J-4.1 東京23区

2009.03.05

71-4 九品仏川緑道(東京都)

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東京・自由が丘の商業地区の南端に位置し、その名のとおり、近年小河川を暗渠化した上に整備された、桜並木と石畳の遊歩道です。全般的に自由が丘の中心部は道路幅員が狭いのですが、唯一この通りだけは幅員15m程とゆったりしており、車通りが少ないこともあって、プランターやベンチが配されるなど、開放感のある貴重なオープン・スペースとして広場的な利用がなされています。沿道には通りに顔を向けたおしゃれなオープン・カフェもいくつか見られます。また、自由が丘の中では比較的最近になって発展してきたゾーンのためか、やや新しく大きめの商業ビルが建ち並び、有名なブランド・ショップの立地も目立ちます。

かつてこの街には駐輪場というものが全く存在せず、東急電鉄東横線の特急が停まる主要駅を出てすぐの、この通りの中央部(現在プランターやベンチが置かれている部分)は放置自転車で埋め尽くされ、せっかくの空間が台無しだったのですが、数年前、街にとって悲願であった立体駐輪場がすぐ近くにオープンしたおかげで放置自転車は消え、魅力的な憩いの空間へと甦りました。

※関連バックナンバー
2007
年1月 19-5「自由が丘マリクレールまつり」(J-4.1 東京23区)

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2009.02.14

69-7 上野公園の売店(東京都台東区)

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東京23区内でも、台東区からは初のエントリーです。

みすぼらしいあばら家の周囲にごちゃごちゃと商品が並び、たくさんの幟(のぼり)が掲げられた雑然とした風景なのですが、いかにも昔ながらの駄菓子屋といった風情に、愛おしくなるような懐かしさを感じてしまいます。

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2008.12.13

65-7 東京メトロ副都心線渋谷駅(東京都)

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世界中どこでもそうだと思いますが、複数の路線を運営する鉄道事業者は、それぞれの路線にシンボル・カラーを設定し、利用者がわかりやすいように配慮しています。東京メトロの場合、銀座線はオレンジ、半蔵門線は紫、東急電鉄の場合、東横線は赤、田園都市線は緑、といった具合に。

今年できたばかりの(※)この駅のコンコースでは、それぞれの路線への乗り換え表示を、大胆にも壁面を床から天井まで目いっぱい使って、シンボル・カラーに塗られたアクリル板(?)を背後から光らせることで表現してしまいました。表示が大きくわかりやすくなっただけでなく、駅構内のデザインのアクセントともなり、空間が華やぎますよね。

※関連バックナンバー
2008
年7月 56-1「東京メトロ副都心線渋谷駅」

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2008.11.21

64-4 田園調布駅(東京都大田区)

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日本の高級住宅街の代名詞のような田園調布の街は、この駅前広場を中心に、放射状、同心円状の街路パターンが広がっており、この駅舎はまさに街の物理的な重心に位置しています。今でこそ、この街は周囲を高密な市街地に取り囲まれてしまっていますが、ここが開発された大正時代には、東京の辺境(フロンティア)に位置する、その名のとおり「田園」だったはずで、その頃の日本の農場や牧場には、こんな屋根の形をした洋館が広い平原の中にぽつんと建っていたんだろうな、と思わされるような、田園ののどかさをイメージさせ、田園生活の魅力をアピールするかのようなデザインの駅舎です。

ところでこの建物は、ここを走る東急電鉄東横線が地下化されたことによって、駅舎としての機能は必要なくなり、一時的に解体されたのですが、2000年に復元され、現在は地下駅へと通じるゲートとして象徴的な役割を果たしています。東急電鉄の前身である目黒蒲田電鉄は、都心とこの街を結ぶことを目的に設立された鉄道です。つまり、この街は言わば、東急グループにとっては「発祥の地」であり、そのシンボルでもあるこの「神聖な」駅舎を、用済みになったからといってないがしろにするわけにはいかなかったのでしょう。

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2008.11.18

64-1 東京駅(東京都千代田区)

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言わずと知れた、日本を代表する駅の駅舎で、2003年春に、リニューアル・オープン直後の丸ビル(丸の内ビルディング)の上から撮ったものです。

画面の駅舎は、東京大空襲で破損した先代に代わり、規模を一回り縮小して1947年に修復されたものなのですが、200811月現在、3年後の完成を目指して「本来の姿に近い形態に復原する」増築工事を行っているらしいです。

