風景にはどことなく気品が感じられます。
写真は「ユダヤ人街」と呼ばれる地区の、住宅街の路地を、勝手に撮ったものです。白い建物の窓辺に色とりどりの花が飾られ、南国らしさを感じます。路地の舗装もきめ細かくて美しいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.10.17

14-1 シエルペス通り(スペイン・セヴィーリャ)

141闘牛で有名なアンダルシア地方の都市・セヴィーリャの、この細い路地が、一応目抜き通りなんだそうです。人間は大通りより、こういう細い道の方に集まりたくなるような習性があるんでしょうか。セヴィーリャは、私が初めて出会ったヨーロッパの都市で、地図を見た時は迷路のようなわかりにくい構造だと感じたのですが、旧市街の外側から道なりに歩いていくうちになんとなく街の中心へと自然に導かれていき、いつの間にかこの通りに辿り着くことができました。
ところで、この目抜き通りですが、ほとんどの店がシャッターを降ろし、店の前には通りに沿ってたくさんの椅子が並べられています。これは、ちょうど訪れた時が「セマナ・サンタ」という有名な祭りの直前で、その準備をしていたからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)