J-2 北関東・甲信越

2011.04.07

76-6 笛吹川フルーツ公園(山梨県山梨市)

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なだらかな斜面の扇状地上に広がる公園で、流れる水で戯れる親子連れで賑わう風景が微笑ましかったので、取り上げてみました。

背後に見える3次元曲面の白いネットで覆われたような建造物は、著名な建築家・長谷川逸子氏の設計による温室です。かつてコマーシャル・フィルムに出演されていた時(※)、「果物の種が飛来してきたような・・・」なんてコメントされていたことを覚えています。

ちなみにこの画像からは窺い知れないとは思いますが、この公園の「売り」は、「新日本三大夜景」にも選定されたほどの、眼下に広がる甲府盆地の眺めの良さで、遠く富士山を望む絶景露天風呂で人気の「ほったらかし温泉」も、ここから歩・・・けなくもない距離にあります。

※関連バックナンバー
 200712月 42-2「湘南台文化センター」(J-3.2 神奈川)

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2011.04.04

76-3 つくばセンター(茨城県つくば市)

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よくある駅前広場のバス・ターミナルの風景、と言えなくもないショットですが、それにしては駅舎や線路敷の姿が見当たりません。それもそのはず、駅(つくばエクスプレス・つくば駅)はこの広場の地下に乗り入れているので、地上では見えないのです。

と言うより、ここは鉄道が開通する遥か以前から、1960年代以降国策によって開発された筑波研究学園都市の交通の拠点として、東京都心とを結ぶ高速バスが頻発するようなバス・ターミナルが整備されていて、そこに何十年も経過してから鉄道がやってきて駅ができたため、結果的に駅前広場のようになったという、普通とは逆のパターンによって成立した交通広場なのです。

ニュータウンの都心部は高い建物が密集することなく、ゆとりを持って建てられており、電線類も地中化されているので、空が広く、風景が整然として感じられ、自然発生的に成立した一般的な都市の中心部の駅前とはだいぶ様相を異にしています。

※関連バックナンバー
 2008年1月 44-3「筑波研究学園都市の道路」(J-2 北関東・甲信越)

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2011.04.03

76-2 今井ニュータウン(長野県長野市)

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前回(76-1)に引き続き、長野市内の一風景をお届けいたします。

ここは市営住宅、公務員住宅、社宅等で構成された、開発面積約19ha、総戸数約1,100戸のプロジェクトで、7つに分かれた街区ごとに我が国を代表する建築家がそれぞれ、機能・意匠に工夫を凝らした個性的な集合住宅を設計している、言わば「デザイナーズ・ニュータウン」です。

街区ごとに異なる設計者を起用しながらも景観に統一感を持たせるよう、ニュータウン全体ではデザイン調整が行われており、華美な色彩を排除し白を基調としたモノトーンの、現代建築による街並みが形成されています。一般的な民間分譲マンションのようにキャッチーな外観で商業的に媚びたりしない、ストイックなデザインの建物群は、のどかな地方都市郊外の田園風景の中で一際異彩を放っています。

ちなみに、この「ニュータウン」に関して最も特筆すべきなのは、ここが1998年開催の長野オリンピックの選手村として建設された、という事実で、画像の場所「中央広場」の路面には、それを記念した五輪マークの銘板が埋められています。

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2011.04.02

76-1 善光寺表参道(長野県長野市)

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「TOKYO日帰り圏」をテーマに謳う今回のシリーズは、1997年の新幹線開通によって、東京から2時間足らずで行けるようになってしまった長野県長野市からスタートします! こんな東京から相当離れた土地をも日帰り圏に変えてしまうのですから、「新幹線」というインフラの持つ力は絶大です。おかげで観光客は長野にわざわざ泊まらなくなってしまって、宿泊業者は大打撃だったなんて話も聞きましたが・・・。

前置きはともかく、今回取り上げるのは、長野市のシンボル、というか、これがなければこの街は成立し得なかったのではないかというくらい大きな存在である「善光寺」の表参道です。

ネットで調べた範囲ではあまり情報が得られませんでしたが、やはりここではわざわざ景観整備事業が行われていたようで、空を覆う電線類は見当たらず、歩道との段差が小さく一体感のある車道は一般的なアスファルト舗装ではなく黒く大きな石(タイル?)が敷き詰められ、沿道の建物は黒い瓦に白壁の蔵造りで揃えられていて、長野という街の「顔」となる空間にふさわしい、落ち着きと風格の感じられる景観が形成されています。

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2009.01.22

68-3 朱鷺メッセ(新潟市)

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「ときめっせ」と読みます。信濃川河口に近い新潟港の一角の再開発によって生まれた、コンベンション・センター、オフィス、ホテル等からなる複合施設です。新潟県の県の鳥から命名されたわけですが、何だか素敵なトキメキがありそうなネーミングですね。(笑)

