J-12 (京阪神)

2017.04.14

92-6 天龍寺大方丈(京都市)

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「大方丈」は英語で”Main Hall”と訳されていたので、「本堂」といったところでしょうか。英語を介して日本語の意味を知るというのも妙な話ですが…。前回(92-5)ご紹介した画像と逆の方向から撮ると、この「大方丈」が映ります。それとともに、紅葉に囲まれた池の風景を見物している人々で境内がごった返している様子が目に入ります。正直、寺らしい静かな環境でゆっくり落ち着いて景色を堪能できるという雰囲気ではありませんでした。平日ですらこの状態なのですから、秋に京都を訪れるということは相当の混雑を覚悟しろ、ということなのでしょう。

 

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2017.04.13

92-5 天龍寺曹源池庭園(京都市)

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昨年の「そうだ京都、行こう。」のコマーシャル・フィルムで取り上げられたのを見て、立ち寄ってみたのがこの天龍寺です。JR東海のこのキャンペーンはもう20年以上続いているわけですが、それでも未だにネタが尽きない京都という都市の懐の深さを実感させられます。嵯峨嵐山はこれまでも何度か訪れていたのに、恥ずかしながらそれまで私はこの寺の名前も場所も知らなかったのですが、有名な渡月橋のあたりまでもかつては寺域としていたという、東京・芝でいうところの増上寺のような、この地域における大地主的存在の寺院だったらしいです。

私が訪れたこの時期の紅葉の状態は「色づき始め」というそうです。燃え立つような真っ赤に染まる風景もいいですが、赤・黄・緑等、様々な色が混じったこの感じも悪くありませんね。プロのカメラマンの方のようには上手に撮れず、私の写真ではこの庭園の魅力が十分に伝えられてはいませんが、広い池の水面に青空や色とりどりの木々の姿が鏡のように映り込んでいる風景は、訪れて見る価値のあるものだと思います。

 

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2017.04.12

92-4 京都鉄道博物館・スカイテラスからの眺め(京都市)

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JR京都駅から、頑張れば何とか歩ける距離にある梅小路公園内に(近くにJR嵯峨野線の新駅が建設中らしく、その完成が待たれます)、昨年春に開館したばかりの「京都鉄道博物館」は、大変な人気を博しているようです。個人的には、首都圏にある「鉄道博物館」に比べて展示の内容がちょっと物足りないな、と感じてしまったのですが…。

 

そんな中、この「スカイテラス」からの眺めに、唯一「来た甲斐」を見出すことができました(失礼な言い方で申し訳ありませんが)。この博物館はJRの線路沿いに立地しているので、京都駅を発着する新幹線の姿を拝むことができます。そしてその背後には京都の街並みと、霞む空の中に浮かび上がる東寺の五重塔のシルエット…。「新幹線」と「五重塔」という、外国人が好みそうな東洋、あるいは日本らしさを象徴するような組み合わせのある風景が望めます。

 

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2017.04.10

92-3 梅田阪急ビル南北コンコース(大阪市)

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関西では圧倒的なブランド・イメージを誇っている阪急電鉄は、創立時から鉄道を中心とした都市開発、流通事業を一体的に進め、高級住宅地、遊園地、野球場、高等教育機関等を沿線に誘致し鉄道事業との相乗効果を上げるという、日本の私鉄経営のモデルを築き上げ、大阪・梅田に世界初のターミナル・デパートである阪急百貨店を開業させました。その駅と百貨店を結んでいたかつてのコンコースは、高い天井にステンドグラス、壁画やシャンデリアを備えたヨーロッパの大聖堂の回廊や宮殿を思わせるような荘厳な空間で、首都圏在住の私は初めて見た時圧倒され、関西経済の底力を感じたものですが、それっきり二度と目にする機会もないまま建替えによって解体されてしまっていたのでした。

今回ご紹介する画像は、その建替えによって近年新しく生まれた2層吹き抜けのコンコースです。旧コンコースが持っていたゴージャスさのエッセンスは受け継ぎながらも、巨大な天井の照明や何列にも並ぶダウンライトがより明るく、きらびやかな空間を生み出しています。そしてただ新しさに走るのではなく、所々に格子状やアール・ヌーボー風の形の窓を取り入れるなど、レトロでオリエンタルなテイストが伝統の重みのようなものも感じさせてくれています。

 

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2017.04.09

92-2 JR大阪駅(大阪市)

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ヨーロッパの大都市の昔ながらのターミナル駅には、「トレイン・シェッド」と呼ばれる、複数のプラットフォームと線路を覆う大屋根がよく見られます(残念ながら当サイトのバックナンバーではなかなかよい事例がご紹介できないのですが)。発着する列車や行き交う乗客たちの喧騒がこだまする大屋根の下のその壮大な空間は旅情をそそるもので、日本にはどうしてそういった大屋根を持った駅がないのだろう、と常々物足りなく感じていたのですが、それがついに大阪駅において実現したと知りました。それも欧米の真似事の伝統的なドーム屋根ではなく、自然光が差し込む直線的な片流れの屋根という21世紀らしいスタイルで。これは是非見に行かねば、と足を運んだわけです。

JR大阪駅は線路が東西に貫き、その両側南北に駅ビルが建つ、という構造になっています。線路の上に橋上駅舎が跨り、その上に画面左側の「時空(とき)の広場」があり、南北の駅ビルを繋いでいます。背後には棟数で東京・新宿をも凌ぐと言われる梅田・中之島の高層ビル群のスカイラインが望め、このレヴェルでも十分線路の遥か上空にいる気分が味わえるのですが、そのさらに上部に、最も高い地点では約50mに達するという大屋根が掛けられたのです。