・・・ですが、この駅舎じゃダメなんですかね? 赤レンガと白い石のボーダーの外壁と三角屋根の建物は、前庭のような駅前広場の風景と相俟って十分歴史と風格を感じさせるものだと思うのですが。何よりこの姿にはもう見慣れて愛着もあります。だいたい戦後60年経った21世紀の現在、以前の駅舎の姿を覚えていて、それに戻したいと本気で考えている人がどれ程いるのだろうかと考えると、あまり意味が無いような感じもします。

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2008.10.12

61-6 等々力渓谷(東京都世田谷区)

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多摩川の河岸段丘上に広がる世田谷の高級住宅街の、その平坦な台地を鋭く切り裂くように、多摩川の支流・谷沢川が流れ、その細く、深い谷間が等々力(とどろき)渓谷と呼ばれています。長い階段をひたすら下ってたどり着く、画像のような緑に覆われた風景は上界の市街地とはまるで別世界で、とても東京23区内のものとは思えません。私は以前、当時サーヴィスを開始してまだ間もなかったPHSが、この渓谷に降りた瞬間、圏外になってしまい、唖然とした経験があります。

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2008.07.24

56-6 汐留駅(東京都港区)

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東京都営地下鉄大江戸線の駅と、再開発地区「汐留シオサイト」(※)をつなぐ、地下空間の画像です。全体的に淡い色使いが目立ち、天井から照らすダウンライト群、細かい泡が昇っていくグラスに注いだばかりのビールのような(色的にハーフ&ハーフ?)円柱のデザイン、きめ細かなタイルによって描かれた渦のような床の模様等、明るさと清潔感に溢れた空間となっています。完成後まもなく訪れた時に撮った画像なので、なおさらそう感じられます。


※関連バックナンバー
 200712月 42-5「汐留シオサイト」

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2008.07.15

56-1 東京メトロ副都心線渋谷駅(東京都)

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先月開業したばかりの「東京最後の地下鉄」は、その名のとおり渋谷、新宿、池袋という、東京の3つの主要な副都心を結んで走ることから、巷では非常に大きな話題となっているようです。
副都心線は建築的にも注目を集めており、渋谷駅は世界的に活躍されている建築家・安藤忠雄氏の設計によるものです。そのテーマは「地宙船(地中の宇宙船)」というもので、確かに、かすかに薄暗く包まれているような地下らしさと同時に、宇宙船の内部のような未来的な印象をも抱かされる空間です。プラットフォームには新しい路線らしくホームドア(Platform Screen Door)が設置されていますし、メタリックな流線形デザインのベンチにも未来を感じます。
私は彼の建築に特に強い思い入れはなく、それほど詳しくもないのですが、天井やベンチの背もたれ部分の、光の反射の鈍い質感がクールで、もしかしたらそんなところへのこだわりが安藤氏らしいのかな・・・などと思ったりしました。

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2008.07.04

55-2 世田谷美術館の木(東京都)

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以前にご紹介した、砧公園(※)の一角に位置する、美術館の前庭の画像です。ちなみに、建物を設計されたのは、私が好感を持てる建築作品を多く手がけられた、故・内井昭蔵さんです。
画像奥の方には、ヒマラヤ杉らしき木々が多く見えますが、手前のこの大木もそうなのでしょうか(違っていたらすみません)。この場所に相応しく、幹の質感や、枝の張り具合などが、まるでアートのように見える木です。幹の周りはロータリー状になっていて、腰掛けられるようになっているので、きっとこの木を中心に、人々が集い、憩い、語らう、といった姿が想定されているのでしょう。

※関連バックナンバー
 2008年5月 51-2「砧公園」

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2008.06.19

54-2 浜離宮恩賜庭園の橋(東京都港区)

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「潮入の池」にかかる、折れ曲がった平面形状を持つ木の橋です。
このアングルから撮ると、遠くに聳える未来のメガロポリス(汐留シオサイトの高層ビル群)から、生い茂る森を抜けて、水面を渡ってくるという、時空を越えた架け橋のように見えるのが面白いです。


※関連バックナンバー
 2007年8月 34-3「浜離宮恩賜庭園と汐留シオサイト」(J-4.1 東京23区)

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