画像の場所は全長350mの屋内歩廊「エスプラナード」で、縦と横の直線だけで構成されたシンプルなガラス張りの空間がどこまでも果てしなく、真っ直ぐ続く様は、駅のプラットフォームのスケールをも遥かに超え、大空港のターミナル・ビルの姿を連想させます。コンベンション施設(展示場)というのはとにかく広い面積を必要とするのだということがよくわかりますね。

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2008.11.29

64-8 飯田駅(長野県)

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東京から(名古屋でもいいのですが)長野県南部の飯田市に向かうのに最も速くて便利な交通機関は、鉄道ではなく、高速バスでしょう。この地域に通じる唯一の鉄道であるJR飯田線は、「偉大なるローカル線」といった風情で、駅間距離が短い上に、急カーヴ、急勾配が多く、高速運転には向かない路線なのです。この街に遠方から鉄道でアクセスしようというのは、あまりにも時間がかかるので現実的ではありません。というわけで、「飯田市の玄関口」と紹介してしまうのはちょっと憚られる駅なのですが・・・

それはともかく、駅舎の屋根の鮮やかな紅い色、妻側の壁の白さ、全体的に丸みを帯びたデザインから、あなたは一体何を連想しますか? ・・・おそらく答えはみんな一緒でしょう。そう、「リンゴ」です。長野だから、リンゴ。実にわかりやすいですね(笑)。

・・・そう言えば、この街のシンボルは「リンゴ並木」(※)でした。当サイトでこの街を取り上げるのも、なんと5回目になります・・・。

※関連バックナンバー
2007
年4月 25-5「リンゴ並木」(J-2 北関東・甲信越)

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2008.11.05

63-3 鳥屋野潟(新潟市)

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「とやのがた」と読みます。新潟市郊外に広がる、面積1.37平方キロメートルの潟です。画像の場所は3地区に分かれて立地している鳥屋野潟公園の、「女池地区」にあたります。

この画像は、水面をかなり遠巻きに撮っています。普通このような公園は水辺に近づけるように整備を行うことが多いと思うのですが、ここにはなぜかそのような場所がありませんでした。白鳥が飛来するというこの潟を人間から遠ざけ、動植物たちにとってのサンクチュアリ(聖域)として保全しようとしているようにも感じられました。

そして対岸には、巨大な宇宙船のような形をした建物が、まるで蜃気楼のように浮かんで見えます。これは2002FIFAワールドカップの会場として建設され、現在Jリーグ・アルビレックス新潟のホーム・スタジアムとして使用されている、東北電力ビッグスワンスタジアムです。サッカー・スタジアムというのは、広さもさることながら、ものすごい高さも必要なんだな、ということがよくわかります。

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2008.07.02

55-1 リゾナーレの木(山梨県北杜市)

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今年の4月以降、当サイトでもう3回も取り上げているリゾート施設です(※)。「リゾナーレ」という単語で検索してアクセスされる方も多いようなので、よい宣伝になっているのではないか、と勝手に自負しております(笑)。
ホテル棟のエントランスにあたるピロティ(壁がなく、柱のみで構成された、地上階の半屋外空間)に、この木はあります。薄暗い空間の中で、この木の植えられた場所だけが、スポット・ライトのような眩しい太陽の光を浴びてキラキラと輝き、妙に神々しい存在感を放っている木です。


※関連バックナンバー
 2008年5月 51-1「リゾナーレ」
 2008年4月 50-7「リゾナーレ・ピーマン通り」

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2008.05.02

51-1 リゾナーレ(山梨県北杜市)

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先日取り上げたばかりの(※)リゾナーレ・ピーマン通りの裏側の風景はこんな感じです。木製のテラスと、テーブルと椅子が見えますが、通りに面した飲食店は、裏庭にあたるこちら側にはテラス席を設けているようです。高地らしい針葉樹林の風景の中では、乗馬等のアクティヴィティも行われているようです。

当サイトではこれまであまり取り上げてこなかった、高原リゾートの爽やかな緑の風景に、癒されてください。

※関連バックナンバー
 2008年4月 50-7「リゾナーレ・ピーマン通り」

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2008.04.25

50-7 リゾナーレ・ピーマン通り(山梨県北杜市)

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八ヶ岳高原にマイカル・グループが造ったリゾート施設内の風景です。私有地の中の道なので歩行者専用もへったくれもないのですが、車の通らないこの道沿いの1階部分には土産物屋や飲食店が並び、道の上ではテラス席が設けられたり、イベントが行われたりして、ほどよい賑わいが形成されています。

外国人建築家によって設計されたこの「ピーマン通り」の街並みは、現代的なデザインながら、ヨーロッパの小さな村のメイン・ストリートのような雰囲気が醸し出されている空間です。この通り沿いの建物の2階・3階部分は宿泊施設のゲストルームとなっているようです。通りの裏側は雄大な緑の高原の風景が広がっていますが、通りの方を見ればアーバンな賑わいがあるという、正反対な二つの要素が楽しめる点が、リゾート・ホテルとしてはユニークな造り方なのかな、と思います。

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