それに伴って、各プラットフォームに掛かっていた上屋は端部を残して撤去される…はずだったのですが、横から雨が吹き込むことが判明し、改めて透明なガラス製の屋根が設置されたのだそうです。…っていうか、こんだけ屋根が高けりゃ、そりゃあ雨だって入ってくるだろ。気づけよ。せっかくのトレイン・シェッドが台無しじゃん…と思いましたが(苦笑)。

 

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2017.04.08

92-1 うめきた広場の夜景(大阪市)

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西日本最大の駅であるJR大阪駅の北口には、かつて「梅田貨物駅」を中心とする約24haの「梅田北ヤード」が広がっていました。そんな「大阪最後の一等地」の内、東側約7haが「グランフロント大阪」として先行開発され、4棟の高層ビルにショッピング・モール、レストラン・カフェ、オフィス、ホテル、コンベンション・センター、劇場、分譲住宅といった都市機能が複合的に導入されました。2013年に開業したこの再開発地区の入口部分に設けられたのが面積約1haのこの「うめきた広場」です。

この広場は駅前によくありがちなバスとタクシーで埋め尽くされた交通広場ではなく、純粋に歩行者のための広場で、広場内にある地上2階建ての商業・多目的ホール「うめきたSHIP」の建築も含め、滝も流れる広い空間全体が現代アートのようなランドスケープとなっています。正面に見える2011年オープンの駅ビル「大阪ステーションシティ」の、ダイナミックな吹き抜けを持つ「ノースゲートビルディング」が、フランス・パリ郊外の新都心「ラ・デファンス」の新凱旋門(グランド・アルシュ)のようにも見えます。そのアーチの内側の空間を縦に、横に、そして斜めに、ブリッジや階段、エスカレータ、エレベータが3Dに行き交っている様に近未来が感じられます。

 

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2010.03.29

74-10 須磨浦公園から見た神戸市街(神戸市)

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神戸市街の西のはずれの山の上に位置する、眺めの良い公園の展望台からの眺めです。最寄りとなる山陽電鉄・須磨浦公園駅の駅前は「昭和の観光地」といった匂いがプンプン漂う風景です。その駅前からロープウェイに乗り、さらに「カーレーター」という、全区間に渡ってシェルターの架かった構造物の中をベルトコンベアで動くゴンドラのような、乗り心地の悪い不思議な乗り物に乗り換えるとこの展望台までたどり着きます。

このような画像を見ると、神戸というのはビーチを極めて身近に感じられる街なんだな、と改めて認識させられます。何せ、画像のほぼ中央部に見えるJR神戸線(山陽本線)須磨駅の南口を出るとすぐ砂浜なのですから。人口150万人を超える大都市に隣接して、日あたりが良く視界の開けた明るく美しい海水浴場があるなんて、ちょっとロサンゼルスっぽいですね。神戸は素晴らしい環境に恵まれていてうらやましいです。

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2010.03.28

74-9 須磨海浜公園のベンチ(神戸市)

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須磨海浜公園は、海水浴場、水族館、球技場、ヨットハーバー、国民宿舎等を有する須磨海岸沿いの公園です。

今回の主役は、ここに置かれた白いベンチ群です。これらには夏の海沿いの強い陽射しを遮るためか、それぞれにヴォールト状の庇が付けられているのですが、それらがこのように若干不規則なカーヴを描きながら一列に並ぶと、白いヴォールトがまるで須磨海岸に押し寄せるさざ波のように見える・・・というアートのようなベンチになっています。

真っ青な空をバックに、羽を広げたカモメの群れのようにも見える白が眩いですね。この日の神戸は、ほんとうに天気がよかった!

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2010.03.27

74-8 神戸モザイク(神戸市)

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前々回、前回(74-6,7)取り上げたメリケンパークとは水面を隔てた対岸に位置する大規模な再開発地区「神戸ハーバーランド」にある複合商業施設がここ「神戸モザイク」です。両側を海と運河に挟まれた敷地条件のオープン・モールですが、今回のショットはその2~3階部分にある「太陽通り」と呼ばれる空間のものです。

ここは大きなショッピング・モールの中の一部でありながら、南ヨーロッパの小さな都市の街並みを思わせるように、小さな建物が集まってできたようなヒューマン・スケールが実現され、お洒落に演出されています。「太陽通り」のネーミングにふさわしく、建物の外壁や床の舗装に使われている建材の淡く明るい色合いが、突き抜けるような青空によく映えていますね。

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2010.03.26

74-7 メリケンシアター(神戸市)

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前回(74-6)と同じく、「メリケンパーク」の中の風景です。

真ん中をきれいに四角く窓のように切り抜かれた巨大な岩が立ち、その前に人が集まっているかのように、大きさも形もちょっぴり不揃いな石が、規則正しく並んでいます。窓からは船が行き交う港の風景がよく見えます。

私は初めてこのモニュメントを見た時、何かしらの強烈なメッセージを感じたのですが、それが何を表しているのかまではわかりませんでした。1995年、この地域に大きな被害をもたらした阪神淡路大震災の被災者の方々を鎮魂する意味があるのかな、などと考えてもみたのですが・・・

後日調べてみたところ、このモニュメントは「メリケンシアター」と名付けられており、日本初の外国映画が神戸で上映されたことと、「喜劇王」チャップリンがこの地に上陸したことを記念して1987年に造られたものだということです。窓かと思ったのは映画のスクリーンだったんですね。それにしてはちょっと小さいので「街頭テレビ」といった感じもしますが・・・。

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