96-20 ミッションビーチ その2(沖縄県恩納村)
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リゾート・ホテル密集エリアである恩納村(おんなそん)の海岸沿いを貫く大動脈・国道58号を走っていても、入口がわかりにくくて通り過ぎてしまうような、隠れ家的雰囲気の穴場ビーチです。
マリン・スポーツやシュノーケリング、ダイビングも楽しめるようになっているこのビーチは、元々はカトリック教会が管理する日曜学校のサマーキャンプ場というニッチな目的のために利用されていた場所だそうで、緑の芝生の向こうに砂浜が続くというアメリカンなテイストのプライベート・ビーチです。真っ白なテラスデッキとパラソルがトロピカルで、「ミッション」というカリフォルニアにありそうな名前も気に入りました。
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前回(96-17)に続いて、「デポアイランド」を取り上げています。
この「街並み」の何より最大の特徴は、建物の外壁がとにかくカラフルなことです。基本的にその色づかいは、ジェラート・ショップに行くと身体に悪そうな食品添加物を大量に使ったこんなフレーヴァーが並んでるよなぁ…と思うような派手でけばけばしいもので、その上わざと色褪せたように塗装し、古く見せているかのようです。
この蛍光色のカラーリングは、私が今まで訪れた場所で例えると…メキシコの都市の風景のようだと思いました。沖縄とメキシコの文化って、なんか親和性が高いように私は感じています。まぁ、温暖な気候の他に共通点と言えば…ただ単に沖縄の人々がタコライスが好きだ、っていうだけの話なんですが…(笑)。
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10年以上前に当サイトでご紹介した「アメリカンビレッジ」の隣接地にオープンした…というべきか、ここもその一部に含まれるのかがいまいちよくわからないのですが…とにかく近年北谷(ちゃたん)町に新たに加わったスポットです。
ここは130を超える店舗が集積する商業施設なのですが、ショッピング・モールのように1つひとつのフロア床面積を広くとった平面的な建物ではなく、海外のどこかの都市に実際にありそうな、ペンシル・ビルが密集した街並みを模し、並木や街灯を備えた街路が通されているのが特徴です。エリア内にホテルが立地していることもあって全体的に建物が高く感じ、この手の商業施設としては珍しく、路面から離れた3~5階にまで店舗が入居しているようです。そして建物の外壁の色彩が…(以下、次回)。
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沖縄の玄関口・那覇空港の滑走路の延長線上わずか数百mの距離にある「瀬長島」に、2015年にオープンした商業施設です。この施設の大きな特徴は、それぞれ1~3軒の飲食店や雑貨店等が入った20程の小さな四角い建物が、東シナ海に面して扇形に広がった丘の斜面上にテラス状に展開され、その間に細い路地と階段が張り巡らされている、という空間構成にあります。
立地環境だけで見ると、南イタリアやギリシャの海沿いにありそうな街のようで、そんな土地の風景からインスピレーションを得たのか、環境全体が白で統一され、南国の強烈な陽射しを眩しく反射させています。しかし、テーマパークのように、例えば「イタリア風」「ギリシャ風」といったそれ以上の空間的な造り込みがなされているわけでもなく、かといってシンプルさを追及して建築的に新しい価値が生み出されているというわけでもなく、「オーシャン・ビューの傾斜地」「空港至近」という恵まれた土地の条件に甘えて、いかにも観光客目当てに見映えのいいテナントを集めただけという、若干のチープさも感じられます。(ちょっと言い過ぎですかね?)
さて、私の手元にはこの施設のリーフレットがあり、施設全体の、おそらく開業当時の夜景の写真が載っています。こうした写真には完成したばかりの頃のものが使われることが多いように思います。なぜならその時点がいちばん汚れが少なく、美しく見えるから(本来、建築とか都市というものは時間が経っても、あるいは経てば経つほど味わいが出て、魅力的になっていくように造られるのが理想だと思うのですが…)。しかし、この施設に関して言えば、今の風景の方が美しく見えると思います。なぜなら、海岸に沿った施設外周道路の電線類地中化が開業後に行われ、風景にそぐわない邪魔な電柱が無くなりすっきりとしたからです。もしよかったら、検索サイトを開いて画像を見比べてみてください。
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前回・前々回(96-11,12)、琉球王国時代の城(グスク)の形態をイメージしたという「沖縄県立博物館・美術館」をご紹介しましたが、今回はその「引用元」である、本物のグスク・首里城を取り上げます。是非見比べてみてください。ここは以前にも日中訪れたことがあるのですが、今回は夜のライト・アップを見に来ました。小高い丘陵の尾根上に聳える「紅い城」が、光に照らされて夜空に浮かび上がる姿は、遠くから眺めると、スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿のようでした(夜景は実際に見たことはないのですが)。
所々にコケや草木が顔を出している石垣が長く曲がりくねった夜の城の外縁は、人気(ひとけ)のない真っ暗がりですが、そんな中、石垣に沿ってほぼ等間隔に地上に置かれた投光器が上空に向かって光の筋をつくり、雲の形がわかるほど微かに空を明るくしています。「風雲急を告げる」という言葉が似合う、何か歴史的な事件でも起きそうな緊張感すら漂わせる、夜の風景です。
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先日来ご紹介している「那覇新都心」内にある施設です。2008年度のグッドデザイン賞をはじめ様々な賞を受けているこの建築は琉球王国時代の城(グスク)の形態をイメージしているそうですが、その角錐台状に築かれたコンクリートの小山のヴォリュームが重苦しく、まさに城の石垣のような威圧感があります。そして、強い風雨に晒され続けている外壁の汚れっぷりに、私はなぜか沖縄っぽさを感じてしまいます。
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